神経鞘腫は頭頸部領域において比較的多くみられ,良性軟部組織腫瘍中,血管腫,脂肪腫に次いで多い1)。発症部位は頭頸部が最も多く,一般に口腔咽頭領域に発生する頻度は低い。本症例は咽頭異和感を主訴に近医受診し,偶然発見されたもので,舌根部に3×3cmの半円形の腫瘤として認められた。まず異所性甲状腺腫を疑い甲状腺シンチグラフィーを施行したが,腫瘤への集積は認めなかった。CT所見では内部均一な表在性腫瘤であったため,口腔経由で摘出術を施行した。舌根部に腫瘤を認めた場合,注意すべき点として異所性甲状腺腫の可能牲,次いで腫瘍の大きさと深達度を考慮した上で摘出のアプローチ法,さらに神経鞘腫などでも稀に認められる悪性化の再能性にも注意を要する。
舌に発生する神経鞘腫の母地としては,三叉,舌咽,迷走,舌下および鼓索神経が考えられるが,いずれの場合も同定は困難である。
雑誌目次
耳鼻咽喉科・頭頸部外科65巻4号
1993年04月発行
雑誌目次
目でみる耳鼻咽喉科
舌根部神経鞘腫
著者: 林琢巳 , 山本英一
ページ範囲:P.256 - P.257
総説
アレノレギーの発症機序
著者: 奥平博一 , 森晶夫
ページ範囲:P.259 - P.265
はじめに
抗原刺激により抗体産生が起こり,この抗体の作用により過敏症が起きることがあるということは,20世紀初頭には免疫学者達の常識になってきた。ところが,1923年CocaとCookeは“生まれつき”の過敏症があるのだという主張をした。このような素因を持った患者の家族や親類には,“生まれつき”の過敏症を持った人が多いが,過敏症の表れ方は,気管支喘息やアレルギー性鼻炎,アトピー性皮膚炎,食物アレルギー等々,多様である。このような過敏症は,抗原の注射等という意図的な抗原刺激なしに表れるにもかかわらず,特定のアレルゲン(アレルギー反応を起こす抗原:室内塵:ダニ,スギ花粉,タマゴ,イヌゲ,ネコゲ等)に対し,特異的に誘発される。この過敏症は,血清により正常人に移すことが出来るが,アレルゲンと患者血清を反応させても沈降反応を生じない等々,当時の常識からすると奇妙な性質を持っていた。このような過敏症に対して,Cocaはアトピー(atopy)という名称を与えたのである。周知のごとくisotope(同位元素)という言葉は,isoは同じ,topoは場所・位置という意味を組み合わせて作られているが,a-topyとは,あるべき場所からはずれている,変わりその,という意味なのである。アレルゲンと反応する“抗体”は,アトピック・レアギン(atopic reagin)または単にレアギン(reagin)と呼ばれた。その後,レアギンが“IgE”という独特の性質を持った免疫グロブリンであることが石坂らにより確認された1)(図1)。
原著
鼻アレルギー患者の経過—減感作療法未施行例
著者: 坂田文 , 川堀眞一 , 畑山尚生 , 長野悦治 , 海野徳二
ページ範囲:P.267 - P.271
はじめに
近年,環境や食生活などの変化からアレルギー性疾患の増加がクローズアップされている。鼻アレルギーに関しても厚生省の調査では3人に1人が罹患していると報告されている。鼻アレルギー患者はいったん罹患したらそのまま症状を持ち続けるのか,あるいは寛解の可能性があるのかは罹患率の面からも興味深い。
アレルギー素因をもった小児は,アレルギーマーチの概念が示すように幼少時よりアトピー性皮膚炎,気管支喘息,鼻アレルギーとその姿を変えながらも次々とアレルギー症状をおこしてゆくことが報告されている1)。一方では,成長するにつれ自然にこれらの症状が寛解してゆく例もある。その数は報告者によって幅があるが,約8.0%2)から58.3%3)といわれている。
特異的減感作療法による症状の改善,寛解については多くの報告があり,その改善率も70%〜80%と高く安定しているが,治療のために,特に初期は頻回に通院しなければならない,ショックなどの副作用の危険性がある,速効性ではない,などの欠点もある。
今回われわれは,減感作療法を継続して受けたことのない鼻アレルギー患者に対し,現在の鼻症状についてアンケート調査を行い,減感作療法を受けていない鼻アレルギー患者の症状の経過,特に自然に症状が消失,改善した例について検討した。
医療機関における補聴器フィッティングの実態
著者: 佐藤むつみ
ページ範囲:P.273 - P.279
はじめに
補聴器は医療用の装具でありながら,時に単なる電気機器として受け止められていたり,合理的な選択や調整がされないままに放置されていることが少なくない。近年,わが国でも補聴器のフィヅティングの必要性が認識されるようになってきたが,補聴器に一番責任があるのは耳鼻咽喉科医であることは論を待たない。今回第37回日本聴覚医学会(大和田健次郎会長,盛岡)を機会に,医療機関でどのように補聴器のフィッティングが行われているかをアンケートで調査した。今後の補聴器への取り組みを考える一助にしたい。
外鼻悪性腫瘍に対する再建方法
著者: 大野芳裕 , 加納滋 , 倉島一浩 , 行木英生
ページ範囲:P.281 - P.284
はじめに
外鼻は顔面の中央に位置し,他の部分より突出しているため,顔貌を特徴づける種々の要素のなかでもっとも重要な役割をもっているもののひとつである1)。外鼻悪性腫瘍の切除後に生じた欠損に対する修復再建には術後の外見的な面だけでなく,機能的な面も重視して計画を立てるべきである。
今回われわれは前額正中皮弁を用いて再建した外鼻悪性腫瘍症例を経験したので,これを提示し,外鼻悪性腫瘍に対する再建方法につき考察を加える。
篩骨洞より発生したと考えられた若年性血管線維腫の1例
著者: 出井教雄 , 新川敦 , 吉田泰行 , 高橋秀明 , 林智栄子 , 三宅浩郷 , 坂井真
ページ範囲:P.285 - P.289
はじめに
若年性血管線維腫は10歳代男子の上咽頭に発生することの多い良性腫瘍である。上咽頭以外に発生した血管線維腫は珍しく,われわれが調査した限りにおいて本邦では30例の報告がみられるにすぎない1〜8)。篩骨洞原発の血管線維腫は本邦での報告はなく,外国でも4例の報告9〜12)があるのみで,大変稀なものと考えられる。今回われわれは篩骨洞より発生したと考えられた血管線維腫の1例を経験したので報告する。
心臓に転移した上顎洞悪性リンパ腫の1例
著者: 小村良 , 中田将風 , 森良樹 , 川本俊治 , 小室竜太郎 , 片山正一 , 山根哲実 , 青木正則 , 串田伸一
ページ範囲:P.291 - P.295
はじめに
悪性リンパ腫の心転移はけっして少なくないことが知られているが,臨床的に心病変が主体となるような転移をきたすことはまれである。われわれは,上顎洞原発悪性リンパ腫の治療後に,伝導路障害による難治性の心不全で死亡し,剖検で心臓に高度の転移が認められた1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する。
第IV脳室底・橋被蓋出血によるOculopalatal myoclonusの1症例—眼球運動および聴覚検査所見の比較
著者: 坂田英明 , 加我君孝
ページ範囲:P.297 - P.302
はじめに
Oculopalatal myoclonusは小脳歯状核と反対側の赤核,下オリーブ核を結ぶGuillain Mollaretの三角のいずれかの障害で生じる1)とされ,神経耳科学的には眼球運動系の検査が重要な役割をしてきた。Epsteinら2)は,CT,血管撮影には異常所見を認めないが聴性脳幹反応(ABR)が脳幹障害型を示した1例を報告し,1982年Barbaraら3)は,Palatal myoclonusを示す20症例のうち脳幹障害型ABRを示した6例を報告した。われわれは,脳橋部の出血により典型的なOculopalatal myoclonusをきたした1例を経験したので,平衡,聴覚系の検査(ENG,ABR)をとくに取り上げ報告する。
低出力レーザーによる扁桃誘発試験の試み
著者: 山本真一郎 , 伊藤博隆 , 西村穣 , 北條郷明 , 櫻井隆寛 , 間宮紳一郎 , 田中伊佐武 , 宮本直哉 , 馬場駿吉
ページ範囲:P.303 - P.306
はじめに
扁桃病巣感染症疑いの症例に対して,扁桃誘発試験の結果は,扁桃摘出術の適応を決める際の重要な指標となる。しかしながら当教室における最近のデータは,これらの検査結果の陽性群の扁摘後の二次疾患の改善とは必ずしも相関していないという結果であった1)。また扁桃誘発試験の結果が陰性であったにもかかわらず,扁摘後に劇的に二次疾患が改善される症例に遭遇することもしばしば経験する。患者にとってより負担が少なく術後の二次疾患改善を推定できる診断方法の確立が各研究者によつて試みられているが,今回われわれは低出力レーザーを用いた扁桃誘発試験を試み,従来より施行されている超短波刺激法による誘発試験と比較して検討した。
1聴神経腫瘍例手術後のABR回復過程
著者: 小林謙 , 相原康孝 , 神尾友和 , 中村雅子 , 加我君孝
ページ範囲:P.325 - P.330
はじめに
聴性脳幹反応(ABR)は聴神経腫瘍の診断にCTやMRIと同様に重要な検査法である。これらの検査技術の進歩により聴神経腫瘍の早期発見が可能となり,手術により聴力保存が達成できる場合もまれではなくなった1)。手術による聴力の保存をより確実に達成するため,ABRを術中にモニターすることがしばしば行われるが2〜4),術中に,それまで反応の得られていたABRが消失することがある。その場合,聴神経の障害や内耳動脈の血行障害などが生じたものと推定され,恒久的な聴力障害の合併が疑われる。
われわれは,術後ABRが一度消失し,その後再びABRが出現,最終的には術前とほぼ同様の反応を得た聴神経腫瘍症例を経験したので若干の考察を加えて報告する。
喉頭全摘術後の代用音声
著者: 五十嵐文雄 , 野々村直文 , 川名正博 , 中野雄一
ページ範囲:P.331 - P.334
はじめに
喉頭癌は悪性腫瘍の中では予後の良い疾患で,当教室でも73.8%1)の5年生存率が得られている。しかし喉頭全摘術を余儀なくされた症例における音声リハビリテーションについては十分な取り組みがなされてきたとはいえない。この点を反省し,系統的なリハビリテーションプログラムを確立する第一段階として,当教室で喉頭癌に対して行った喉頭全摘術後の代用音声獲得状況を調査したので報告する。
鏡下咡語
大学病院医師の矛盾—何故医療職ではないのか
著者: 斎藤等
ページ範囲:P.308 - P.309
日本医師会の勤務医会員に止むを得ず入会すると,「日医ニュース」という新聞が送られてくる。そのなかに「勤務医のページ」というのがあるが,これを見る度に矛盾と憤りを感じている。というのは,大学教授以下,助手に至るまで,患者を相手に医療を行いながら待遇は医者ではなくて,教育者であることをご存じであろうか。その証拠は給与体系を見ればわかる。大学病院医師は教育職として評価され,その給与たるや勤務医の医療職に比し,相当低いのである。
少し古いけれども,図1に1991年8月10日号(図1)の「日経メディカル」に特集された,勤務医給与の実態の中の一部を引用した。大学勤務医の薄給の状態がわかると思う。最も高い医療法人・個人立病院は大学勤務医師のほぼ2倍の給与レベルになっている。他の医療機関は30代のうちに年間平均給与額が1,000万円を越えている。大学勤務医の平均給与が1,000万円を越えるのは60代に入ってからである。この年齢まで大学に残っている場合,ほぼ教授の給料と考えてよいであろう。
講座 頭頸部外科に必要な局所解剖・4
頸部の動脈(1)
著者: 佐藤達夫 , 坂本裕和
ページ範囲:P.311 - P.321
はじめに
目的器官の循環遮断は手術の中で最も重要な要素であろう。また到達路の途中で出会う血管も適切に処理しなければ視野の確保は望めない、頸部は頸動脈と鎖骨下動脈という2大血管の支配下に置かれているが,縦走する頸動脈がかなり高い位置で分枝を行うので,横走する鎖骨下動脈がこれを代償しなければならない。したがって鎖骨下動脈のカバーする範囲は広く,枝の種類も豊富である。個々の臓器の動脈分布については,その項で述べることとし,今回は主として鎖骨下動脈とその分枝形態について考えておくことにしたい。
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90巻7号(2018年6月発行)
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90巻6号(2018年5月発行)
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90巻5号(2018年4月発行)
増刊号 患者・家族への説明ガイド—正しく伝え,納得を引き出し,判断を促すために
90巻4号(2018年4月発行)
特集 基本診察・処置・手術のABC
90巻3号(2018年3月発行)
特集 頭頸部癌に対する薬物療法—最新情報
90巻2号(2018年2月発行)
特集② 知っておきたい眼科疾患の知識
90巻1号(2018年1月発行)
特集 こんなときどうする? 術中・術後のトラブル対応
89巻13号(2017年12月発行)
特集 どこが変わった頭頸部がんTNM分類
89巻12号(2017年11月発行)
特集 知っておきたい難治性副鼻腔疾患の診療
89巻11号(2017年10月発行)
特集② 知っておきたい耳鼻咽喉科の在宅医療
89巻10号(2017年9月発行)
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特集② 味と味覚障害の最前線
87巻7号(2015年6月発行)
特集 All about頭頸部再建—多彩な皮弁を使いこなす!
87巻6号(2015年5月発行)
特集 注意すべき真菌症診療の落とし穴
87巻5号(2015年4月発行)
増刊号 こんなときの対応法がわかる 耳鼻咽喉科手術ガイド
87巻4号(2015年4月発行)
特集 最新の補聴器診療—補聴器による聴覚リハビリテーション
87巻3号(2015年3月発行)
特集 痛みの鑑別診断
87巻2号(2015年2月発行)
特集 膿瘍—マネジメントとピットフォール
87巻1号(2015年1月発行)
特集 新しい治療機器
86巻13号(2014年12月発行)
特集 口腔粘膜の難治疾患への対応法
86巻12号(2014年11月発行)
特集② 創管理の最前線—知っておきたい形成外科の知識
86巻11号(2014年10月発行)
特集 インフルエンザ
86巻10号(2014年9月発行)
特集 咽頭癌・頸部食道癌の治療戦略Update
86巻9号(2014年8月発行)
特集 前庭機能検査の新展開
86巻8号(2014年7月発行)
特集② 緩和医療・支持療法を知る
86巻7号(2014年6月発行)
特集 鼻副鼻腔内視鏡手術Update
86巻6号(2014年5月発行)
特集② 歯科口腔外科の話題
86巻5号(2014年4月発行)
増刊号 画像診断パーフェクトガイド―読影のポイントとピットフォール
86巻4号(2014年4月発行)
特集 音声外科Update
86巻3号(2014年3月発行)
特集② 知っておきたい血液内科の知識―専門医の診方・治し方
86巻2号(2014年2月発行)
特集 小児難聴Update
86巻1号(2014年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の最新トピックス
85巻13号(2013年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域疾患の最新疫学
85巻12号(2013年11月発行)
特集② 耳鼻咽喉科領域のジェネリック医薬品とサプリメント
85巻11号(2013年10月発行)
特集 帰してはいけない耳鼻咽喉科外来患者
85巻10号(2013年9月発行)
特集② 知っておきたい消化器疾患の知識―専門医の診方・治し方
85巻9号(2013年8月発行)
特集 局所副腎皮質ステロイドの正しい使い方
85巻8号(2013年7月発行)
特集② 知っておきたい呼吸器疾患―専門医の診方・治し方
85巻7号(2013年6月発行)
特集 分子標的薬時代の耳鼻咽喉科診療―処方するとき,服用患者を診るときのポイント
85巻6号(2013年5月発行)
特集② 知っておきたい神経内科の知識―専門医の診方・治し方
85巻5号(2013年4月発行)
特集 急患・急変対応マニュアル―そのとき必要な処置と処方
85巻4号(2013年4月発行)
特集 身につけたいリハビリテーションの最新スキル
85巻3号(2013年3月発行)
特集② コーンビームCT活用法
85巻2号(2013年2月発行)
特集 ここまでできる外来手術
85巻1号(2013年1月発行)
特集 花粉症の治療―新たな展開
84巻13号(2012年12月発行)
特集 メニエール病Update
84巻12号(2012年11月発行)
特集② 知っておきたい小児科の知識―専門医の診方・治し方
84巻11号(2012年10月発行)
特集 扁桃とアデノイドUpdate
84巻10号(2012年9月発行)
特集② 知っておきたい眼科の知識―専門医の診方・治し方
84巻9号(2012年8月発行)
特集 HPV・EBVと頭頸部腫瘍
84巻8号(2012年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域のアンチエイジング
84巻7号(2012年6月発行)
特集 診療ガイドラインのエッセンスとその活用法
84巻6号(2012年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科手術におけるナビゲーションとモニタリング
84巻5号(2012年4月発行)
特集 最新の診療NAVI―日常診療必携
84巻4号(2012年4月発行)
特集 最新の漢方診療
84巻3号(2012年3月発行)
特集 知っておきたい精神神経科の知識―専門医の診方・治し方
84巻2号(2012年2月発行)
特集 ワクチン
84巻1号(2012年1月発行)
特集 日常診療で遭遇するトラブルへの対応
83巻13号(2011年12月発行)
特集 治りにくい症状への対応
83巻12号(2011年11月発行)
特集 知っておきたい皮膚科の知識―専門医の診方・治し方
83巻11号(2011年10月発行)
特集 こんなときどうする?―鼻科手術編
83巻10号(2011年9月発行)
特集 これを読めばPETがわかる
83巻9号(2011年8月発行)
特集 こんなときどうする?―耳科手術編
83巻8号(2011年7月発行)
特集 知っておきたい唾液腺疾患
83巻7号(2011年6月発行)
特集 こんなときどうする?―頭頸部外科編
83巻6号(2011年5月発行)
特集 最新技術―補聴器と人工中耳・人工内耳
83巻5号(2011年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科感染症の完全マスター
83巻4号(2011年4月発行)
特集 特殊疾患への対応
83巻3号(2011年3月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疼痛への対応
83巻2号(2011年2月発行)
特集 診療所における工夫―私はこうしている
83巻1号(2011年1月発行)
特集 めまい―最新のトピックス
82巻13号(2010年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科における心因性疾患とその対応
82巻12号(2010年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―書類作成と留意点
82巻11号(2010年10月発行)
特集 表在癌の新しい対応
82巻10号(2010年9月発行)
特集 好酸球関連の病変
82巻9号(2010年8月発行)
82巻8号(2010年7月発行)
82巻7号(2010年6月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域と感染症
82巻6号(2010年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の術後機能評価
82巻5号(2010年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の検査マニュアル―方法・結果とその解釈
82巻4号(2010年4月発行)
82巻3号(2010年3月発行)
特集 診療ガイドライン・診療の手引き概要
82巻2号(2010年2月発行)
82巻1号(2010年1月発行)
特集 急性感音難聴の取り扱い
81巻13号(2009年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―知っておきたい臨床解剖
81巻12号(2009年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来手技とインシデント・アクシデント
81巻11号(2009年10月発行)
特集 聴覚障害を生じる薬物
81巻10号(2009年9月発行)
特集 放射線治療における有害事象
81巻9号(2009年8月発行)
81巻8号(2009年7月発行)
81巻7号(2009年6月発行)
特集 最近の頭頸部癌治療
81巻6号(2009年5月発行)
特集 リスクマネジメント
81巻5号(2009年4月発行)
特集 頭頸部再建外科―日常臨床から理論まで
81巻4号(2009年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(3)
81巻3号(2009年3月発行)
特集 診療所で必要な救急処置
81巻2号(2009年2月発行)
81巻1号(2009年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(2)糖尿病合併者のステロイド療法
80巻13号(2008年12月発行)
特集 聴神経腫瘍の治療:症例呈示と治療原則
80巻12号(2008年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(1)小児難聴児への対応
80巻11号(2008年10月発行)
80巻10号(2008年9月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疾患とその処方例
80巻9号(2008年8月発行)
80巻8号(2008年7月発行)
特集 嚥下障害手術のコツ
80巻7号(2008年6月発行)
80巻6号(2008年5月発行)
80巻5号(2008年4月発行)
特集 オフィスサージャリー・ショートステイサージャリー
80巻4号(2008年4月発行)
特集 女性と耳鼻咽喉科疾患
80巻3号(2008年3月発行)
80巻2号(2008年2月発行)
80巻1号(2008年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―症例報告発表・論文執筆のコツ,注意点
79巻13号(2007年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来処置,手術のコツ,注意点
79巻12号(2007年11月発行)
79巻11号(2007年10月発行)
特集 地域医療との共生―術後処置の依頼と紹介
79巻10号(2007年9月発行)
79巻9号(2007年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科関連の資格等の取得について
79巻8号(2007年7月発行)
79巻7号(2007年6月発行)
特集 新生児聴覚検診の役割
79巻6号(2007年5月発行)
79巻5号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科のリハビリテーション―症例を中心に
79巻4号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の真菌感染の治療
79巻3号(2007年3月発行)
79巻2号(2007年2月発行)
特集 抗菌薬のファースト・チョイス
79巻1号(2007年1月発行)
特集 頭頸部領域の温度外傷・化学的腐食の取り扱い
78巻13号(2006年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―手術手技とコツ
78巻12号(2006年11月発行)
78巻11号(2006年10月発行)
特集 スポーツと耳鼻咽喉科疾患
78巻10号(2006年9月発行)
78巻9号(2006年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科疾患と高齢者(65歳以上)への対応
78巻8号(2006年7月発行)
78巻7号(2006年6月発行)
特集 知っておきたい耳鼻咽喉科疾患の病理
78巻6号(2006年5月発行)
78巻5号(2006年4月発行)
78巻4号(2006年4月発行)
特集 甲状腺疾患の診断と治療
78巻3号(2006年3月発行)
特集 突発性難聴の今
78巻2号(2006年2月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の疼痛
78巻1号(2006年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とウイルス
77巻13号(2005年12月発行)
77巻12号(2005年11月発行)
特集 耳管機能検査
77巻11号(2005年10月発行)
特集 副鼻腔炎
77巻10号(2005年9月発行)
特集 嗄声の診断と治療
77巻9号(2005年8月発行)
77巻8号(2005年7月発行)
特集 頸部リンパ節腫脹
77巻7号(2005年6月発行)
特集 補聴器に関する最近の変化
77巻6号(2005年5月発行)
特集 囊胞性疾患
77巻5号(2005年4月発行)
特集 聴力改善手術
77巻4号(2005年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の異物とその摘出法
77巻3号(2005年3月発行)
特集 味覚・嗅覚障害
77巻2号(2005年2月発行)
77巻1号(2005年1月発行)
特集 顔面神経麻痺
76巻13号(2004年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の癌化学療法レジメン
76巻12号(2004年11月発行)
76巻11号(2004年10月発行)
76巻10号(2004年9月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻9号(2004年8月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻8号(2004年7月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻7号(2004年6月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻6号(2004年5月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻5号(2004年4月発行)
特集 上気道アレルギーを診る
76巻4号(2004年4月発行)
特集 画像・動画の保存とプレゼンテーション
76巻3号(2004年3月発行)
特集 好酸球性中耳炎
76巻2号(2004年2月発行)
特集 人工聴覚手術の現況
76巻1号(2004年1月発行)
75巻13号(2003年12月発行)
特集 電子カルテの現在と将来
75巻12号(2003年11月発行)
75巻11号(2003年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科におけるナビゲーション手術
75巻10号(2003年9月発行)
75巻9号(2003年8月発行)
特集 いびきの治療
75巻8号(2003年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の皮膚・粘膜疾患
75巻7号(2003年6月発行)
75巻6号(2003年5月発行)
75巻5号(2003年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の機能検査―何がどこまでわかるか―
75巻4号(2003年4月発行)
75巻3号(2003年3月発行)
75巻2号(2003年2月発行)
特集 薬物による聴覚障害
75巻1号(2003年1月発行)
74巻13号(2002年12月発行)
特集 身体障害者福祉法と耳鼻咽喉科
74巻12号(2002年11月発行)
特集 急性感音難聴
74巻11号(2002年10月発行)
特集 小児の人工内耳
74巻10号(2002年9月発行)
74巻9号(2002年8月発行)
特集 難治性副鼻腔炎の治療
74巻8号(2002年7月発行)
74巻7号(2002年6月発行)
74巻6号(2002年5月発行)
特集 私のクリニック
74巻5号(2002年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科における手術の危険度
74巻4号(2002年4月発行)
74巻3号(2002年3月発行)
74巻2号(2002年2月発行)
トピックス めまいの治療
74巻1号(2002年1月発行)
トピックス 院内感染の現況とその取り扱い
73巻13号(2001年12月発行)
73巻12号(2001年11月発行)
トピックス 心身医学と耳鼻咽喉科
73巻11号(2001年10月発行)
73巻10号(2001年9月発行)
トピックス 嚥下障害
73巻9号(2001年8月発行)
73巻8号(2001年7月発行)
73巻7号(2001年6月発行)
73巻6号(2001年5月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科と遺伝子解析
73巻5号(2001年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の新しい器械,器具
73巻4号(2001年4月発行)
トピックス クリニカルパスとその周辺
73巻3号(2001年3月発行)
73巻2号(2001年2月発行)
トピックス 今話題の花粉症
73巻1号(2001年1月発行)
72巻13号(2000年12月発行)
72巻12号(2000年11月発行)
トピックス 補聴器とその適合
72巻11号(2000年10月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域のレーザー治療—その適応と成績
72巻10号(2000年9月発行)
72巻9号(2000年8月発行)
72巻8号(2000年7月発行)
72巻7号(2000年6月発行)
72巻6号(2000年5月発行)
72巻5号(2000年4月発行)
特集 全身疾患と耳鼻咽喉科
72巻4号(2000年4月発行)
72巻3号(2000年3月発行)
トピックス 結核と耳鼻咽喉科
72巻2号(2000年2月発行)
72巻1号(2000年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科と奇形
71巻13号(1999年12月発行)
71巻12号(1999年11月発行)
トピックス ことばの障害と耳鼻咽喉科
71巻11号(1999年10月発行)
71巻10号(1999年9月発行)
トピックス めまい—私の考え方
71巻9号(1999年8月発行)
71巻8号(1999年7月発行)
71巻7号(1999年6月発行)
71巻6号(1999年5月発行)
71巻5号(1999年4月発行)
特集 再建外科
71巻4号(1999年4月発行)
71巻3号(1999年3月発行)
71巻2号(1999年2月発行)
71巻1号(1999年1月発行)
70巻13号(1998年12月発行)
70巻12号(1998年11月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その3)
70巻11号(1998年10月発行)
70巻10号(1998年9月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その2)
70巻9号(1998年8月発行)
70巻8号(1998年7月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その1)
70巻7号(1998年6月発行)
70巻6号(1998年5月発行)
トピックス ベル麻痺の診断と治療—最近の知見
70巻5号(1998年4月発行)
特集 高齢者の耳鼻咽喉科・頭頸部疾患—治療とリハビリのてびき
70巻4号(1998年4月発行)
70巻3号(1998年3月発行)
70巻2号(1998年2月発行)
70巻1号(1998年1月発行)
69巻13号(1997年12月発行)
69巻12号(1997年11月発行)
トピックス 頭頸部領域の乳頭腫—その基礎と臨床
69巻11号(1997年10月発行)
69巻10号(1997年9月発行)
トピックス 鼻アレルギーの診断と治療—最近の知見
69巻9号(1997年8月発行)
69巻8号(1997年7月発行)
69巻7号(1997年6月発行)
69巻6号(1997年5月発行)
特集 外傷と耳鼻咽喉科
69巻5号(1997年5月発行)
69巻4号(1997年4月発行)
69巻3号(1997年3月発行)
69巻2号(1997年2月発行)
トピックス 口腔疾患の診断と治療
69巻1号(1997年1月発行)
68巻13号(1996年12月発行)
68巻12号(1996年11月発行)
68巻11号(1996年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科手術マニュアル—私の方法
68巻10号(1996年10月発行)
68巻9号(1996年9月発行)
68巻8号(1996年8月発行)
トピックス 聴神経腫瘍
68巻7号(1996年7月発行)
68巻6号(1996年6月発行)
68巻5号(1996年5月発行)
68巻4号(1996年4月発行)
68巻3号(1996年3月発行)
68巻2号(1996年2月発行)
68巻1号(1996年1月発行)
67巻13号(1995年12月発行)
67巻11号(1995年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の画像診断
67巻12号(1995年11月発行)
67巻10号(1995年10月発行)
トピックス ウェゲナー肉芽腫症の診断と治療
67巻9号(1995年9月発行)
67巻8号(1995年8月発行)
67巻7号(1995年7月発行)
トピックス 下咽頭・頸部食道癌の治療とその成績
67巻6号(1995年6月発行)
67巻5号(1995年5月発行)
67巻4号(1995年4月発行)
67巻3号(1995年3月発行)
トピックス 日帰り手術
67巻2号(1995年2月発行)
67巻1号(1995年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉・頭頸部領域のスポーツ外傷
66巻13号(1994年12月発行)
66巻12号(1994年11月発行)
トピックス メディカルフォトテクニック
66巻11号(1994年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域 腫脹の診断
66巻10号(1994年10月発行)
66巻9号(1994年9月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の真菌症—診断と治療
66巻8号(1994年8月発行)
66巻7号(1994年7月発行)
66巻6号(1994年6月発行)
トピックス 耳管機能とその評価
66巻5号(1994年5月発行)
66巻4号(1994年4月発行)
66巻3号(1994年3月発行)
トピックス 頭頸部領域の悪性リンパ腫
66巻2号(1994年2月発行)
66巻1号(1994年1月発行)
65巻13号(1993年12月発行)
65巻12号(1993年11月発行)
65巻11号(1993年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科の機能検査マニュアル
65巻10号(1993年10月発行)
65巻9号(1993年9月発行)
65巻8号(1993年8月発行)
65巻7号(1993年7月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科とリハビリテーション
65巻6号(1993年6月発行)
65巻5号(1993年5月発行)
65巻4号(1993年4月発行)
65巻3号(1993年3月発行)
トピックス 耳鼻咽喉頭頸部領域の自己免疫疾患—最近の知見
65巻2号(1993年2月発行)
65巻1号(1993年1月発行)
トピックス 環境と耳鼻咽喉科
64巻13号(1992年12月発行)
トピックス メニエール病の診断と治療
64巻12号(1992年11月発行)
64巻10号(1992年10月発行)
トピックス 内視鏡による診療・最近の進歩
64巻11号(1992年10月発行)
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 症候群事典
64巻9号(1992年9月発行)
64巻8号(1992年8月発行)
トピックス 耳小骨連鎖再建術
64巻7号(1992年7月発行)
64巻6号(1992年6月発行)
64巻5号(1992年5月発行)
トピックス 補聴器の処方
64巻4号(1992年4月発行)
トピックス 頸部腫瘤の穿刺吸引細胞診
64巻3号(1992年3月発行)
64巻2号(1992年2月発行)
64巻1号(1992年1月発行)
トピックス 副鼻腔のエアロゾル療法
63巻13号(1991年12月発行)
63巻12号(1991年11月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の異物とその除去法
63巻11号(1991年11月発行)
特集 外来診療マニュアル—私はこうしている
63巻10号(1991年10月発行)
63巻9号(1991年9月発行)
63巻8号(1991年8月発行)
トピックス 舌癌の治療
63巻7号(1991年7月発行)
63巻6号(1991年6月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科医のための甲状腺疾患
63巻5号(1991年5月発行)
63巻4号(1991年4月発行)
63巻3号(1991年3月発行)
トピックス 高齢者と耳鼻咽喉科・愁訴と対応
63巻2号(1991年2月発行)
63巻1号(1991年1月発行)
62巻13号(1990年12月発行)
トピックス 鼻茸
62巻12号(1990年11月発行)
トピックス 聴力改善手術
62巻11号(1990年10月発行)
トピックス 心因性難聴
62巻10号(1990年10月発行)
症例特集 頭頸部腫瘍
62巻9号(1990年9月発行)
トピックス 嗅覚障害
62巻8号(1990年8月発行)
トピックス 小児副鼻腔炎
62巻7号(1990年7月発行)
トピックス 顔面神経麻痺
62巻6号(1990年6月発行)
トピックス 人工中耳・人工内耳
62巻5号(1990年5月発行)
トピックス 嚥下障害
62巻4号(1990年4月発行)
トピックス ダニとアレルギー
62巻3号(1990年3月発行)
トピックス 頭頸部癌に対する制癌剤の選択
62巻2号(1990年2月発行)
トピックス 音声外科
62巻1号(1990年1月発行)
トピックス 耳音響放射