文献詳細
原著
文献概要
はじめに
喉頭癌は悪性腫瘍の中では予後の良い疾患で,当教室でも73.8%1)の5年生存率が得られている。しかし喉頭全摘術を余儀なくされた症例における音声リハビリテーションについては十分な取り組みがなされてきたとはいえない。この点を反省し,系統的なリハビリテーションプログラムを確立する第一段階として,当教室で喉頭癌に対して行った喉頭全摘術後の代用音声獲得状況を調査したので報告する。
喉頭癌は悪性腫瘍の中では予後の良い疾患で,当教室でも73.8%1)の5年生存率が得られている。しかし喉頭全摘術を余儀なくされた症例における音声リハビリテーションについては十分な取り組みがなされてきたとはいえない。この点を反省し,系統的なリハビリテーションプログラムを確立する第一段階として,当教室で喉頭癌に対して行った喉頭全摘術後の代用音声獲得状況を調査したので報告する。
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