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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科66巻1号

1994年01月発行

医療ガイドライン

ヘリカルスキャンによる三次元CTの耳鼻咽喉科領域への臨床応用

著者: 酒井昇1 米川博之1 大橋正實2 栗原秀雄1 高木摂夫1 西澤典子1 小市健一1 松村道哉1 小橋真美子1 依田明治1 松島純一1 犬山征夫1

所属機関: 1北海道大学医学部耳鼻咽喉科学教室 2耳鼻咽喉科麻生病院

ページ範囲:P.59 - P.63

文献概要

 I.序論
 近年CTやMRIなどの画像診断は飛躍的な発展を遂げ,医学の各分野における診断で今や不可決のものとなっている。従来これらの画像は二次元表示であったが,最近コンピューター技術の進歩に伴い,CTを三次元表示することが可能となり,より客観性の高い情報が得られるようになった。しかし,これまでの三次元CTはスライス幅が大きく,大まかな立体像は描出できても耳科領域のような細かい部位の描出は困難であった。今回われわれは新しく開発された高性能のヘリカルスキャン法による三次元CT装置を使い,耳鼻咽喉科疾患診断の有用性を確認できたので文献的考察を加えて報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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