icon fsr

文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科66巻10号

1994年10月発行

文献概要

原著

甲状腺手術症例の統計と術前診断の有用性

著者: 吉田耕1 三橋敏雄2 森豊2 夜久有滋2 今野昭義1

所属機関: 1千葉大学医学部耳鼻咽喉科学教室 2横須賀共済病院耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.893 - P.898

文献購入ページに移動
 はじめに
 近年甲状腺疾患手術症例の報告は増加しつつある。この一因としては種々の画像診断法の進歩や穿刺細胞診の普及により術前に本疾患の部位的,質的診断がより正確に行われるようになったことがあげられる。従来甲状腺の外科的治療については一般外科からの報告が主であったが,最近では,耳鼻咽喉科や頭頸部外科が取り扱った症例も多く報告されている。そこで,われわれも最近4年間に経験した甲状腺疾患手術症例について,その一般的臨床統計および術前診断法について検討したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?