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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科66巻10号

1994年10月発行

原著

翼口蓋窩に発生した巨大神経鞘腫の1症例

著者: 藤田健一郎1 加藤昭彦1 間島雄一1 坂倉康夫1

所属機関: 1三重大学医学部耳鼻咽頭喉科学教室

ページ範囲:P.899 - P.903

文献概要

 はじめに
 神経鞘腫はSchwann鞘から由来すると考えられている外胚葉系の腫瘍で,遠城寺ら1)による良性軟部組織腫瘍の統計では,血管腫,脂肪腫に次いで多く発現し,部位別にみると頸部,頭部に多いが,翼口蓋窩に発生する頻度は比較的まれであるとされている。今回われわれは左翼口蓋窩から左側頭下窩にかけて発生した巨大な神経鞘腫の1症例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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