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雑誌目次

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科66巻12号

1994年11月発行

雑誌目次

トピックス メディカルフォトテクニック

1.鼓膜写真の撮り方

著者: 高山幹子

ページ範囲:P.935 - P.940

 はじめに
 狭い外耳道の最も深い場所に位置する鼓膜は,肉眼的観察もさることながら,写真に撮ることも困難であった。その特徴は外耳道が狭いこと,直線的でないこと,光が鼓膜に当たらないことである。これらの問題点はあったが1960年に河田ら1)はヒトの鼓膜撮影装置を製作し研究用に使用したが,これは実用化はされなかった。1982年にはHawke2)が鼓膜撮影装置を開発し,ヒトの正常から病的鼓膜までの写真を報告している。
 近年グラスファイバーの開発により,コンパクトではあるが十分な光量を得ることが可能となった。鼓膜の場合にも,外耳道に挿入できるに十分な細さの硬性管から光を当てることにより鼓膜の写真を撮ることができるようになった。写真を撮る以前に,カメラのレンズを通して見る鼓膜は視野角が比較的広く,拡大した像がみられ,視野も明るく顕微鏡より以上の所見が得られることも多い。さらに写真にして保存しておくことにより所見の見直し,経過の観察ができる。
 以上の利点より,鼓膜の写真を撮るということを日常診療の中で習慣づけられれば有意義なことであろう。そこで繁雑な診療中にいかにして写真を撮るか,またその技術的な面についても述べてみたい。

2.鼻内写真の撮り方

著者: 小澤仁 ,   森山寛

ページ範囲:P.941 - P.950

 はじめに
 鼻内所見は前鼻孔より,鼻前庭・鼻中隔(前部)・鼻堤・鉤状突起・篩骨胞・中鼻甲介(前部・下部)・下鼻甲介(前部)・嗅裂・上鼻道・中鼻道・下鼻道・総鼻道・鼻咽腔を観察する場合と,後鼻孔より鼻中隔(後端部)・上鼻甲介(後部)・中鼻甲介(後部)・下鼻甲介(後部)・蝶篩陥凹・上鼻道・中鼻道・下鼻道・鼻咽腔を観察する場合とがある。
 近年,内視鏡の開発と導入により,従来裸眼下では観察が不可能であった部位を詳細に観察できるようになった。すなわち,各鼻道深部・嗅裂部・各副鼻腔入口部・副鼻腔内・鼻咽腔・後部鼻腔などが挙げられる。さらに,観血的な手法によって,内視鏡下にあらゆる副鼻腔内の写真撮影が可能となる。いずれにせよ鼻内(鼻腔・副鼻腔)の所見は一部の場合を除き(図1),ほとんどが内視鏡下に観察されると考えられる1)。したがって,本章では主に内視鏡を使用した鼻内写真の撮り方について述べてみたいと思う。

3.口腔・咽頭写真の撮り方

著者: 宮田守 ,   森田守

ページ範囲:P.952 - P.958

 はじめに
 耳鼻咽喉科領域は視診が比較的簡単に行える。しかし単に見えることと正確な所見が取れることは全く別で,このことはいかに高性能の内視鏡を用いても同じである。耳鼻咽喉科医になりたての頃先輩の先生に「局所所見が取れなければ議論にならない」とよく言われたもので,耳鼻咽喉科領域は視診でいかに多くの所見が取れるかが大切である。耳鼻咽喉科医としての経験を踏むに伴って視診による情報量が増えてくる。視診による所見をカメラによって記録する利点は,1)病変の経過を客観的に評価できる,2)記録された所見を見直すことによって耳鼻咽喉科医としての目を養うことができる,3)患者に病変の説明をする際に利用できるなどがあげられる。しかし忙しい診療のなかで所見をカメラで記録することは意外と難しく,ついつい下手なdrawingの絵だけで済ませてしまうことが多い。この辺を解決するにはまずカメラや内視鏡に慣れることであり,決して難しい写真撮影の理論を身につける必要はないと考えている。撮影する部位によっていつも一定の撮影機器を使用し,その撮影条件を1つだけ覚えておけばまずまずの記録ができる。次に写真撮影に必要な機器を絶えず診療している場所に置いておき,いつでもすぐに使用できる状態にしておくことが,撮影のチャンスを逃さないためには非常に重要である。以下われわれが日常診療で使用している写真撮影の機器,撮影条件などについて紹介し,特に写真撮影が苦手な方の参考にしていただければ幸いである。

4.喉頭写真の撮り方

著者: 田中信三 ,   田辺正博

ページ範囲:P.961 - P.970

 はじめに
 喉頭の撮影は,かつては,35mmのスライド用ポジフィルムによるスチール写真が主流であったが,ビデオカメラや録画機器,ビデオプリンターの性能が飛躍的に向上した現在では,ビデオ録画像のプリント写真でもスチール写真に見劣りしない程度のものが撮れるようになっている。ビデオ録画は,もちろん,スチール写真の撮影に比べて高価な機器を必要とするが,喉頭の撮影においては,呼吸や発声に伴う喉頭の動態を観察・評価できる点やストロボ光源によって声帯振動を観察・評価できる点,患者の声が同時に録音できる点がスチール写真よりも優れている。
 喉頭の病変や動態を撮影する目的は,主として,1)学会や学術講演の際に症例を呈示するため,2)症例報告などの論文に用いるため,3)カルテの記載に用いるため,そして,4)患者への病状説明に利用するためである。これらのうち,1)の学会での症例呈示については,ビデオによる動画の方がスチール写真よりインパクトが強いうえに臨床像が判りやすいことが多く,4)の患者への説明についても,その場で再生しながら説明できるビデオ録画が便利である。また,2)や3)の論文やカルテ記載についても,ビデオ録画像から最も適当な喉頭の静止画をプリントアウトして使用するのが実用的であり,その解像度はスチール写真より若干劣るものの,多くの場合,ほとんど問題にならない。

5.摘出標本写真の撮り方

著者: 西川邦男 ,   小池聰之

ページ範囲:P.972 - P.983

 はじめに
 摘出標本とは,手術によって人体から切り離された病変部組織や臓器をいい,顕微鏡標本と対比して呼ばれている。
 近年,光学機械の進歩やその周辺器材の発達により,簡単に美しいカラー写真を撮ることができるようになり,正確な病態の記録・保存としての摘出標本写真の重要性はますます高まりつつある。
 摘出標本写真は,臨床医学の分野において,病態を正確に記録し,保存するのに必要不可欠であり,検査データの解析や臨床病理学的研究の貴重な資料となる。

目でみる耳鼻咽喉科

再発性多発軟骨炎の1症例

著者: 鈴木雅一 ,   益田慎 ,   菊地信幸 ,   石塚洋一

ページ範囲:P.932 - P.933

 全身の軟骨を主体として,系統的に種々の病変を生じる炎症性疾患に再発性多発軟骨炎(relaps-ing polychondritis)がある。その症状は多彩であり,治療法も上分には確立されていない。しかし,耳介の発赤と腫脹,さらに鞍鼻,嗄声や呼吸困難など耳鼻咽喉科領域の初発症状を訴えることが多く,まれな疾患ではあるが本疾患について十分に認識している必要がある。
 今回,耳介の発赤を初発症状として発症した30歳女性の1症例を供覧する。耳介の発赤と腫脹および四肢の関節痛を反復し,経過中に鞍鼻が発症した。また,急速に進行すると嗄声と呼吸困難を訴えた。嗄声と呼吸困難の原因は,両側声帯の可動制限と浮腫,さらに気管の狭窄によるものであった。ステロイドを中心とした治療を行い約1年3か月の経過観察を行ったが,経過は順調である。

海外トピックス

英国医療事情

著者: 原田勇彦

ページ範囲:P.984 - P.986

日本と英国
 文明開化以来,日本にとって英国は数多くの分野で指導的役割を果たし,日本の発展に多大の影響を与えてくれた国である。その英国も100年前の栄華を誇った全盛期を過ぎると凋落の一途を辿り,代わって米国次いで日本が繁栄の頂点に達した。海に囲まれた島国という地形的な類似に加えて,島国根性に由来する性格的な類似点も持っているように思われる日本と英国であるが,現在の日本は100年前の英国と極めてよく似た経済的,文化的状況にあるという指摘がなされている。だとすればこれからの日本には英国が歩まざるを得なかったような凋落が待ち受けているのであろうか。今日の日本の政治的混乱を見るにつけ,今でこそ日本と類似の腐敗が進みつつある英国政界であるが,100年前にはもっとしっかりした政治体制を持っていたと思われる英国でも免れることのできなかった没落を,果たして日本はうまく逃れることができるであろうかと不安になってくる。
 このように日本にとって歴史的な関わりも社会的な影響も大きかった英国であり,また医学の諸分野でもかつては著名な研究が数多く発表された英国であるが,現在の医療状況となると日本ではあまり知られていないのが現状である。筆者は昨年(1993年)9月より英国Cambridgeに留学の機会を得た。そこで見た医療そのものは日本とそれほど違う訳ではないが,医療体制があまりにも日本とは異なっているのを見た。そこで今回は筆者の知り得た限りでの英国医療事情の一部を報告したいと思う。

鏡下咡語

耳つれづれ

著者: 太田文彦

ページ範囲:P.988 - P.989

 「つれづれなるままに,日くらし,ワープロにむかひて,心に移りゆくよしなしごとを,そこはかとなく打ちつくれば,あやしうこそものぐるほしけれ」。御存じ『徒然草』の序段のパロディーである。退職してからは1,2の仕事を除いてまったくこのとおりの生活で,暇があるとワープロに向かって何やらキーを叩いている。たしかに「あやしうこそものぐるほしけれ」である。長年親しんできた「耳」について今までに書き散らして来た雑藻をかき集めて責を果たすことにする。
 われわれ耳鼻咽喉科医は「耳」といえば,聴覚を司る器官を総称する言葉としてか,あるいは耳介のみを表す言葉として受けとっている。もともと「耳」の字は耳の形にかたどった象形文字である。

原著

治療が有効であった,進行性鼻壊疽症状を呈したT細胞リンパ腫の1症例

著者: 入義典子 ,   平田圭甫 ,   三輪啓志 ,   大野敏之

ページ範囲:P.991 - P.995

 はじめに
 進行性鼻壊疽は鼻部を中心に顔面,口蓋などに進行性の壊死性・肉芽腫性病変を起こす疾患群を総称する臨床的名称である。
 Walton1)によりWegener肉芽腫症,細網肉腫,悪性肉芽腫の3型に分類され広く用いられていたが,診断に際し病理組織学的に炎症か腫瘍かで迷うことが多く,その後も多種多様の名称が用いられ,混乱を招いてきた。現在,進行性鼻壊疽は非腫瘍性病変と腫瘍性病変に大別され,免疫組織学的検索や遺伝子解析により,腫瘍性病変の大部分はT細胞型リンパ腫とする考え方が主流になってきている2〜6)。従来,進行性鼻壊疽は予後が不良で,診断されてからの生存率は非常に低かった。

鼻茸を伴う鼻・副鼻腔病変のCTによる評価

著者: 真崎正美 ,   橘敏郎 ,   藤原朋樹 ,   米本友明

ページ範囲:P.996 - P.998

 はじめに
 鼻茸を伴う鼻・副鼻腔病変のひろがりに対する認識は,治療方針や手術法をめぐる臨床的な諸問題を検討し評価する際の重要な因子であるとともに,鼻茸の成因を探る端緒となる可能性がある。しかしながら,これまでの鼻・副鼻腔単純あるいは断層X線撮影では鼻茸の鼻・副鼻腔病変のひろがりに対する評価は困難であり,客観的評価として臨床で問題とされることはほとんどなかった。そこでわれわれは,鼻・副鼻腔CT所見から鼻茸の病変のひろがりに対する臨床評価を試みたので報告する。

カルボプラチンと放射線同時併用療法の奏効した頭頸部悪性腫瘍再発転移症例

著者: 工田昌矢 ,   西田功

ページ範囲:P.999 - P.1002

 緒言
 頭頸部癌に対しては,手術療法を中心として放射線療法や化学療法を組み合わせた集学的治療が行われており,なかでも手術療法に関しては近年,再建手術の進歩により拡大手術が安全かつ確実に行えるようになり治療成績の向上がみられている。また,化学療法においては白金製剤の開発により成績が向上し,放射線と化学療法との併用も積極的に行われ,進展例や再発例に対して優れた効果を示している1〜9)。しかし,以上に述べたような頭頸部癌治療の進歩にもかかわらず,依然として再発と転移は困難な問題である。諸家の報告では,徹底した1次治療にもかかわらず,30%前後の再発あるいは遠隔転移が認められており,一般にそのような場合の治療は非常に困難である1)。再発に対する手術適応は限られており,たとえ手術可能であっても,重大な機能障害が生じるなどで患者の同意が得られない場合も少なくない。様々な理由で再発に対する根治的手術ができない場合,担癌状態であってもQuality of Lifeを低下させずに少しでも長期間社会生活を営むことができる治療法が最も望ましいと考えられる。このような場合に主体となるのは化学療法あるいは放射線療法であると考えられる。

顔面頭蓋に広範囲に進展した脂肪肉腫に対する手術的アプローチ

著者: 宇野芳史 ,   斉藤龍介 ,   前田学 ,   金谷真 ,   宇野欽也 ,   深澤元晴

ページ範囲:P.1003 - P.1006

 はじめに
 顔面頭蓋に広範に進展した頬部腫瘍に対する手術的アプローチは,複雑な局所解剖および顔面神経の走行のために困難を伴う場合がある。しかし,近年,頭蓋底外科の進歩に伴い,以前は手術的に摘出不可能とされていた腫瘍に対しても,積極的に手術的アプローチを行うことが多くなってきている。
 今回われわれは,30年以上もの長期間にわたって再発を繰り返し,頬部から側頭下窩に進展した脂肪肉腫1)に対し,若干の工夫を加えた口腔内切開法および外切開法を組み合わせたアプローチで腫瘍の完全摘出を行い,良好な結果を得たのでその手術手技を絡介する。

扁桃周囲膿瘍の臨床的検討

著者: 南吉昇 ,   石川健 ,   亀井昌代 ,   樋口明文

ページ範囲:P.1008 - P.1013

 緒言
 扁桃被膜外,咽頭収縮筋あるいは咽頭腱膜内の疎性な扁桃周囲組織に発生し,咽頭痛・嚥下痛・開口障害・発熱など激しい臨床症状を呈し,罹患者にかなりの肉体的精神的苦痛をもたらす扁桃周囲膿瘍は,種々の抗生物質の発達した現在においても臨床上しばしば遭遇する疾患である。最近7年間に当科で経験した扁桃周囲膿瘍を対象として臨床像について統計的検討を加えたので報告する。

連載エッセイ 【Klein aber Mein】・4

耳管談義—1.機能的耳管狭窄症 2.耳管弁管説

著者: 浅井良三

ページ範囲:P.1014 - P.1015

 耳管は中耳の臨床には重要な関係を持っている。中耳炎の治療で耳管の処置は不可欠とされている。
 耳管は長さ3.5cm,上咽頭と鼓室とをつなぐ管腔で鼓室側1/3は骨性,咽頭側2/3は軟骨粘膜性で安静時には閉鎖している。水平面に45°の傾斜,咽頭壁に30〜40°の傾斜をしている。安静時には軟骨部は閉鎖し,あくび,大声を出す時,嚥下運動時等で開大する。耳管を開大する筋肉は軟口蓋筋,軟口蓋弓筋等である。主として軟口蓋挙上運動の際に耳管は開く。骨部は常時開存し骨軟境部はせまい。耳管狭部と称せられる。

基本情報

耳鼻咽喉科・頭頸部外科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1316

印刷版ISSN 0914-3491

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