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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科66巻2号

1994年02月発行

文献概要

原著

20年の経過の後,喉頭全摘出術を余儀なくされた喉頭verrucous carcinomaの1症例

著者: 浜村宣宏1 福島典之1 西田俊博2

所属機関: 1中国労災病院耳鼻咽喉科 2中国労災病院病理科

ページ範囲:P.141 - P.145

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 はじめに
 Verrucous carcinomaは扁平上皮癌の亜型であるが,臨床的,病理組織学的に特異な生物学的特性を有することが知られている。その発生部位は頬粘膜が最も多く,喉頭に発生するものは比較的まれである。今回,初診から約20年を経過し,喉頭全摘出術を余儀なくされた喉頭verrucouscarcinomaを経験したので,その概要について報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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