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原著
視力障害をきたした副鼻腔嚢胞性疾患の検討
著者: 横山純吉1 朴沢孝治1 鈴木直弘1 小池修治1 高坂知節1
所属機関: 1東北大学医学部耳鼻咽喉科学教室
ページ範囲:P.272 - P.275
文献購入ページに移動副鼻腔嚢胞性疾患による視力障害は,急速に進行し予後不良となる症例もあり,手術時期の決定に際しその緊急性の判断に困る場合も多い。そこでわれわれは術前に視力障害の予後を推定することを目的に,術前CT所見と術後の視力の経過を対比させることにより,嚢胞の位置により視力障害の発生頻度,重症度,予後がどのように影響を受けるか検討した。その結果,手術時期の判断の一助となる若干の知見を得たので報告する。
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