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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科66巻3号

1994年03月発行

文献概要

原著

視力障害をきたした副鼻腔嚢胞性疾患の検討

著者: 横山純吉1 朴沢孝治1 鈴木直弘1 小池修治1 高坂知節1

所属機関: 1東北大学医学部耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.272 - P.275

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 はじめに
 副鼻腔嚢胞性疾患による視力障害は,急速に進行し予後不良となる症例もあり,手術時期の決定に際しその緊急性の判断に困る場合も多い。そこでわれわれは術前に視力障害の予後を推定することを目的に,術前CT所見と術後の視力の経過を対比させることにより,嚢胞の位置により視力障害の発生頻度,重症度,予後がどのように影響を受けるか検討した。その結果,手術時期の判断の一助となる若干の知見を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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