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雑誌目次

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科66巻4号

1994年04月発行

雑誌目次

目でみる耳鼻咽喉科

口腔咽頭領域の神経鞘腫

著者: 黄淳一 ,   野沢出

ページ範囲:P.304 - P.305

 神経鞘腫(Schwannoma)は,有髄神経のSchwann細胞に由来する外胚葉系腫瘍で,頭頸部領域では第8神経,特に内耳道内の前庭神経から発生する聴神経腫瘍が最も良く知られている。一般に,口腔咽頭領域におけるSchwannomaの発生頻度は全体の10%以下と低いが,そのなかでは舌に比較的多く出現するとされている。今回は極めて珍しい中咽頭後壁に発生した症例と,比較的多い舌に生じた症例のSchwannomaを提示し供覧する。
 症例1は27歳の女性,1989年11月頃より咽頭部の違和感と腫脹を自覚し近医受診。精査と加療を目的として,1990年1月15日当科に紹介された。初診時中咽頭正中からやや右側にかけて上咽頭まで及ぶ,表面平滑な弾性硬の正常粘膜に覆われた腫瘤を認めた(図1,ただし手術時所見)。CT所見では中咽頭から上咽頭にかけて2.5×2×5cmの低contrast領域が認められ(図2),MRI所見では,T2強調画像で同部位に境界明瞭な低信号領域を示し,Gd-DTPAによる造影像で強い信号増強を呈したため,神経原性腫瘍が推測された(図3)。同年2月23日中咽頭腫瘍の摘出術を施行,周囲との癒着はなく腫瘍は被膜に沿って一塊に摘出された。重量25.6g,大きさは30×32mm (図4,5)。病理組織学的には,腫瘍の中心部には壊死と出血があり,辺縁部では紡錘形の細胞が線維束を作って不規則に交差し,その中には,核の棚状配列も明瞭に認められ,Antoni type AのSchwannomaと診断(図6)した。

原著

10代半ばに聾となった両側性進行性感音難聴の3兄弟例

著者: 朝蔭孝宏 ,   室伏利久 ,   加我君孝

ページ範囲:P.307 - P.312

 はじめに
 感音難聴の発症に関して遺伝的要因の関与は少なくないと推定される。
 今回われわれは,血族結婚による常染色体劣性遺伝の関与が疑われる,両側性進行性感音難聴の結果,早期に失聴した3兄弟例を経験した。Prom-ontory testの結果などより人工内耳の適応があると判断されたので報告する。

鼻腔悪性黒色腫のスタンプ螢光法ならびにガーゼ滲出液中5-S-Cysteinyldopa測定による術前診断

著者: 千野一夫 ,   吉沢公人 ,   原弘之 ,   森嶋隆文 ,   木田亮紀

ページ範囲:P.313 - P.318

 緒言
 悪性黒色腫の診断は,通常臨床的観察によってなされるので,黒色腫でないのに広範囲切除術,黒色腫であるのに小切除が行われる恐れがある。皮膚原発はもちろんのこと,他部位原発の悪性黒色腫でも生検は禁忌と考えられ,一般化された術前の確定診断がない現在,誤診例は稀ならず存在するものと思われる。このような誤診例を避けるため,われわれはメラニン代謝の主要中間代謝産物である5-S-Cysteinyldopa (5-S-CD)の組織化学的証明や化学的定量による,主として皮膚の悪性黒色腫の新しい診断法の開発を志してきた。組織化学的証明法であるスタンプ螢光法,すなわち病巣表面からの本法1)は術前の診断法として,病巣割面からのそれ2)は術中迅速診断法として極めて有用である。そして,化学的定量法としての尿中5-S-CD値の測定3,4)は黒色腫の腫瘍マーカーとして,ガーゼ滲出液中5—S-CD値の測定5)は腟の黒色腫の診断に役立つことなどである。
 今回,われわれは,鼻腔の色素性腫瘤が悪性黒色腫であるか否かの確定診断の依頼を受け,病巣表面からのスタンプ螢光法およびガーゼ滲出液中5-S-CD値の測定が鼻腔悪性黒色腫の術前診断に極めて有用であったので,ここに紹介したい。

大阪大学耳鼻咽喉科におけるアスピリン喘息の現況

著者: 荻野敏 ,   別所佳代子 ,   後藤啓恵 ,   原田保 ,   入船盛弘

ページ範囲:P.321 - P.324

 はじめに
 アスピリン喘息(aspirin-induced asthma:AIA)は,アスピリン過敏症,喘息,鼻茸を3主徴とする疾患である。臨床的には3主徴以外にも,鼻アレルギー様の鼻炎(鼻過敏症),副鼻腔炎などを伴うことから当科と関係の深い疾患といえる。このAIAについてわれわれは耳鼻咽喉科の立場からいくつかの報告1〜9)を行ってきた。それらにより臨床症状の合併頻度,特徴などについてはかなり明確になってきたといえるが,AIAそのものの発生頻度,鼻茸,副鼻腔炎などの疫学的検討はいまだ十分とはいえない。
 今回,現在までに経験したAIA患者の臨床統計を報告すると同時に,他の鼻疾患の疫学的検討を行った。それにより,鼻茸患者に占めるAIAの頻度が予想以上に高率であったなど,いくつかの興味ある成績が認められたので報告する。

小児鼻アレルギー症例に対する減感作療法—特に因子別有効率について

著者: 田村嘉之 ,   堀内正敏 ,   新川敦 ,   小林良弘 ,   坂井真

ページ範囲:P.325 - P.329

 はじめに
 減感作療法は気管支喘息やアレルギー性鼻炎などアレルギー性疾患の特異的治療法として,1911年Noon1),Freeman2)らによって報告されたのが最初である。その後,広くアレルギー性疾患の根治的治療法として行われ,高い有効性が報告されている。小児のアレルギー性鼻炎に対する減感作療法の報告は臨床面の病像に関するものが多く,治療成績の報告は少ない。しかし,その成績はいずれも80〜90%と高い有効率が報告されている3〜5)
 今回,われわれは室内塵(以下HDと略す)を主抗原とする小児アレルギー性鼻炎に特異的減感作療法を行い,治療効果に関与する因子を検討した。今回検討した因子は,1)治療開始時の年齢,2)治療開始前の重症度,3)気管支喘息やアトピー性皮膚炎などのアトピー性疾患合併の有無4)治療開始前の血清IgE値の4因子である。われわれは各因子別に減感作療法の有効率および無効率を検討し,治療前に本治療法の有効性を推定できるか否かを検討した。

歌舞伎メーキャップ症候群の1症例

著者: 馬越智浩 ,   徳増厚二 ,   籾山安弘 ,   山中盾 ,   鈴木立俊

ページ範囲:P.330 - P.333

 はじめに
 歌舞伎メーキャップ症候群は,1981年にNiika-waら1)およびKurokiら2)によって報告された先天性奇形症候群で,特異顔貌,骨格異常,皮膚紋理異常,精神発達遅滞,成長障害などを主徴としている。本症候群は種々の合併奇形を有することより各科から報告されており,耳鼻咽喉科領域においても難聴,平衡機能障害,粘膜下口蓋裂の報告3〜5)がある。今回われわれは,歌舞伎メーキャップ症候群の1症例を経験し神経耳科学的検査を行う機会を得たので報告する。

CHARGE associationの1例—難聴および言語発達について

著者: 朝蔭孝宏 ,   阿部雅子 ,   加我君孝

ページ範囲:P.334 - P.338

 はじめに
 CHARGE associationは1981年にPagonら1)によって提唱された疾患単位で,虹彩毛様帯欠損,心疾患,後鼻孔閉鎖,発育障害,生殖器の低形成,外耳奇形・難聴などを主要症候とするものである。今回われわれはCHARGE associationの1例を経験しその難聴および言語発達に関して考察を加えたので報告する。

頸部転移陰性舌癌の治療と予後

著者: 山田弘之 ,   坂倉康夫 ,   野本由人 ,   豊田俊

ページ範囲:P.343 - P.347

 はじめに
 舌癌の治療で苦慮するのは原発巣よりも頸部転移に対してであることが多く,頸部転移の有無は予後を大きく左右する因子であることは既に報告されている。一方,一次治療時に頸部転移を有さず,原発巣の根治治療を行い得た症例の予後が非常に良好であるかと問われると,そうとも言い切れず,このような症例に対する治療法に決定的なものがないのが実状である。
 今回われわれは一次治療時に頸部転移を有さなかった舌癌,頸部転移陰性舌癌に注目し,その治療と予後を検討し,このような頸部転移陰性舌癌の治療法について当科の答えを求め,ひいては舌癌の治療成績を向上させ得る治療方針を確立するべく,若干の文献的考察を加えて報告する。

顎関節に発生した色素性絨毛結節性滑膜炎の1例

著者: 大平泰行 ,   山根仁 ,   中本吉紀 ,   千葉恭久 ,   指田純

ページ範囲:P.348 - P.352

 はじめに
 1941年,Jaffe1)らは,それまでfibrous xantho-maなどの名称が用いられていた滑液嚢などに生じる腫瘍性病変の詳細な組織学的検討を行った。その結果,原因は不明だが炎症性の疾患であるとして,肉眼的にヘモジデリンによる色素沈着や,絨毛結節状の所見が認められることから,絨毛結節性滑膜炎Pigmented villonodular synovitis (以下PVSと略す)として報告した。それ以来この疾患名が広く用いられ,腫瘍類似性疾患の範疇に含まれている。症状は関節の疼痛や腫脹などである。治療は外科的摘出術が原則であり,組織が残存すれば再発をきたす疾患である。
 多くは膝関節,股関節などの大関節に好発し,整形外科領域で取り扱われる。顎関節に発症することはきわめて稀で,世界で12例の報告を見るにすぎない。日本では口腔外科領域で1例の報告があるのみで,耳鼻咽喉科領域での報告はまだない。
 今回われわれは,顎関節に発生したPVS症例を経験したので報告する。

鼻副鼻腔に生じた腺扁平上皮癌の2症例

著者: 宇野芳史 ,   前田学 ,   斎藤龍介 ,   金谷真 ,   波多野篤

ページ範囲:P.354 - P.357

 はじめに
頭頸部領域に生じる悪性腫瘍は大部分が腺扁平上皮癌である。副鼻腔の粘膜は円柱上皮からなり,また鼻腔には分泌腺が存在しているにもかかわらず,この領域においても上皮性悪性腫瘍はその大部分が扁平上皮癌であり,その他の組織型の悪性腫瘍は比較的稀である。今回われわれは同一組織内に腺癌と扁平上皮癌を認めた極めて稀な腺扁平上皮癌の2症例を経験したので,文献的考察を加え報告する。

耳症状を初発とした小児Mixed Lineage Leukemiaの1例

著者: 安田知久 ,   小宗静男 ,   井上裕章 ,   大賀正一 ,   菅尚浩 ,   前田貴司

ページ範囲:P.358 - P.361

 緒言
 白血病は,その経過中に側頭骨に浸潤し,さまざまな耳症状をきたすことがある。しかし従来,そのほとんどが治療中や寛解期に認められるもので,耳症状を初発症状として発見される症例は稀であるといわれてきた。今回われわれは難治性耳漏,著明な外耳道腫脹を主訴に来院し,mixed lin-eage leukemiaの側頭骨浸潤であると診断された1歳10か月の男児の症例を経験したので,若干の考察を加えて報告する。

顎下腺多形性腺腫の1症例に対する免疫組織化学的検討

著者: 黒川英雄 ,   村田朋之 ,   中村貴司 ,   迫正信 ,   伊尾輝男 ,   梶山稔

ページ範囲:P.363 - P.367

 はじめに
 多形性腺腫は唾液腺腫瘍のなかで最も発現頻度の高い腫瘍で,病理組織学的に上皮成分と問葉成分とが混在し多彩な組織像を呈することから,今日なお興味ある疾患とされている。しかしながら,多形性腺腫の発生起源や組織型については不明な点がなお多く,統一的な見解をみていない。
 今回われわれは顎下腺に発現した多形性腺腫の1例を経験し,その組織発生起源や由来について組織化学的ならびに免疫組織化学的な検索を行い,知見を得たので報告する。

椎骨脳底動脈循環不全によると考えられた感音難聴

著者: 佐々野利春 ,   中島成人

ページ範囲:P.369 - P.373

 はじめに
 感音難聴の原因として遺伝的素因,ウイルス,音響,薬物,老化など多くのものが知られている。しかし,一方では原因のよくわからない感音難聴の症例に遭遇することもままあり,特に進行性であったり変動する場合,診断や治療に苦慮する。今回それらの難聴の原因の1つに内耳への血流障害があるのではないかと考え,臨床的検討を行ったので報告する。

鏡下咡語

ホスピスより—副鼻腔癌

著者: 戸塚元吉

ページ範囲:P.340 - P.342

 ある進行癌(第1例)
 眼球が消えてしまった。前回のCT画面には眼窩内に充満した腫瘍組織の中に強膜が見えていたのに,今回は腫瘍組織だけで眼球の輪郭は跡形もなく消失して異様に盛り上がった腫瘍組織の上に眼瞼の皮膚がかぶさっている。癌は副鼻腔が好発部位である。上顎洞または篩骨洞から進展した腫瘍組織が,眼窩に進展して眼球を侵蝕したといえば十分にあり得る過程であろうが,かつて私の勤めていた都心の病院の臨床では,このような経過は見られなかった。手遅れになる前に手術,放射線,抗癌剤の3つの治療手段を駆使すれば,眼窩への進展は一応は防ぐことができたこと,すでに進展が始まっている症例では,根治性の乏しい場合にも痛みの防止のために眼球を含めた眼窩内容除去術が行われるので,眼球侵蝕という事態にはならなかったこと,上顎癌は頭蓋腔にも進展し易いので,中枢症状が死因になることが多いこと,などがその理由であった。

講座 頭頸部外科に必要な形成外科の基本手技・5

皮膚と粘膜の縫合

著者: 上石弘

ページ範囲:P.374 - P.380

 はじめに
 頭頸部外科領域の再建手術では皮膚と粘膜の縫合はよくあり,縫合の良否は結果に関わる重要な問題である。今回は,皮膚と粘膜の縫合はどのような注意をもって行うかについて述べてみたい。
 頭頸部外科領域の再建で皮膚と粘膜が縫合される状況には以下のようなものがある。

頭頸部外科に必要な局所解剖・14

咽頭(1)

著者: 佐藤達夫

ページ範囲:P.382 - P.388

 「耳鼻咽喉」科学という分科名は,一字いちじが意味を表現する漢字の特性を生かし,しかもこの科がカバーする部位を少ない字数の中で明示しており,巧みな造語というべきであろう。ところが国際的に用いられるOto-rhino-laryngology(ORL)には,「咽」を表わすpharyngo-(P)が省略されている。耳鼻咽喉科学は耳科学と鼻科学および喉頭科学の3科が結合したtriologyのかたちで成立した経緯があるという1)。もちろん,この喉頭科学には咽頭科学も含まれていたようだが,特殊な機能に応じて特異な形態を示す耳・鼻・喉頭にくらべれば,咽頭は形態面で特徴に乏しく影の薄い存在であり,Pがはじき出されるのも無理なからぬとも言えよう。しかし,耳・鼻・喉頭が相互に連絡を保つのは咽頭を通じてである。さらに加えて,咽頭は気道と消化管が交叉する所であり,頭頸部における交通路を扼する要衝と言える。臓器各論に入る前に,すべてに関連をもつ咽頭に気配りを与えておくのは,無駄ではあるまい。

基本情報

耳鼻咽喉科・頭頸部外科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1316

印刷版ISSN 0914-3491

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