文献詳細
トピックス 耳管機能とその評価
文献概要
I.耳管研究の歴史
耳管は1562年にイタリアの解剖学者Bar-tolomeus Eustachius (1520-74)によって発見され,その正確な構造,走行,周囲との関係など立彼の著書『聴器の書Epistala de Auditus Or-ganis』に咽頭鼓室管pharyngo-tympanic tubeとして描写されている。しかしこの論文は約200年間ローマ法王宮図書館内に眠っていて世に知られなかった。
Antonic Valsalva (1665-1723)によって,これが発見され,彼はEustachiusに敬意を表してTuba Eustachii (欧氏管)と呼称することを提唱した。
耳管は1562年にイタリアの解剖学者Bar-tolomeus Eustachius (1520-74)によって発見され,その正確な構造,走行,周囲との関係など立彼の著書『聴器の書Epistala de Auditus Or-ganis』に咽頭鼓室管pharyngo-tympanic tubeとして描写されている。しかしこの論文は約200年間ローマ法王宮図書館内に眠っていて世に知られなかった。
Antonic Valsalva (1665-1723)によって,これが発見され,彼はEustachiusに敬意を表してTuba Eustachii (欧氏管)と呼称することを提唱した。
掲載誌情報