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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科66巻7号

1994年07月発行

原著

鼻骨骨折の臨床的研究

著者: 善浪弘善1 吉岡克己2 広田佳治3 飯沼壽孝4

所属機関: 1東京大学医学部附属分院耳鼻咽喉科 2公立昭和病院耳鼻咽喉科 3広田耳鼻咽喉科 4埼玉医科大学耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.622 - P.625

文献概要

 はじめに
 鼻骨骨折は顔面骨骨折のなかで最も頻度が高い。画像診断はその補助診断として効果的であるが,限界があるとされている1)。CT撮影法は単純鼻骨撮影に比し,骨折の状態を明らかにするのに優れているが,単純な鼻骨骨折の日常的な診断方法とは言えない。今回,単純側方向撮影と高分解能CTの所見を比較し,鼻骨骨折の診断における側方向撮影法の有用性について若干の知見を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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