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文献概要
原著
Rotary Door Flap法による喉頭気管溝の閉鎖
著者: 石川雅洋1 田辺正博2
所属機関: 1近畿大学医学部耳鼻咽喉科学教室 2大阪赤十字病院耳鼻咽喉科気管食道科
ページ範囲:P.626 - P.629
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声門下狭窄の治療法は多種多様であるが,狭窄が高度の場合,外科的治療を要する。われわれは,高度の声門下狭窄に対し,喉頭気管溝として一定期間,頸部に開放し,拡大固定後に2期的に閉鎖する段階的手術法を用いている1)。今回,Eliacherらが提唱したrotary door flap法2〜5)を用いて喉頭気管溝の閉鎖を行い良好な結果を得たので手術法を中心に報告する。
声門下狭窄の治療法は多種多様であるが,狭窄が高度の場合,外科的治療を要する。われわれは,高度の声門下狭窄に対し,喉頭気管溝として一定期間,頸部に開放し,拡大固定後に2期的に閉鎖する段階的手術法を用いている1)。今回,Eliacherらが提唱したrotary door flap法2〜5)を用いて喉頭気管溝の閉鎖を行い良好な結果を得たので手術法を中心に報告する。
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