icon fsr

文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科66巻9号

1994年09月発行

トピックス 耳鼻咽喉科領域の真菌症—診断と治療

4.口腔・舌カンジダ症

著者: 宮野良隆12

所属機関: 1東京女子医科大学附属第二病院耳鼻咽喉科 2現 みやの耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.794 - P.798

文献概要

 はじめに
 口腔・舌カンジダ症は抗生物質療法やステロイドの使用,抗癌剤療法などの発達した今日,日和見感染として,また副作用として比較的多く認められる疾患となった。しかし真菌は正常者にも存在し,特に口腔内においては常在菌であり,また症状も多彩なため,その診断には困難をきたす場合がある。最近はエイズAIDSが増加傾向にあり,その主症状の1つが口腔咽頭カンジダ症であることからもこの診断は十分注意しなければならない。症例を含め診断と治療について述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら