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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科67巻10号

1995年10月発行

トピックス ウェゲナー肉芽腫症の診断と治療

3.診断と治療—内科の立場から

著者: 谷口敦夫1 柏崎禎夫1

所属機関: 1東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター

ページ範囲:P.925 - P.931

文献概要

 はじめに
 ウェゲナー肉芽腫症(Wegener's granuloma-tosis,以下WG)は抗好中球細胞質抗体(antineutro-phil cytoplasmic autoantibody,以下ANCA)の発見,免疫抑制剤を用いた効果的な治療法の開発に伴い,今日,血管炎症候群のなかで最も話題になっている疾患の1つである。その主病変は耳鼻咽喉科領域に分布することが多いが,肺,腎病変を高率に合併するため,全身性疾患として把握する必要がある。そこで本稿では主に内科的立場からWGの診断と治療について述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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