文献詳細
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の画像診断
1.側頭骨・頭蓋底
文献概要
1 奇形
高分解能CT (High Resolution Computed Tomography,以下HRCT)による側頭骨内の病変の把握は,骨病変の把握にある。したがって骨との関連性のない小脳橋角部の病変については別項目で述べられるMRIのほうが診断能力が勝っている1)。ここでは代表的な中耳,内耳の奇形,腫瘍の例を挙げて,そのHRCTの診断のコツについて述べる。
高分解能CT (High Resolution Computed Tomography,以下HRCT)による側頭骨内の病変の把握は,骨病変の把握にある。したがって骨との関連性のない小脳橋角部の病変については別項目で述べられるMRIのほうが診断能力が勝っている1)。ここでは代表的な中耳,内耳の奇形,腫瘍の例を挙げて,そのHRCTの診断のコツについて述べる。
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