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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科67巻11号

1995年11月発行

特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の画像診断

2.顎・顔面

2.顔面外傷(上顎骨骨折)のCT

著者: 長舩宏隆1

所属機関: 1東邦大学第一耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.66 - P.71

文献概要

 ■はじめに
 外傷性骨折の原因としては労働災害,交通事故,打撲,墜落などがあるが,特に労働災害や交通事故は社会の発展につれ年々増加している。その中でも頭部,顔面の受傷する確率は高いと考えられる。そして頭部外傷を合併すれば緊急が要され,また顎骨などの骨折は顔貌に多かれ少なかれ影響を与えることとなる。このため,迅速でより正確かつ詳細な診断を行うことは治療上非常に重要なことである。診断は視診,触診で大略をつかむことも大切であるが,最終的にはX線学的診断が決め手となる。
 本稿では上顎骨骨折についてCTを中心に述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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