文献詳細
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の画像診断
3.唾液腺
文献概要
■はじめに
MRI (Magnetic Resonance Imaging)は今日,全身の全ての臓器に対して画像診断として臨床応用がなされている。唾液腺に対しては主に耳下腺疾患の診断において不可欠となってきている。その理由としてMRIは軟部組織のコントラストに優れ,特に腫瘍性疾患の局在診断や顔面神経との位置関係を知るのに有用であるだけでなく,良性・悪性の質的診断や腫瘍の組織診断にも応用が可能であることなどを挙げることができる。これらの点について具体的に解説する。
MRI (Magnetic Resonance Imaging)は今日,全身の全ての臓器に対して画像診断として臨床応用がなされている。唾液腺に対しては主に耳下腺疾患の診断において不可欠となってきている。その理由としてMRIは軟部組織のコントラストに優れ,特に腫瘍性疾患の局在診断や顔面神経との位置関係を知るのに有用であるだけでなく,良性・悪性の質的診断や腫瘍の組織診断にも応用が可能であることなどを挙げることができる。これらの点について具体的に解説する。
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