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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科67巻2号

1995年02月発行

原著

鼻すすり癖が誘因の真珠腫—その頻度と特徴

著者: 小林俊光1 八木沼裕司1 高橋由紀子1 熊谷重城1 朴沢孝治1 高坂知節1

所属機関: 1東北大学医学部耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.123 - P.127

文献概要

 I.目的
 耳管閉鎖不全に起因する鼻すすり癖が誘因と考えられる中耳病変はMagnusonら1〜4)によって報告され,わが国でも最近注目されつつある。われわれも,鼻すすり癖に基づく中耳病変を報告して以来その重要性を痛感し,種々の角度より検討を加えてきた5〜9)
 しかし,各疾患,とくに真珠腫において鼻すすり癖が誘因と考えられる症例の全症例に対する割合は調査されておらず,鼻すすり癖が持つ重要度が,どの程度かは不明である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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