icon fsr

文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科67巻2号

1995年02月発行

原著

開業21年間異物症例の統計

著者: 西浦勇夫1

所属機関: 1西浦医院

ページ範囲:P.155 - P.160

文献概要

 はじめに
 昭和44年(1969年)8月より平成2年(1990年)8月まで21年間に摘出した異物2,969例についての統計的検索を行い,若干の知見を得たので報告する。
 異物症例の統計は大学病院,国公立病院などの総合病院では気管食道の異物症例が多いが1,2),容易に摘出可能な異物症例は診療所のほうが当然ではあるがはるかに多いと思われる。筆者は過去に開業11年間の異物症例の統計3)を報告し,都市計画による環境の変化,生活様式・食生活の変化により異物症例にも変化が起こることを述べた。その後10年間の当地域の異物症例を加え,21年間をIV期に分けて比較を行い考察を加えて述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら