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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科67巻9号

1995年09月発行

文献概要

原著

副鼻腔バーキットリンパ腫を併発したAIDSの1剖検例

著者: 高橋秀明1 飯田政弘1 相原均1 石田克紀1 坂井真1 浦野一志2 安田政実3 梅村しのぶ3

所属機関: 1東海大学医学部耳鼻咽喉科学教室 2東海大学医学部皮膚科学教室 3東海大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.819 - P.823

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 はじめに
 一般的に耳鼻咽喉科領域にもAIDSは様々な症状を呈していることが報告されているが,AIDSを基礎疾患として発症したと考えられる副鼻腔バーキットリンパ腫の報告は,われわれが調査した限りにおいて欧米にて2例のみ1,2)であった。今回,われわれは篩骨洞に発症したバーキットリンパ腫を併発したAIDSの1例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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