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原著
副鼻腔バーキットリンパ腫を併発したAIDSの1剖検例
著者: 高橋秀明1 飯田政弘1 相原均1 石田克紀1 坂井真1 浦野一志2 安田政実3 梅村しのぶ3
所属機関: 1東海大学医学部耳鼻咽喉科学教室 2東海大学医学部皮膚科学教室 3東海大学医学部病理学教室
ページ範囲:P.819 - P.823
文献購入ページに移動一般的に耳鼻咽喉科領域にもAIDSは様々な症状を呈していることが報告されているが,AIDSを基礎疾患として発症したと考えられる副鼻腔バーキットリンパ腫の報告は,われわれが調査した限りにおいて欧米にて2例のみ1,2)であった。今回,われわれは篩骨洞に発症したバーキットリンパ腫を併発したAIDSの1例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する。
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