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特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科手術マニュアル—私の方法
鼻手術
文献概要
はじめに
術後性上顎嚢胞の手術は,従来歯齦部切開により嚢胞に至り,下鼻道または中鼻道に対孔を造設する手術が主に行われてきた。嚢胞壁を摘出するかどうかについては意見が分かれるが,手術の主な目的は,嚢胞を鼻腔に開放し,鼻腔との交通をつけることにより達成される。近年は硬性内視鏡などの光学機器の発達により,経鼻腔的に嚢胞を開放することが容易となってきた。
術後性上顎嚢胞の手術は,従来歯齦部切開により嚢胞に至り,下鼻道または中鼻道に対孔を造設する手術が主に行われてきた。嚢胞壁を摘出するかどうかについては意見が分かれるが,手術の主な目的は,嚢胞を鼻腔に開放し,鼻腔との交通をつけることにより達成される。近年は硬性内視鏡などの光学機器の発達により,経鼻腔的に嚢胞を開放することが容易となってきた。
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