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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科68巻11号

1996年10月発行

特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科手術マニュアル—私の方法

鼻手術

2.内視鏡的鼻・副鼻腔手術 2)術後性上顎嚢胞の手術

著者: 沖中芳彦1

所属機関: 1山口大学医学部耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.59 - P.63

文献概要

 はじめに
 術後性上顎嚢胞の手術は,従来歯齦部切開により嚢胞に至り,下鼻道または中鼻道に対孔を造設する手術が主に行われてきた。嚢胞壁を摘出するかどうかについては意見が分かれるが,手術の主な目的は,嚢胞を鼻腔に開放し,鼻腔との交通をつけることにより達成される。近年は硬性内視鏡などの光学機器の発達により,経鼻腔的に嚢胞を開放することが容易となってきた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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