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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科68巻11号

1996年10月発行

特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科手術マニュアル—私の方法

口腔・咽頭手術

3.扁桃摘出術,アデノイド切除術

著者: 横山道明1 山中昇1

所属機関: 1和歌山県立医科大学耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.79 - P.83

文献概要

 はじめに
 MacBethの1950年における調査によると,初めて扁桃摘出術(扁摘)が行われたのは1757年であった。しかし,当時の主流は扁摘ではなくて扁桃切除術であり,Physickは扁桃切除器を用いた切除術を試みている。その後,次第に現在の扁桃核出術である摘出術が確立され,安定した臨床結果が得られるようになった。抗生物質が発達した現代でも,習慣性扁桃炎など扁摘の適応疾患は多く,耳鼻咽喉科医にとって扁摘は日常臨床のなかで重要な位置を占めている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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