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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科68巻12号

1996年11月発行

原著

長期経過を経て悪性化したと考えられる上顎悪性線維性組織球症(malignant fibrous histiocytoma)の1例

著者: 篠昭男1 吉原俊雄1 田中雅代1 今井容子1

所属機関: 1東京女子医科大学耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.976 - P.980

文献概要

 はじめに
 悪性線維性組織球症(malignant fibrous his-tiocytoma,以下MFHと略す)は,全身の軟部組織に生じ四肢に好発する腫瘍で頭頸部領域での発生は比較的少ないとされている。今回われわれは,良性腫瘍として手術をうけ,25年間という経過を経て悪性化したと考えられる上顎MFHの1例を経験したので若干の文献的考察を加え報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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