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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科68巻12号

1996年11月発行

原著

腫瘤性病変として認められた口蓋扁桃嚢胞の2症例

著者: 岩崎真一1 八木昌人2 水野信一2 荒井直樹2 松本和彦2 川端五十鈴3

所属機関: 1東京大学医学部耳鼻咽喉科学教室 2武蔵野赤十字病院耳鼻咽喉科 3埼玉医科大学総合医療センター耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.1002 - P.1005

文献概要

 はじめに
 口蓋扁桃に生じる腫瘤性病変の大部分は悪性であり,良性の病変が生じることはまれである。口蓋扁桃嚢胞は微小なものは扁桃実質内に比較的高率に存在するが,腫瘤性病変として認められるものは極めてまれであり,過去の報告も少ない。著者らは腫瘤性病変を呈した口蓋扁桃嚢胞の2例を経験したので若干の文献的考察を加え報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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