icon fsr

文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科68巻13号

1996年12月発行

原著

線維素性唾液管炎の1症例

著者: 木内庸雄1 後藤啓恵1 入船盛弘1 高田憲一2 荻野敏3

所属機関: 1大阪府立羽曳野病院耳鼻咽喉科 2大阪府立羽曳野病院アレルギー内科 3大阪大学医学部保健学科

ページ範囲:P.1082 - P.1085

文献概要

 はじめに
 唾液腺の腫脹をきたす疾患は腫瘍性,非腫瘍性と多岐にわたるが,そのなかで線維素性唾液管炎(sialodochitis fibrinosa)1)は本邦では奥田ら2),吉田3)らの数例の報告を見るにすぎない。今回,喘息の発作に同調して,数時間の単位で両側顎下腺が腫脹しまた消退する,線維素性唾液管炎の興味ある1症例を経験したので,若干の考察を加え報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら