文献詳細
目でみる耳鼻咽喉科
文献概要
シェーグレン症候群は,口腔および眼乾燥症状を主徴とする外分泌腺組織の慢性炎症性疾患である。本症候群では,しばしば大唾液腺の腫脹を伴うが,その組織内には,導管上皮の過形成と,上皮間へのリンパ球浸潤を特徴としたbenign lymphoepithelial lesion (BLEL)と呼ばれる病変が知られている1)。また,シェーグレン症候群は時に悪性リンパ腫などのリンパ増殖性疾患を合併することも知られている2)。
BLELは通常良性病変とされているが,そのなかには悪性リンパ腫に移行するものがあることが報告されている3)。今回われわれは,シェーグレン症候群の経過中に顎下腺のBLELを呈し,その後,耳下腺悪性リンパ腫を発症した症例を経験したので供覧する。
BLELは通常良性病変とされているが,そのなかには悪性リンパ腫に移行するものがあることが報告されている3)。今回われわれは,シェーグレン症候群の経過中に顎下腺のBLELを呈し,その後,耳下腺悪性リンパ腫を発症した症例を経験したので供覧する。
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