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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科68巻2号

1996年02月発行

原著

翼口蓋窩由来と考えられる血管腫の1症例

著者: 前田陽一郎1 石尾健一郎1 加瀬康弘1 水野正浩1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院分院耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.123 - P.127

文献概要

 緒言
 血管腫は頭頸部領域の上皮や粘膜,肝臓などに発生する良性腫瘍とされ,しばしば先天性に発生し,小児および若年者に多く生じると考えられている1)。今回われわれは若年女性の翼口蓋窩に発生した静脈性血管腫の1症例を経験し,経上顎外側法により摘出して良好な結果を得た。本稿では手術における翼口蓋窩,側頭下窩への到達方法を比較検討し,文献的考察を加えて報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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