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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科68巻4号

1996年04月発行

連載エッセイ 【Klein aber Mein】・21

頸反射—福田 精教授を偲んで

著者: 浅井良三12

所属機関: 1神戸大学 2兵庫医科大学

ページ範囲:P.346 - P.347

文献概要

 弓を弾く姿勢に頸反射の基本を見る。かつて福田精君が大学院学生の頃,星野先生からMagnusのKörperstellungを頂いてこれを研究するんだと云うていた。彼は柔道マンだから運動についてKörperstel-lungをやるんだと云うていた。その成果が『運動の姿勢』という名著である。
 Körperstellungを追試すると,赤ん坊が仰臥位,両手両足freeの位置で頭を持って左方へ捻じると左上,下肢をのばし右上,下肢を屈曲する頸反射の定型的姿勢をとる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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