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文献概要
原著
嚥下障害をきたした強直性脊椎骨増殖症の1例
著者: 藤井守1 西田功1
所属機関: 1厚生連廣島総合症病院耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.494 - P.498
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強直性脊椎骨増殖症(Ankylosing spinal hyperostosis;ASH)はForestier病とも呼称される疾患であり,広範な靱帯骨化をきたす。その主病変である前縦靱帯骨化により臨床症状が出現することは従来まれといわれていたが1,2),今回われわれは本症により嚥下時違和感と誤嚥を訴え,観血的治療により症状の消失した1例を経験したので報告する。
強直性脊椎骨増殖症(Ankylosing spinal hyperostosis;ASH)はForestier病とも呼称される疾患であり,広範な靱帯骨化をきたす。その主病変である前縦靱帯骨化により臨床症状が出現することは従来まれといわれていたが1,2),今回われわれは本症により嚥下時違和感と誤嚥を訴え,観血的治療により症状の消失した1例を経験したので報告する。
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