icon fsr

文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科69巻11号

1997年10月発行

原著

聴神経鞘腫に対するリニアック分割定位的放射線療法

著者: 坂本徹1 白土博樹2 福田諭1 佐藤信清1 柏村正明1 犬山征夫1 影井兼司2 加藤功3 澤村豊3 中川雅史4 鈴木恵士郎5 北南和彦6 井須豊彦7

所属機関: 1北海道大学医学部耳鼻咽喉科学教室 2北海道大学医学部放射線科 3北海道大学医学部脳神経外科 4帯広厚生病院耳鼻咽喉科 5帯広厚生病院放射線科 6釧路労災病院耳鼻咽喉科 7釧路労災病院脳神経外科

ページ範囲:P.772 - P.776

文献概要

 はじめに
 聴神経鞘腫に対する放射線治療としては,コバルト1回大量照射であるガンマナイフによる定位的放射線外科(stereotactic radiosurgery:SRS)が国内でも1990年より数か所の施設で行われているが,われわれは1992年より本邦では唯一,リニアックを用いた分割照射である定位的放射線療法(stereotactic radiotherapy:SRT)を施行している。今回SRTの腫瘍制御率,合併障害,聴力障害につきガンマナイフとの報告1〜4)の比較を検討したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら