文献詳細
原著
文献概要
はじめに
いわゆるdizziness症例では,フラーとする,クラクラする,意識がなくなる感じがする,電車の中で気分が悪くなる,などの訴えが多い。
平衡機能検査で中枢神経障害の所見もなく,温度刺激検査の左右差もない。訴えのわりには所見に乏しい症例である。これらの中にはCMI検査でIII型,IV型と精神病,心身症を思わせる症例もあり,その専門的治療が必要となる。
また,軽い精神安定剤を用いるとかなり改善される症例もある。しかし,精神安定剤抗めまい薬を投与しても一向に良くならない,と訴える症例もある。これらの中には,脳波検査で異常所見がみられた症例もあり,今回,このような症例につき検討した。
いわゆるdizziness症例では,フラーとする,クラクラする,意識がなくなる感じがする,電車の中で気分が悪くなる,などの訴えが多い。
平衡機能検査で中枢神経障害の所見もなく,温度刺激検査の左右差もない。訴えのわりには所見に乏しい症例である。これらの中にはCMI検査でIII型,IV型と精神病,心身症を思わせる症例もあり,その専門的治療が必要となる。
また,軽い精神安定剤を用いるとかなり改善される症例もある。しかし,精神安定剤抗めまい薬を投与しても一向に良くならない,と訴える症例もある。これらの中には,脳波検査で異常所見がみられた症例もあり,今回,このような症例につき検討した。
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