文献詳細
原著
文献概要
はじめに
唾石症は,これまで腺内および移行部唾石は皮膚切開にょり,導管内の唾石は口内切開により治療されるのが一般的であった。
近年,体外衝撃波結石破砕術(extracorporeal shock wave lithotripsy:ESWL)による腎結石・胆石の治療が普及する中,1989年Iroら1)が唾石への応用を報告して以来本邦でもいくつかの報告があるが,治療成績は必ずしも良くなかった2〜4)。
今回われわれは,唾石14例に対しESWLによる治療を施行し,治療成績,適応について検討したので報告する。
唾石症は,これまで腺内および移行部唾石は皮膚切開にょり,導管内の唾石は口内切開により治療されるのが一般的であった。
近年,体外衝撃波結石破砕術(extracorporeal shock wave lithotripsy:ESWL)による腎結石・胆石の治療が普及する中,1989年Iroら1)が唾石への応用を報告して以来本邦でもいくつかの報告があるが,治療成績は必ずしも良くなかった2〜4)。
今回われわれは,唾石14例に対しESWLによる治療を施行し,治療成績,適応について検討したので報告する。
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