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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科69巻13号

1997年12月発行

原著

Guillain-Barré症候群と考えられた両側同時性顔面神経麻痺の1例

著者: 佐地富砂子1 野中学1 陣内賢1 粉川隆行1 馬場俊吉1 八木聰明1

所属機関: 1日本医科大学耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.911 - P.915

文献概要

 はじめに
 両側末梢性顔面神経麻痺が生じることは比較的稀であり,耳鼻咽喉科領域では両側ベル麻痺の症例報告が散見されるのみである。今回われわれは,両側同時発症の末梢性顔面神経麻痺を呈し,髄液検査で蛋白細胞解離を認め,Guillain-Barré症候群と考えられた1例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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