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原著
典型的な臨床所見を呈した基底細胞母斑症候群の1例
著者: 篠原雄二1 広松辰巳1 内田朱美1 永田芳子1 森本泰宏1 柴田豊2
所属機関: 1九州歯科大学歯科放射線学講座 2鎌倉佐藤病院歯科口腔外科
ページ範囲:P.328 - P.332
文献購入ページに移動基底細胞母斑症候群(basal cell nevus syn-drome)は多発性顎嚢胞,多発性基底細胞母斑,骨格系の異常を主症状とする常染色体優性遺伝性疾患とされている。本症候群は白人に多く有色人種には比較的少ない疾患と考えられている1)。今回われわれは,本症候群の典型例と思われる症例を経験したので,文献的考察を加えて報告する。
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