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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科69巻4号

1997年04月発行

文献概要

原著

典型的な臨床所見を呈した基底細胞母斑症候群の1例

著者: 篠原雄二1 広松辰巳1 内田朱美1 永田芳子1 森本泰宏1 柴田豊2

所属機関: 1九州歯科大学歯科放射線学講座 2鎌倉佐藤病院歯科口腔外科

ページ範囲:P.328 - P.332

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 はじめに
 基底細胞母斑症候群(basal cell nevus syn-drome)は多発性顎嚢胞,多発性基底細胞母斑,骨格系の異常を主症状とする常染色体優性遺伝性疾患とされている。本症候群は白人に多く有色人種には比較的少ない疾患と考えられている1)。今回われわれは,本症候群の典型例と思われる症例を経験したので,文献的考察を加えて報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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