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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科69巻6号

1997年05月発行

特集 外傷と耳鼻咽喉科

III.口腔・咽頭

2.異物による外傷

著者: 長舩宏隆1

所属機関: 1東邦大学医学部耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.93 - P.97

文献概要

 ■はじめに
 口腔は主に食物の摂取と言語の発声,それに続く咽頭は気道,消化管の一部としての役割を担う部位である。そのため意識的あるいは無意識的に種々の異物が入り込む可能性が高い。しかし普通はこれらの異物の介在により外傷を生ずることは少なく,あってもごく軽症である。
 今回はこのような異物症例ではなく,異物が口腔内より入り込み,それが口腔や咽頭に損傷を与えるような症例を対象に,文献報告を中心にその診断と治療について述べてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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