文献詳細
手術・手技
文献概要
はじめに
慢性副鼻腔炎や術後性上顎嚢胞などの鼻副鼻腔疾患に対する外科的治療法として内視鏡下鼻内手術が確立し,さらに様々なレーザーを応用した内視鏡下手術が報告されている1,2)。CO2,Nd:YAG,KTP/532レーザーなど従来のレーザーによる鼻副鼻腔手術では,骨蒸散能に乏しく深達度が一定でないなど様々な欠点もあった。Holmium:Yttrium Alminium Garnet (Ho:YAG)レーザーは,その特性から組織侵襲が出血の有無にかかわらず一定で,骨との反応性に富んでおり骨蒸散能に優れている。今回,Ho:YAGレーザーを内視鏡下鼻内副鼻腔手術に応用し有用であったので報告する。
慢性副鼻腔炎や術後性上顎嚢胞などの鼻副鼻腔疾患に対する外科的治療法として内視鏡下鼻内手術が確立し,さらに様々なレーザーを応用した内視鏡下手術が報告されている1,2)。CO2,Nd:YAG,KTP/532レーザーなど従来のレーザーによる鼻副鼻腔手術では,骨蒸散能に乏しく深達度が一定でないなど様々な欠点もあった。Holmium:Yttrium Alminium Garnet (Ho:YAG)レーザーは,その特性から組織侵襲が出血の有無にかかわらず一定で,骨との反応性に富んでおり骨蒸散能に優れている。今回,Ho:YAGレーザーを内視鏡下鼻内副鼻腔手術に応用し有用であったので報告する。
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