はじめに
上咽頭癌は,その発生部位の解剖学的特徴から早期診断が困難であることが多く,また早期より頸部転移や遠隔転移をきたしやすいため,初診時にはすでに病期が進行していることが多いのが現状である。そのため,頭頸部領域の悪性腫瘍の中でも予後不良のものの1つとなっている。また,治療としては放射線に対する感受性が高いことから,従来より放射線治療が中心的な役割を果たしてきた。しかし,照射終了直後は腫瘍が消失しても,その後の局所および頸部リンパ節での再発や遠隔転移が多く,放射線による局所治療のみでは限界があると考えられる。当教室では,1982年から遠隔転移の予防,局所再発の防止を目的として化学療法を放射線療法に先行させて併用するneo-adjuvant chemotherapy (以下,NACと略)を積極的に行ってきた1,2)。
今回われわれは,当科にて加療した上咽頭癌一次症例のうち,stage IV症例について治療方針の変遷および治療成績を検討し,その結果をふまえ現在のわれわれの治療方針を示す。
雑誌目次
耳鼻咽喉科・頭頸部外科70巻10号
1998年09月発行
雑誌目次
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その2)
3.上咽頭癌stage IV症例
①慶應義塾大学病院・静岡赤十字病院の場合
著者: 徳丸裕 , 藤井正人 , 行木英生
ページ範囲:P.631 - P.637
②癌研究会附属病院における上咽頭癌stage IVの治療法と成績
著者: 鎌田信悦
ページ範囲:P.638 - P.644
はじめに
上咽頭癌は放射線感受性が比較的高く,これまでの標準的な治療法として放射線照射が第1選択として用いられてきた。しかし,stage IIIまでの原発巣と頸部リンパ節転移の制御率には満足し得る結果が得られるものの,T4およびN3の放射線制御率は決して満足できるものではなかった1,2)。また,遠隔転移率が高い上咽頭癌において局所療法である放射線治療は自ずと限界があった3)。これらの限界を打ち破るために,化学療法が様々な形で用いられ,それなりの成果を上げてきている。特にシスプラチンが頭頸部癌の治療に用いられて以来,化学療法の奏効率が向上し,併用療法の成果が出ている。化学療法を併用する方法には,放射線照射に先立って化学療法を行うinductionchemotherapy,放射線と同時期に投与するcon-current chemoradiotherapy,照射後に行うad-juvant chemotherapyがある。この中で,ad-juvant chemotherapyは上咽頭癌の遠隔転移抑制効果が証明されている4,5)。
上咽頭癌の新分類stage IVは放射線治療で難治性のものと考えて間違いはない(表1)。舌癌や下咽頭癌のリンパ節転移が放射線抵抗性であるのに対し,上咽頭癌の頸部リンパ節転移は放射線感受性が高く6cmを超えるN3が放射線照射で消失することは珍しくはない。とはいうものの,やはり難治性であることには違いはなく,化学療法や手術の併用で治療効果向上の努力がなされている。
4.頸部転移を有する中咽頭癌
①関西医科大学病院の場合
著者: 熊澤博文 , 辻裕之 , 蔦佳尚 , 南野雅之 , 立川拓也 , 井上俊哉 , 南豊彦 , 山下敏夫
ページ範囲:P.647 - P.651
はじめに
現在の中咽頭癌の治療として,放射線治療と手術治療に大別され,化学療法が補足的治療として位置づけされる。解剖学的に複雑な中咽頭に発生した腫瘍は,その発生した各部位や組織型により治療内容の選択に差違があることが指摘されている。さらに,放射線治療後での味覚障害,口内乾燥が出現することや手術治療後には嚥下障害,構音障害などの機能障害を伴うことが多く,癌根治性の追求と治療後の機能障害発現の回避の観点から,各治療方法を選択する際に論議となることが多い。これらの理由で,本邦においていまだ確立された治療指針がなく,各施設において種々の治療内容が存在するものと考えられる。当科においても,今日まで中咽頭扁平上皮癌症例に対して行ってきた過去の治療内容とその成績を検討することで治療方針の変更を適宜行ってきた。
本稿では当科における治療成績を述べるとともに,中咽頭癌に多い頸部リンパ節転移を伴う病期分類III期とIV期の側壁型進行癌に対し,当科で行われている最近の治療内容についても言及し報告する。
②高知医科大学病院の場合
著者: 岸本誠司
ページ範囲:P.653 - P.657
はじめに
中咽頭癌に対する治療方針を決定する場合,原発巣の制御と同時に,6〜70%と高頻度に出現する頸部リンパ節転移1,2)に対する制御も考慮に入れ,両者の治療をどのように組み合わせて行うかを検討することが重要となってくる。
本稿では,過去11年間に高知医科大学において加療した中咽頭扁平上皮癌新鮮例65例を対象として,頸部リンパ節に対する治療法およびその成績を中心に検討し,リンパ節転移に対する適切な治療法の選択について考察を加える。
目でみる耳鼻咽喉科
茎状突起超過長症の1例
著者: 島津薫 , 毛利学 , 鎌田守人 , 谷泰一郎
ページ範囲:P.628 - P.629
茎状突起は平均25〜35mmで,5〜10%に延長する例があるといわれており,過長により咽喉頭異常感,嚥下痛,耳痛,耳管閉塞感,肩こり,頭重感など種々雑多な症状を訴えることは周知の事項である。われわれは先端が舌骨に近接する超過長を示す茎状突起過長症を経験したので報告する。
原著
副鼻腔手術後のtoxic shock syndromeの1症例
著者: 渡邉幸二郎 , 池田勝久 , 川瀬哲明 , 大島猛史 , 鈴木直弘 , 舘田勝 , 中塚滋 , 熊谷正樹 , 髙坂知節 , 武山実
ページ範囲:P.659 - P.662
はじめに
Toxic shock syndrome (以下,TSSと略)は1978年にToddら1)によって初めて報告された症候群で,発疹,血圧低下,発熱などの主症状と下痢,筋肉痛,粘膜発赤,意識障害などの多彩な副症状を呈する疾患であり,重症例では致死的となることもある。欧米では鼻副鼻腔手術後に発症した報告も多く2〜7),本邦においても副鼻腔手術後に発症した症例が数例報告されている8〜10)。現在まで本症の確定診断に有力な手段がなく,発生頻度は潜在的に多いことが推察される。
われわれはTSSと思われる1例を経験したので,その臨床経過とともに診断法について,文献的考察を加えて報告する。
猫ひっかき病の2症例
著者: 小桜謙一 , 松本州司 , 宮崎純一
ページ範囲:P.663 - P.667
はじめに
頭頸部領域のリンパ節腫脹をきたす疾患は種々あるが,急性感染症状に乏しく,また持続するリンパ節腫脹は悪性腫瘍との鑑別に苦慮することが多く,確定診断のために生検を余儀なくされることがある。猫ひっかき病は,猫との接触の後に局所リンパ節腫脹をきたす疾患で,リンパ節腫脹は腋下,頭頸部領域に多いとされる1,2)。猫ひっかき病は現在確立した診断法がなく,原因不明の頭頸部リンパ節腫脹をみた場合に同疾患を鑑別疾患の1つとして考慮する必要がある3〜5)。今回われわれは,リンパ節生検で病理組織中に桿菌が証明された猫ひっかき病2例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する。
喉頭に原発した腺様嚢胞癌の1例
著者: 竹内洋介 , 鈴木晴彦 , 小村健 , 重原岳雄 , 山下知巳 , 嶋田文之
ページ範囲:P.669 - P.673
はじめに
腺様嚢胞癌は唾液腺に好発するが,喉頭における発生は比較的稀である。最近われわれは,最終的な診断確定までに長期を要した喉頭原発の腺様嚢胞癌の1例を経験したので,その発生頻度,診断および治療法,予後などについて,文献的な考察を加えて報告する。
治療に難渋した術後性下咽頭狭窄の1例
著者: 山里将司 , 又吉重光 , 真栄田裕行 , 楠見彰
ページ範囲:P.675 - P.678
はじめに
下咽頭や頸部食道の悪性腫瘍手術では,腫瘍も含めた広範な切除および一期的再建は日常的に行われており,良好な予後を得ている。しかし,術後かなりの年月を経た後,新たに下咽頭や頸部食道の瘢痕性狭窄をきたすことも稀ではない。その場合,たいていは保存的治療が効を奏すことが多いが,根治には至らないこともある。
今回われわれは,術後11年目に大胸筋皮弁を用いて瘢痕性下咽頭狭窄部を再建し,良好な結果を得た1例を経験したので,症例の詳細な経過とともに文献的考察を加えて報告する。
小児顎下腺多形腺腫の1例
著者: 日下貴文 , 飯島三佳 , 小室広昭 , 牧野駿一
ページ範囲:P.683 - P.686
はじめに
唾液腺に発生する多形腺腫の報告は,これまで数多くなされているが,小児期に発生するものは極めて稀である。今回われわれは,穿刺吸引細胞診で術前診断が可能であった小児顎下腺多形腺腫の1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する。
鼻腔神経鞘腫の1例
著者: 野宮重信 , 江谷勉 , 服部謙志 , 小田幸江 , 山本貴義 , 赤木博文 , 西崎和則
ページ範囲:P.687 - P.690
はじめに
神経鞘腫は身体のあらゆる部位に発生する可能性があるが,術前の確定診断は得られにくく,組織学的検査が重要である。また,治療は外科的切除のみであり,完全に摘出しなければ再発を繰り返したり,悪性化の経過をたどることもあるため十分な注意が必要である1,2)。耳鼻咽喉科領域では聴神経に発生しやすく,鼻副鼻腔の神経鞘腫に遭遇することは少ない。今回われわれは,鼻腔原発の神経鞘腫症例を経験したので報告する。
頸部Castleman病の1症例
著者: 池田陽一 , 佃守 , 持松いづみ , 榎本浩幸 , 名古屋孝夫 , 山岡秀之 , 関彰彦
ページ範囲:P.693 - P.696
はじめに
Castleman病は胸腺腫に類似した組織像をもち縦隔に好発する,耳鼻咽喉科医にとって比較的稀な疾患である。今回われわれは,頸部に孤立性に発生したCastleman病の1症例を経験したので報告する。
鏡下咡語
ある患者さんの鼻副鼻腔炎の手術について
著者: 足川力雄
ページ範囲:P.680 - P.682
I.はじめに
医師になり46年,耳鼻咽喉科領域のうちの鼻副鼻腔の臨床解剖学に主力をおいてから43年間が経過した。
その間,数多くの患者さんに接したが,その中で印象深く忘れ難い方について,20年を経過したので本稿を借りて記述させて戴くこととする。
連載 耳鼻咽喉科“コツ”シリーズ 2.検査のコツ
③アレルギー検査のコツ
著者: 島田均 , 馬場廣太郎
ページ範囲:P.697 - P.702
はじめに
鼻アレルギー患者の多くは「鼻アレルギー(花粉症)は治らない」という諦めをもっている。自然治癒を含め,減感作などの治療により鼻アレルギーの症状が消失し,内服薬などを用いた医療から解放された状態になることを治癒とすれば,確かにその数は少ない。また,治るという風説があれば,民間療法でも遠方より患者が集まるのも現実であり,患者の健康被害が生じたり,また水面下のトラブルも多いようである。年々増加し,難治化,重症化傾向があるといわれる本疾患に対し,適切な診断,治療を行うために日本アレルギー学会では「鼻アレルギー(含花粉症)の診断と治療」のガイドラインを設定している1)。このガイドラインには特に拘束力はないが,不適切な診断,治療が行われ,かつ患者の健康に不利益が生じた場合には,損害に対する責任の判断基準の1つとなる可能性がある。
ここでのテーマは,アレルギー検査のコツであるが,極論すれば施行する検査が患者の治療上必要かどうかである。患者と医師との良好な関係をつくっていくためには,医師は検査の意義,必要性,方法,結果の示す意味を患者に正確に,かつ,わかりやすく伝える必要がある。患者が病気を理解し医師を信頼してはじめて,生活全般にわたる改善や,治療に対しての意欲がもてる。治療が長期にわたる可能性がある本疾患では,ときに「治らない」という諦めからの脱落症例があり,われわれはこれらの症例を減らすために,患者に希望,目標を与え,根気よく治療が受けられるよう指導をしなければならない。技術的な検査のコツよりも検査のタイミングと検査の選択,患者指導への応用こそがアレルギー検査のポイントといえる。ガイドラインに掲げる目標「症状を抑え,長期寛解を維持し,患者の医療からの解放を目指す」の達成のために必要な治療計画と治療経過上の判断材料である検査に関して,その意義,選択のコツについて述べる。
基本情報

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90巻4号(2018年4月発行)
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特集 頭頸部癌に対する薬物療法—最新情報
90巻2号(2018年2月発行)
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特集 All about頭頸部再建—多彩な皮弁を使いこなす!
87巻6号(2015年5月発行)
特集 注意すべき真菌症診療の落とし穴
87巻5号(2015年4月発行)
増刊号 こんなときの対応法がわかる 耳鼻咽喉科手術ガイド
87巻4号(2015年4月発行)
特集 最新の補聴器診療—補聴器による聴覚リハビリテーション
87巻3号(2015年3月発行)
特集 痛みの鑑別診断
87巻2号(2015年2月発行)
特集 膿瘍—マネジメントとピットフォール
87巻1号(2015年1月発行)
特集 新しい治療機器
86巻13号(2014年12月発行)
特集 口腔粘膜の難治疾患への対応法
86巻12号(2014年11月発行)
特集② 創管理の最前線—知っておきたい形成外科の知識
86巻11号(2014年10月発行)
特集 インフルエンザ
86巻10号(2014年9月発行)
特集 咽頭癌・頸部食道癌の治療戦略Update
86巻9号(2014年8月発行)
特集 前庭機能検査の新展開
86巻8号(2014年7月発行)
特集② 緩和医療・支持療法を知る
86巻7号(2014年6月発行)
特集 鼻副鼻腔内視鏡手術Update
86巻6号(2014年5月発行)
特集② 歯科口腔外科の話題
86巻5号(2014年4月発行)
増刊号 画像診断パーフェクトガイド―読影のポイントとピットフォール
86巻4号(2014年4月発行)
特集 音声外科Update
86巻3号(2014年3月発行)
特集② 知っておきたい血液内科の知識―専門医の診方・治し方
86巻2号(2014年2月発行)
特集 小児難聴Update
86巻1号(2014年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の最新トピックス
85巻13号(2013年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域疾患の最新疫学
85巻12号(2013年11月発行)
特集② 耳鼻咽喉科領域のジェネリック医薬品とサプリメント
85巻11号(2013年10月発行)
特集 帰してはいけない耳鼻咽喉科外来患者
85巻10号(2013年9月発行)
特集② 知っておきたい消化器疾患の知識―専門医の診方・治し方
85巻9号(2013年8月発行)
特集 局所副腎皮質ステロイドの正しい使い方
85巻8号(2013年7月発行)
特集② 知っておきたい呼吸器疾患―専門医の診方・治し方
85巻7号(2013年6月発行)
特集 分子標的薬時代の耳鼻咽喉科診療―処方するとき,服用患者を診るときのポイント
85巻6号(2013年5月発行)
特集② 知っておきたい神経内科の知識―専門医の診方・治し方
85巻5号(2013年4月発行)
特集 急患・急変対応マニュアル―そのとき必要な処置と処方
85巻4号(2013年4月発行)
特集 身につけたいリハビリテーションの最新スキル
85巻3号(2013年3月発行)
特集② コーンビームCT活用法
85巻2号(2013年2月発行)
特集 ここまでできる外来手術
85巻1号(2013年1月発行)
特集 花粉症の治療―新たな展開
84巻13号(2012年12月発行)
特集 メニエール病Update
84巻12号(2012年11月発行)
特集② 知っておきたい小児科の知識―専門医の診方・治し方
84巻11号(2012年10月発行)
特集 扁桃とアデノイドUpdate
84巻10号(2012年9月発行)
特集② 知っておきたい眼科の知識―専門医の診方・治し方
84巻9号(2012年8月発行)
特集 HPV・EBVと頭頸部腫瘍
84巻8号(2012年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域のアンチエイジング
84巻7号(2012年6月発行)
特集 診療ガイドラインのエッセンスとその活用法
84巻6号(2012年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科手術におけるナビゲーションとモニタリング
84巻5号(2012年4月発行)
特集 最新の診療NAVI―日常診療必携
84巻4号(2012年4月発行)
特集 最新の漢方診療
84巻3号(2012年3月発行)
特集 知っておきたい精神神経科の知識―専門医の診方・治し方
84巻2号(2012年2月発行)
特集 ワクチン
84巻1号(2012年1月発行)
特集 日常診療で遭遇するトラブルへの対応
83巻13号(2011年12月発行)
特集 治りにくい症状への対応
83巻12号(2011年11月発行)
特集 知っておきたい皮膚科の知識―専門医の診方・治し方
83巻11号(2011年10月発行)
特集 こんなときどうする?―鼻科手術編
83巻10号(2011年9月発行)
特集 これを読めばPETがわかる
83巻9号(2011年8月発行)
特集 こんなときどうする?―耳科手術編
83巻8号(2011年7月発行)
特集 知っておきたい唾液腺疾患
83巻7号(2011年6月発行)
特集 こんなときどうする?―頭頸部外科編
83巻6号(2011年5月発行)
特集 最新技術―補聴器と人工中耳・人工内耳
83巻5号(2011年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科感染症の完全マスター
83巻4号(2011年4月発行)
特集 特殊疾患への対応
83巻3号(2011年3月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疼痛への対応
83巻2号(2011年2月発行)
特集 診療所における工夫―私はこうしている
83巻1号(2011年1月発行)
特集 めまい―最新のトピックス
82巻13号(2010年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科における心因性疾患とその対応
82巻12号(2010年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―書類作成と留意点
82巻11号(2010年10月発行)
特集 表在癌の新しい対応
82巻10号(2010年9月発行)
特集 好酸球関連の病変
82巻9号(2010年8月発行)
82巻8号(2010年7月発行)
82巻7号(2010年6月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域と感染症
82巻6号(2010年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の術後機能評価
82巻5号(2010年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の検査マニュアル―方法・結果とその解釈
82巻4号(2010年4月発行)
82巻3号(2010年3月発行)
特集 診療ガイドライン・診療の手引き概要
82巻2号(2010年2月発行)
82巻1号(2010年1月発行)
特集 急性感音難聴の取り扱い
81巻13号(2009年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―知っておきたい臨床解剖
81巻12号(2009年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来手技とインシデント・アクシデント
81巻11号(2009年10月発行)
特集 聴覚障害を生じる薬物
81巻10号(2009年9月発行)
特集 放射線治療における有害事象
81巻9号(2009年8月発行)
81巻8号(2009年7月発行)
81巻7号(2009年6月発行)
特集 最近の頭頸部癌治療
81巻6号(2009年5月発行)
特集 リスクマネジメント
81巻5号(2009年4月発行)
特集 頭頸部再建外科―日常臨床から理論まで
81巻4号(2009年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(3)
81巻3号(2009年3月発行)
特集 診療所で必要な救急処置
81巻2号(2009年2月発行)
81巻1号(2009年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(2)糖尿病合併者のステロイド療法
80巻13号(2008年12月発行)
特集 聴神経腫瘍の治療:症例呈示と治療原則
80巻12号(2008年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(1)小児難聴児への対応
80巻11号(2008年10月発行)
80巻10号(2008年9月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疾患とその処方例
80巻9号(2008年8月発行)
80巻8号(2008年7月発行)
特集 嚥下障害手術のコツ
80巻7号(2008年6月発行)
80巻6号(2008年5月発行)
80巻5号(2008年4月発行)
特集 オフィスサージャリー・ショートステイサージャリー
80巻4号(2008年4月発行)
特集 女性と耳鼻咽喉科疾患
80巻3号(2008年3月発行)
80巻2号(2008年2月発行)
80巻1号(2008年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―症例報告発表・論文執筆のコツ,注意点
79巻13号(2007年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来処置,手術のコツ,注意点
79巻12号(2007年11月発行)
79巻11号(2007年10月発行)
特集 地域医療との共生―術後処置の依頼と紹介
79巻10号(2007年9月発行)
79巻9号(2007年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科関連の資格等の取得について
79巻8号(2007年7月発行)
79巻7号(2007年6月発行)
特集 新生児聴覚検診の役割
79巻6号(2007年5月発行)
79巻5号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科のリハビリテーション―症例を中心に
79巻4号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の真菌感染の治療
79巻3号(2007年3月発行)
79巻2号(2007年2月発行)
特集 抗菌薬のファースト・チョイス
79巻1号(2007年1月発行)
特集 頭頸部領域の温度外傷・化学的腐食の取り扱い
78巻13号(2006年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―手術手技とコツ
78巻12号(2006年11月発行)
78巻11号(2006年10月発行)
特集 スポーツと耳鼻咽喉科疾患
78巻10号(2006年9月発行)
78巻9号(2006年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科疾患と高齢者(65歳以上)への対応
78巻8号(2006年7月発行)
78巻7号(2006年6月発行)
特集 知っておきたい耳鼻咽喉科疾患の病理
78巻6号(2006年5月発行)
78巻5号(2006年4月発行)
78巻4号(2006年4月発行)
特集 甲状腺疾患の診断と治療
78巻3号(2006年3月発行)
特集 突発性難聴の今
78巻2号(2006年2月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の疼痛
78巻1号(2006年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とウイルス
77巻13号(2005年12月発行)
77巻12号(2005年11月発行)
特集 耳管機能検査
77巻11号(2005年10月発行)
特集 副鼻腔炎
77巻10号(2005年9月発行)
特集 嗄声の診断と治療
77巻9号(2005年8月発行)
77巻8号(2005年7月発行)
特集 頸部リンパ節腫脹
77巻7号(2005年6月発行)
特集 補聴器に関する最近の変化
77巻6号(2005年5月発行)
特集 囊胞性疾患
77巻5号(2005年4月発行)
特集 聴力改善手術
77巻4号(2005年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の異物とその摘出法
77巻3号(2005年3月発行)
特集 味覚・嗅覚障害
77巻2号(2005年2月発行)
77巻1号(2005年1月発行)
特集 顔面神経麻痺
76巻13号(2004年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の癌化学療法レジメン
76巻12号(2004年11月発行)
76巻11号(2004年10月発行)
76巻10号(2004年9月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻9号(2004年8月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻8号(2004年7月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻7号(2004年6月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻6号(2004年5月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻5号(2004年4月発行)
特集 上気道アレルギーを診る
76巻4号(2004年4月発行)
特集 画像・動画の保存とプレゼンテーション
76巻3号(2004年3月発行)
特集 好酸球性中耳炎
76巻2号(2004年2月発行)
特集 人工聴覚手術の現況
76巻1号(2004年1月発行)
75巻13号(2003年12月発行)
特集 電子カルテの現在と将来
75巻12号(2003年11月発行)
75巻11号(2003年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科におけるナビゲーション手術
75巻10号(2003年9月発行)
75巻9号(2003年8月発行)
特集 いびきの治療
75巻8号(2003年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の皮膚・粘膜疾患
75巻7号(2003年6月発行)
75巻6号(2003年5月発行)
75巻5号(2003年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の機能検査―何がどこまでわかるか―
75巻4号(2003年4月発行)
75巻3号(2003年3月発行)
75巻2号(2003年2月発行)
特集 薬物による聴覚障害
75巻1号(2003年1月発行)
74巻13号(2002年12月発行)
特集 身体障害者福祉法と耳鼻咽喉科
74巻12号(2002年11月発行)
特集 急性感音難聴
74巻11号(2002年10月発行)
特集 小児の人工内耳
74巻10号(2002年9月発行)
74巻9号(2002年8月発行)
特集 難治性副鼻腔炎の治療
74巻8号(2002年7月発行)
74巻7号(2002年6月発行)
74巻6号(2002年5月発行)
特集 私のクリニック
74巻5号(2002年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科における手術の危険度
74巻4号(2002年4月発行)
74巻3号(2002年3月発行)
74巻2号(2002年2月発行)
トピックス めまいの治療
74巻1号(2002年1月発行)
トピックス 院内感染の現況とその取り扱い
73巻13号(2001年12月発行)
73巻12号(2001年11月発行)
トピックス 心身医学と耳鼻咽喉科
73巻11号(2001年10月発行)
73巻10号(2001年9月発行)
トピックス 嚥下障害
73巻9号(2001年8月発行)
73巻8号(2001年7月発行)
73巻7号(2001年6月発行)
73巻6号(2001年5月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科と遺伝子解析
73巻5号(2001年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の新しい器械,器具
73巻4号(2001年4月発行)
トピックス クリニカルパスとその周辺
73巻3号(2001年3月発行)
73巻2号(2001年2月発行)
トピックス 今話題の花粉症
73巻1号(2001年1月発行)
72巻13号(2000年12月発行)
72巻12号(2000年11月発行)
トピックス 補聴器とその適合
72巻11号(2000年10月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域のレーザー治療—その適応と成績
72巻10号(2000年9月発行)
72巻9号(2000年8月発行)
72巻8号(2000年7月発行)
72巻7号(2000年6月発行)
72巻6号(2000年5月発行)
72巻5号(2000年4月発行)
特集 全身疾患と耳鼻咽喉科
72巻4号(2000年4月発行)
72巻3号(2000年3月発行)
トピックス 結核と耳鼻咽喉科
72巻2号(2000年2月発行)
72巻1号(2000年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科と奇形
71巻13号(1999年12月発行)
71巻12号(1999年11月発行)
トピックス ことばの障害と耳鼻咽喉科
71巻11号(1999年10月発行)
71巻10号(1999年9月発行)
トピックス めまい—私の考え方
71巻9号(1999年8月発行)
71巻8号(1999年7月発行)
71巻7号(1999年6月発行)
71巻6号(1999年5月発行)
71巻5号(1999年4月発行)
特集 再建外科
71巻4号(1999年4月発行)
71巻3号(1999年3月発行)
71巻2号(1999年2月発行)
71巻1号(1999年1月発行)
70巻13号(1998年12月発行)
70巻12号(1998年11月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その3)
70巻11号(1998年10月発行)
70巻10号(1998年9月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その2)
70巻9号(1998年8月発行)
70巻8号(1998年7月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その1)
70巻7号(1998年6月発行)
70巻6号(1998年5月発行)
トピックス ベル麻痺の診断と治療—最近の知見
70巻5号(1998年4月発行)
特集 高齢者の耳鼻咽喉科・頭頸部疾患—治療とリハビリのてびき
70巻4号(1998年4月発行)
70巻3号(1998年3月発行)
70巻2号(1998年2月発行)
70巻1号(1998年1月発行)
69巻13号(1997年12月発行)
69巻12号(1997年11月発行)
トピックス 頭頸部領域の乳頭腫—その基礎と臨床
69巻11号(1997年10月発行)
69巻10号(1997年9月発行)
トピックス 鼻アレルギーの診断と治療—最近の知見
69巻9号(1997年8月発行)
69巻8号(1997年7月発行)
69巻7号(1997年6月発行)
69巻6号(1997年5月発行)
特集 外傷と耳鼻咽喉科
69巻5号(1997年5月発行)
69巻4号(1997年4月発行)
69巻3号(1997年3月発行)
69巻2号(1997年2月発行)
トピックス 口腔疾患の診断と治療
69巻1号(1997年1月発行)
68巻13号(1996年12月発行)
68巻12号(1996年11月発行)
68巻11号(1996年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科手術マニュアル—私の方法
68巻10号(1996年10月発行)
68巻9号(1996年9月発行)
68巻8号(1996年8月発行)
トピックス 聴神経腫瘍
68巻7号(1996年7月発行)
68巻6号(1996年6月発行)
68巻5号(1996年5月発行)
68巻4号(1996年4月発行)
68巻3号(1996年3月発行)
68巻2号(1996年2月発行)
68巻1号(1996年1月発行)
67巻13号(1995年12月発行)
67巻11号(1995年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の画像診断
67巻12号(1995年11月発行)
67巻10号(1995年10月発行)
トピックス ウェゲナー肉芽腫症の診断と治療
67巻9号(1995年9月発行)
67巻8号(1995年8月発行)
67巻7号(1995年7月発行)
トピックス 下咽頭・頸部食道癌の治療とその成績
67巻6号(1995年6月発行)
67巻5号(1995年5月発行)
67巻4号(1995年4月発行)
67巻3号(1995年3月発行)
トピックス 日帰り手術
67巻2号(1995年2月発行)
67巻1号(1995年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉・頭頸部領域のスポーツ外傷
66巻13号(1994年12月発行)
66巻12号(1994年11月発行)
トピックス メディカルフォトテクニック
66巻11号(1994年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域 腫脹の診断
66巻10号(1994年10月発行)
66巻9号(1994年9月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の真菌症—診断と治療
66巻8号(1994年8月発行)
66巻7号(1994年7月発行)
66巻6号(1994年6月発行)
トピックス 耳管機能とその評価
66巻5号(1994年5月発行)
66巻4号(1994年4月発行)
66巻3号(1994年3月発行)
トピックス 頭頸部領域の悪性リンパ腫
66巻2号(1994年2月発行)
66巻1号(1994年1月発行)
65巻13号(1993年12月発行)
65巻12号(1993年11月発行)
65巻11号(1993年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科の機能検査マニュアル
65巻10号(1993年10月発行)
65巻9号(1993年9月発行)
65巻8号(1993年8月発行)
65巻7号(1993年7月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科とリハビリテーション
65巻6号(1993年6月発行)
65巻5号(1993年5月発行)
65巻4号(1993年4月発行)
65巻3号(1993年3月発行)
トピックス 耳鼻咽喉頭頸部領域の自己免疫疾患—最近の知見
65巻2号(1993年2月発行)
65巻1号(1993年1月発行)
トピックス 環境と耳鼻咽喉科
64巻13号(1992年12月発行)
トピックス メニエール病の診断と治療
64巻12号(1992年11月発行)
64巻10号(1992年10月発行)
トピックス 内視鏡による診療・最近の進歩
64巻11号(1992年10月発行)
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 症候群事典
64巻9号(1992年9月発行)
64巻8号(1992年8月発行)
トピックス 耳小骨連鎖再建術
64巻7号(1992年7月発行)
64巻6号(1992年6月発行)
64巻5号(1992年5月発行)
トピックス 補聴器の処方
64巻4号(1992年4月発行)
トピックス 頸部腫瘤の穿刺吸引細胞診
64巻3号(1992年3月発行)
64巻2号(1992年2月発行)
64巻1号(1992年1月発行)
トピックス 副鼻腔のエアロゾル療法
63巻13号(1991年12月発行)
63巻12号(1991年11月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の異物とその除去法
63巻11号(1991年11月発行)
特集 外来診療マニュアル—私はこうしている
63巻10号(1991年10月発行)
63巻9号(1991年9月発行)
63巻8号(1991年8月発行)
トピックス 舌癌の治療
63巻7号(1991年7月発行)
63巻6号(1991年6月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科医のための甲状腺疾患
63巻5号(1991年5月発行)
63巻4号(1991年4月発行)
63巻3号(1991年3月発行)
トピックス 高齢者と耳鼻咽喉科・愁訴と対応
63巻2号(1991年2月発行)
63巻1号(1991年1月発行)
62巻13号(1990年12月発行)
トピックス 鼻茸
62巻12号(1990年11月発行)
トピックス 聴力改善手術
62巻11号(1990年10月発行)
トピックス 心因性難聴
62巻10号(1990年10月発行)
症例特集 頭頸部腫瘍
62巻9号(1990年9月発行)
トピックス 嗅覚障害
62巻8号(1990年8月発行)
トピックス 小児副鼻腔炎
62巻7号(1990年7月発行)
トピックス 顔面神経麻痺
62巻6号(1990年6月発行)
トピックス 人工中耳・人工内耳
62巻5号(1990年5月発行)
トピックス 嚥下障害
62巻4号(1990年4月発行)
トピックス ダニとアレルギー
62巻3号(1990年3月発行)
トピックス 頭頸部癌に対する制癌剤の選択
62巻2号(1990年2月発行)
トピックス 音声外科
62巻1号(1990年1月発行)
トピックス 耳音響放射