はじめに
喉頭癌は頭頸部領域で最も予後の良好な癌である。今日では常識となったこの概念は先人の努力の積み重ねなくしては語ることができない。1854年に喉頭鏡が発見されたのを初めに,喉頭全摘術の開発,X線の発見,抗生物質の発見,頸部郭清術の開発などに代表される出来事がわずか百年あまりの間に,喉頭癌を最も恐れられた疾患から最も治療法が確立した頭頸部悪性腫瘍へと変化させた。
今日,T1やT2の早期声帯癌は放射線を中心とした治療で,どの施設でも比較的安定した制御率が得られるようになった。症例数はさほど多くないが,T4の進行声帯癌に関しては頸部リンパ節転移や遠隔転移の存在と絡んで依然制御が困難な場合が多い。T3声帯癌に関しては他の頭頸部癌と異なり,進行癌でありながら頸部リンパ節や遠隔転移を起こしにくく,原発巣の制御自体が予後を左右する重要な因子となる。
雑誌目次
耳鼻咽喉科・頭頸部外科70巻12号
1998年11月発行
雑誌目次
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その3)
5.声帯癌T3症例の保存的治療
①北里大学病院の場合
著者: 中山明仁 , 髙橋廣臣
ページ範囲:P.793 - P.797
②北海道大学病院の場合
著者: 犬山征夫 , 福田諭 , 古田康 , 本間明宏 , 白土博樹
ページ範囲:P.799 - P.804
I.放射線治療とcarboplatinの同時併用療法について
北海道大学病院耳鼻咽喉科では,放射線科との共同研究として1990年11月から放射線治療とcarboplatin (CBDCA)の同時併用療法を試みている。その主たる目的は,1) stage I,II症例の局所制御率を改善する,2) stage III,IV症例における遠隔成績の改善および臓器・機能の温存率を改善することである。当初,本治療法の対象は声門癌(T1NO)および悪性リンパ腫を除く全例としたが,今回の解析は扁平上皮癌症例のみとした。また除外基準として,PS≧3,白血球数<3,500/cmm,血小板<80,000/cmm,sCr>2.0mg/dl,BUN>30mg/dlとした。
治療法のスケジュールは図1に示す通りである。すなわち照射は2.5Gy/日/f,週4回(月,火,木,金)で10Gy/週,総線量60〜70Gyである。一方,CBDCAは100mg/m2/日iv/30minで照射の1時間前に投与する。総投与量は700mg/m2となる。CBDCA+放射線治療の同時併用例は,原則として(関連病院などで治療を行っている症例の一部は除く)総線量が40Gyに達した場合,毎週火曜日に行っている腫瘍カンファレンスにおいて治療効果を評価し,同時併用を継続するか,手術に移行するかを患者の希望も考慮して検討した。
6.下咽頭癌T3症例
①藤田保健衛生大学病院の場合
著者: 桜井一生 , 岩田重信
ページ範囲:P.805 - P.808
はじめに
下咽頭癌は初期症状に乏しく早期診断が困難であり,初診時既にstage III,IVの進行癌であることが多い。また,頸部リンパ節転移や遠隔転移をきたしやすく予後不良である。一般にその治療は手術療法が主体で,それに術前,術後に放射線治療や化学療法を併用した集学的治療を行い,治療成績の向上を計っているのが現状と思われる。今回は,当科における下咽頭癌T3症例の治療方針とその治療成績について述べる。ただし,治療成績についてはT3症例が15例と少数であったので,T3症例と同じ治療法で治療したT2,T4症例も含めて述べることとする。
②福井医科大学病院の場合
著者: 斎藤等 , 藤枝重治
ページ範囲:P.809 - P.812
はじめに
下咽頭癌の予後の悪さは,現在でも衆目の認めるところである。したがって,その目標には,まず治癒率の向上,続いて咽喉食摘に伴う機能損失の回復または温存の2つがある。
下咽頭癌に対する治療法,特に咽喉食摘後の再建法の変遷には目覚ましいものがある。すなわち,皮膚棒法に始まり,DP皮弁法,大胸筋などの筋皮弁法,胃管挙上法,遊離空腸法に至る変遷である1〜6)。また,音声再建法にも幾多の努力がみられる7〜8)。再建法の改善と治癒率の向上とは車の両輪のごとく相俟って,最近では拡大手術が可能となり,治癒率も向上してきている。
7.甲状腺癌T4症例
①国立京都病院における甲状腺癌T4症例の治療方針と成績
著者: 永原國彦
ページ範囲:P.813 - P.818
はじめに
甲状腺の分化癌は,low grade malignancyで99%,intermediate malignancyで85%の20年累積生存率だとする報告1)もみられるほど予後良好な癌である。しかしその報告でも,high grade malignancyの場合には20年累積生存率で57%に低下している。ちなみに全癌中でも最も治療成績が悪いとされる甲状腺未分化癌では,累積5年生存率は3%にすぎない2)。したがって,分化癌といえどもその治療成績を向上させるためには,high grade malignancyを術前に的確に抽出する必要があり,治癒切除に際しては,AGES (Mayo),AMES (Lahey)など各種のgrade分類を参考に,危険因子としての45歳以上,低分化癌,腺外浸潤,大きい原発巣(4cm以上),遠隔転移の有無などを考慮した治療計画を立てる必要がある。そのうえで症例に合わせて合併治癒切除・再建を含む的確な手術を行い,術後には,年齢,性,分化度,隣接臓器浸潤,血管侵襲などに伴う悪性度の評価をもとに長期の経過を追跡し,必要とあれば追加治療を迅速に施行することが大切である。
本稿では,QOLに直接の影響がある局所進行癌T4症例(新鮮例)ならびに,正中部に腫瘍が残存,あるいは再発をきたして当科に紹介された難治例をも合せた隣接臓器浸潤甲状腺癌(Ex2)に対し,過去17年間に施行した自験例における治療方針と,手術手技のポイントならびに治療成績について述べる。
②昭和大学藤が丘病院の場合
著者: 窪田哲昭 , 門倉義幸
ページ範囲:P.819 - P.824
はじめに
甲状腺分化癌は予後良好な腫瘍であるが,T4症例では被膜を超えて周囲の気管,反回神経,食道などの諸臓器へ浸潤し,その対応が予後を左右する。また同時に,進行癌であるT4症例に対しいかなる術式で対処すべきか,われわれの治療方針と成績について述べてみたい。
目でみる耳鼻咽喉科
鼻副鼻腔悪性黒色腫を合併したウェルナー症候群の1例
著者: 山本一博 , 小川克二 , 井口芳明 , 越野樹典 , 伊藤昭彦
ページ範囲:P.790 - P.791
ウェルナー症候群は早期老化症状を主徴とする遺伝性疾患で,悪性腫瘍を高頻度に合併することが特徴の1つである。今回われわれは,鼻副鼻腔悪性黒色腫を合併したウェルナー症候群の1例を経験したので報告する。
症例は51歳,男性。数か月前から出現した左鼻出血,鼻閉を主訴に当科を受診した。1986年,他院にてウェルナー症候群と診断されている。既往歴に白内障,糖尿病,高血圧,右足底部の潰瘍がある。体型は小柄,痩せ形で,外鼻は尖り白髪であった(図1)。前鼻鏡所見上,左総鼻道に充満する腫瘤性病変を認めた(図2)。副鼻腔単純X線所見では左上顎洞,篩骨洞を中心に一側性陰影を認め(図3),副鼻腔CT所見では内部がやや不均一な病巣として描出された。組織生検を施行し悪性腫瘍が疑われたため手術を施行した。腫瘍は左鼻腔から篩骨洞,蝶形骨洞に進展しており,上顎部分切除術を行った。摘出した検体を図5に示す。病理組織学的にはメラニン顆粒の存在が認められ(図6),抗HMB45抗体を用いた免疫組織化学染色法で陽性であった。
鏡下咡語
行・財政改革だけでなく学界改革は焦眉の急
著者: 坂田英治
ページ範囲:P.826 - P.827
もう半年も前のことになるが,これほど爽やかな「君が代」を聞いたことがあっただろうか。
試合開始に先立っての国家斉唱では,日本から駆けつけた大勢のサポーターをはじめ,日本代表チームの誰もが口ずさみ,金髪に染めた今時の若者の代表みたいな中田選手までが歌っていた。あの所沢高校の「日の丸・君が代」騒動は何だったのかと一瞬目を疑う光景であったのだ。
原著
上咽頭癌局所再発例に対する動注化学療法
著者: 安松隆治 , 新里祐一 , 井之口昭 , 小宮山荘太郎
ページ範囲:P.829 - P.832
はじめに
抗腫瘍剤の局所動脈内投与法は,1950年にKloppら1)が試みて以来,静脈内投与に比べ優れた抗腫瘍効果と副作用の軽減を図る方法として臨床的にも広く行われてきた。頭頸部領域においても,とりわけ上顎癌に対する浅側頭動脈を利用した持続動注療法+放射線治療は,集学的治療の一環として確立された治療法であり,その他の悪性腫瘍に対してもセルディンガー法にて超選択的動注化学療法を実施している報告2〜4)もある。
今回われわれは,抗腫瘍剤の全身投与では効果が認められなかった頭蓋内浸潤をきたした上咽頭癌局所再発例に対し,超選択的動注化学療法および浅側頭動脈からの持続動注化学療法を行い,有効であったので文献的考察を加えて報告する。
頭皮に原発した血管肉腫の1例
著者: 真栄田裕行 , 山里将司 , 又吉重光 , 古謝静男 , 新濱明彦 , 野田寛
ページ範囲:P.833 - P.837
はじめに
血管肉腫は,高年男性の頭部から顔面にかけて好発し,皮膚科もしくは耳鼻咽喉科を受診する機会の多い間葉系悪性腫瘍である。本邦ではこれまでに100例余りの報告がある1)。悪性度が極めて高く,これまで効果的な治療法はほとんど確立されていない。しかし,近年IL-2の局所または全身投与と電子線照射の併用が有効であるとの報告が散見される2,3)。
今回われわれは,頭頂部皮膚に現発し頸部転移を生じた血管肉腫を経験したので報告する。
多発性対称性脂肪腫症の1症例
著者: 矢嶋裕徳 , 横島一彦 , 陣内賢 , 中溝宗永 , 富山俊一 , 土佐眞美子 , 百束比古 , 杉崎祐一
ページ範囲:P.839 - P.842
はじめに
多発性対称性脂肪腫症(multiple symmetric lipomatosis:MSL)は1888年,Madelung1)によって初めて報告された比較的少ない疾患である。巨大な脂肪腫が頸部,背部,体幹などにび漫性,対称性に生じ,独特な外観を呈するため疾患に対する認識があればその診断は容易である。治療には難渋する場合が多いが,今までの報告では手術内容の詳細については述べられていない1〜5)。
今回われわれは,MSLの典型例と考えられる1症例の治療経過を報告し,この疾患に対する手術療法について考察した。
外耳道に生じた化膿性肉芽腫の1例
著者: 佐伯忠彦 , 上甲英生 , 小林丈二
ページ範囲:P.843 - P.846
はじめに
化膿性肉芽腫は,皮膚および粘膜に発生する血管増生を主病変とする疾患である。本疾患は口腔粘膜や手指,顔面の皮膚に好発するが,外耳道に生じた例の報告は少ない1〜5)。今回われわれは,外耳道に生じた化膿性肉芽腫の1例を経験したので報告する。
長期間停留した下咽頭・食道異物の2症例
著者: 山口威 , 生井明浩 , 辻賢三 , 野村泰之 , 池田稔 , 木田亮紀
ページ範囲:P.847 - P.850
はじめに
咽頭および食道異物は,日常の外来および夜間の救急でしばしば遭遇するが,多くの症例では発症して24時間以内に病院を受診する1,2)。われわれは最近,発症して早い時期に病院を受診したにもかかわらず,異物と診断されず比較的長期にわたり下咽頭および食道に嵌入した興味ある2症例を経験したので報告する。
医療ガイドライン
喉頭領域における遠隔医療の試みと意義
著者: 古川政樹 , 古川まどか , 溝尻源太郎
ページ範囲:P.853 - P.856
遠隔医療の有用性
遠隔医療は映像を含む患者情報の伝送に基づき,遠隔地から診断,指示などの医療行為および医療に関連した行為を行うことをいう。病理診断,放射線診断,眼科領域における眼底画像の診断など画像情報に関する分野では,既に実用レベルでの取り組みがなされている。一方,耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域においては,局所所見が診断に重要な位置を占めることから,遠隔医療の有用性は高いと思われるが1),本邦におけるまとまった報告はみられない。今回われわれは小型プリントスキャナを用い,喉頭領域疾患における局所所見の簡便な画像伝送を試み,若干の知見を得たので報告する。
連載 耳鼻咽喉科“コツ”シリーズ 2.検査のコツ
⑤味覚検査のコツ
著者: 佐藤正美 , 池田稔
ページ範囲:P.859 - P.864
はじめに
味覚に対する検査法として確立され,現在本邦において臨床的に用いられている検査法は,電気味覚検査と濾紙ディスク法である。
以下に味覚検査の測定部位,電気味覚検査,濾紙ディスク法の検査方法,各検査の簡略法などについて説明する。
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87巻7号(2015年6月発行)
特集 All about頭頸部再建—多彩な皮弁を使いこなす!
87巻6号(2015年5月発行)
特集 注意すべき真菌症診療の落とし穴
87巻5号(2015年4月発行)
増刊号 こんなときの対応法がわかる 耳鼻咽喉科手術ガイド
87巻4号(2015年4月発行)
特集 最新の補聴器診療—補聴器による聴覚リハビリテーション
87巻3号(2015年3月発行)
特集 痛みの鑑別診断
87巻2号(2015年2月発行)
特集 膿瘍—マネジメントとピットフォール
87巻1号(2015年1月発行)
特集 新しい治療機器
86巻13号(2014年12月発行)
特集 口腔粘膜の難治疾患への対応法
86巻12号(2014年11月発行)
特集② 創管理の最前線—知っておきたい形成外科の知識
86巻11号(2014年10月発行)
特集 インフルエンザ
86巻10号(2014年9月発行)
特集 咽頭癌・頸部食道癌の治療戦略Update
86巻9号(2014年8月発行)
特集 前庭機能検査の新展開
86巻8号(2014年7月発行)
特集② 緩和医療・支持療法を知る
86巻7号(2014年6月発行)
特集 鼻副鼻腔内視鏡手術Update
86巻6号(2014年5月発行)
特集② 歯科口腔外科の話題
86巻5号(2014年4月発行)
増刊号 画像診断パーフェクトガイド―読影のポイントとピットフォール
86巻4号(2014年4月発行)
特集 音声外科Update
86巻3号(2014年3月発行)
特集② 知っておきたい血液内科の知識―専門医の診方・治し方
86巻2号(2014年2月発行)
特集 小児難聴Update
86巻1号(2014年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の最新トピックス
85巻13号(2013年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域疾患の最新疫学
85巻12号(2013年11月発行)
特集② 耳鼻咽喉科領域のジェネリック医薬品とサプリメント
85巻11号(2013年10月発行)
特集 帰してはいけない耳鼻咽喉科外来患者
85巻10号(2013年9月発行)
特集② 知っておきたい消化器疾患の知識―専門医の診方・治し方
85巻9号(2013年8月発行)
特集 局所副腎皮質ステロイドの正しい使い方
85巻8号(2013年7月発行)
特集② 知っておきたい呼吸器疾患―専門医の診方・治し方
85巻7号(2013年6月発行)
特集 分子標的薬時代の耳鼻咽喉科診療―処方するとき,服用患者を診るときのポイント
85巻6号(2013年5月発行)
特集② 知っておきたい神経内科の知識―専門医の診方・治し方
85巻5号(2013年4月発行)
特集 急患・急変対応マニュアル―そのとき必要な処置と処方
85巻4号(2013年4月発行)
特集 身につけたいリハビリテーションの最新スキル
85巻3号(2013年3月発行)
特集② コーンビームCT活用法
85巻2号(2013年2月発行)
特集 ここまでできる外来手術
85巻1号(2013年1月発行)
特集 花粉症の治療―新たな展開
84巻13号(2012年12月発行)
特集 メニエール病Update
84巻12号(2012年11月発行)
特集② 知っておきたい小児科の知識―専門医の診方・治し方
84巻11号(2012年10月発行)
特集 扁桃とアデノイドUpdate
84巻10号(2012年9月発行)
特集② 知っておきたい眼科の知識―専門医の診方・治し方
84巻9号(2012年8月発行)
特集 HPV・EBVと頭頸部腫瘍
84巻8号(2012年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域のアンチエイジング
84巻7号(2012年6月発行)
特集 診療ガイドラインのエッセンスとその活用法
84巻6号(2012年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科手術におけるナビゲーションとモニタリング
84巻5号(2012年4月発行)
特集 最新の診療NAVI―日常診療必携
84巻4号(2012年4月発行)
特集 最新の漢方診療
84巻3号(2012年3月発行)
特集 知っておきたい精神神経科の知識―専門医の診方・治し方
84巻2号(2012年2月発行)
特集 ワクチン
84巻1号(2012年1月発行)
特集 日常診療で遭遇するトラブルへの対応
83巻13号(2011年12月発行)
特集 治りにくい症状への対応
83巻12号(2011年11月発行)
特集 知っておきたい皮膚科の知識―専門医の診方・治し方
83巻11号(2011年10月発行)
特集 こんなときどうする?―鼻科手術編
83巻10号(2011年9月発行)
特集 これを読めばPETがわかる
83巻9号(2011年8月発行)
特集 こんなときどうする?―耳科手術編
83巻8号(2011年7月発行)
特集 知っておきたい唾液腺疾患
83巻7号(2011年6月発行)
特集 こんなときどうする?―頭頸部外科編
83巻6号(2011年5月発行)
特集 最新技術―補聴器と人工中耳・人工内耳
83巻5号(2011年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科感染症の完全マスター
83巻4号(2011年4月発行)
特集 特殊疾患への対応
83巻3号(2011年3月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疼痛への対応
83巻2号(2011年2月発行)
特集 診療所における工夫―私はこうしている
83巻1号(2011年1月発行)
特集 めまい―最新のトピックス
82巻13号(2010年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科における心因性疾患とその対応
82巻12号(2010年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―書類作成と留意点
82巻11号(2010年10月発行)
特集 表在癌の新しい対応
82巻10号(2010年9月発行)
特集 好酸球関連の病変
82巻9号(2010年8月発行)
82巻8号(2010年7月発行)
82巻7号(2010年6月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域と感染症
82巻6号(2010年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の術後機能評価
82巻5号(2010年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の検査マニュアル―方法・結果とその解釈
82巻4号(2010年4月発行)
82巻3号(2010年3月発行)
特集 診療ガイドライン・診療の手引き概要
82巻2号(2010年2月発行)
82巻1号(2010年1月発行)
特集 急性感音難聴の取り扱い
81巻13号(2009年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―知っておきたい臨床解剖
81巻12号(2009年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来手技とインシデント・アクシデント
81巻11号(2009年10月発行)
特集 聴覚障害を生じる薬物
81巻10号(2009年9月発行)
特集 放射線治療における有害事象
81巻9号(2009年8月発行)
81巻8号(2009年7月発行)
81巻7号(2009年6月発行)
特集 最近の頭頸部癌治療
81巻6号(2009年5月発行)
特集 リスクマネジメント
81巻5号(2009年4月発行)
特集 頭頸部再建外科―日常臨床から理論まで
81巻4号(2009年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(3)
81巻3号(2009年3月発行)
特集 診療所で必要な救急処置
81巻2号(2009年2月発行)
81巻1号(2009年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(2)糖尿病合併者のステロイド療法
80巻13号(2008年12月発行)
特集 聴神経腫瘍の治療:症例呈示と治療原則
80巻12号(2008年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(1)小児難聴児への対応
80巻11号(2008年10月発行)
80巻10号(2008年9月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疾患とその処方例
80巻9号(2008年8月発行)
80巻8号(2008年7月発行)
特集 嚥下障害手術のコツ
80巻7号(2008年6月発行)
80巻6号(2008年5月発行)
80巻5号(2008年4月発行)
特集 オフィスサージャリー・ショートステイサージャリー
80巻4号(2008年4月発行)
特集 女性と耳鼻咽喉科疾患
80巻3号(2008年3月発行)
80巻2号(2008年2月発行)
80巻1号(2008年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―症例報告発表・論文執筆のコツ,注意点
79巻13号(2007年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来処置,手術のコツ,注意点
79巻12号(2007年11月発行)
79巻11号(2007年10月発行)
特集 地域医療との共生―術後処置の依頼と紹介
79巻10号(2007年9月発行)
79巻9号(2007年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科関連の資格等の取得について
79巻8号(2007年7月発行)
79巻7号(2007年6月発行)
特集 新生児聴覚検診の役割
79巻6号(2007年5月発行)
79巻5号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科のリハビリテーション―症例を中心に
79巻4号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の真菌感染の治療
79巻3号(2007年3月発行)
79巻2号(2007年2月発行)
特集 抗菌薬のファースト・チョイス
79巻1号(2007年1月発行)
特集 頭頸部領域の温度外傷・化学的腐食の取り扱い
78巻13号(2006年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―手術手技とコツ
78巻12号(2006年11月発行)
78巻11号(2006年10月発行)
特集 スポーツと耳鼻咽喉科疾患
78巻10号(2006年9月発行)
78巻9号(2006年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科疾患と高齢者(65歳以上)への対応
78巻8号(2006年7月発行)
78巻7号(2006年6月発行)
特集 知っておきたい耳鼻咽喉科疾患の病理
78巻6号(2006年5月発行)
78巻5号(2006年4月発行)
78巻4号(2006年4月発行)
特集 甲状腺疾患の診断と治療
78巻3号(2006年3月発行)
特集 突発性難聴の今
78巻2号(2006年2月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の疼痛
78巻1号(2006年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とウイルス
77巻13号(2005年12月発行)
77巻12号(2005年11月発行)
特集 耳管機能検査
77巻11号(2005年10月発行)
特集 副鼻腔炎
77巻10号(2005年9月発行)
特集 嗄声の診断と治療
77巻9号(2005年8月発行)
77巻8号(2005年7月発行)
特集 頸部リンパ節腫脹
77巻7号(2005年6月発行)
特集 補聴器に関する最近の変化
77巻6号(2005年5月発行)
特集 囊胞性疾患
77巻5号(2005年4月発行)
特集 聴力改善手術
77巻4号(2005年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の異物とその摘出法
77巻3号(2005年3月発行)
特集 味覚・嗅覚障害
77巻2号(2005年2月発行)
77巻1号(2005年1月発行)
特集 顔面神経麻痺
76巻13号(2004年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の癌化学療法レジメン
76巻12号(2004年11月発行)
76巻11号(2004年10月発行)
76巻10号(2004年9月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻9号(2004年8月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻8号(2004年7月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻7号(2004年6月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻6号(2004年5月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻5号(2004年4月発行)
特集 上気道アレルギーを診る
76巻4号(2004年4月発行)
特集 画像・動画の保存とプレゼンテーション
76巻3号(2004年3月発行)
特集 好酸球性中耳炎
76巻2号(2004年2月発行)
特集 人工聴覚手術の現況
76巻1号(2004年1月発行)
75巻13号(2003年12月発行)
特集 電子カルテの現在と将来
75巻12号(2003年11月発行)
75巻11号(2003年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科におけるナビゲーション手術
75巻10号(2003年9月発行)
75巻9号(2003年8月発行)
特集 いびきの治療
75巻8号(2003年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の皮膚・粘膜疾患
75巻7号(2003年6月発行)
75巻6号(2003年5月発行)
75巻5号(2003年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の機能検査―何がどこまでわかるか―
75巻4号(2003年4月発行)
75巻3号(2003年3月発行)
75巻2号(2003年2月発行)
特集 薬物による聴覚障害
75巻1号(2003年1月発行)
74巻13号(2002年12月発行)
特集 身体障害者福祉法と耳鼻咽喉科
74巻12号(2002年11月発行)
特集 急性感音難聴
74巻11号(2002年10月発行)
特集 小児の人工内耳
74巻10号(2002年9月発行)
74巻9号(2002年8月発行)
特集 難治性副鼻腔炎の治療
74巻8号(2002年7月発行)
74巻7号(2002年6月発行)
74巻6号(2002年5月発行)
特集 私のクリニック
74巻5号(2002年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科における手術の危険度
74巻4号(2002年4月発行)
74巻3号(2002年3月発行)
74巻2号(2002年2月発行)
トピックス めまいの治療
74巻1号(2002年1月発行)
トピックス 院内感染の現況とその取り扱い
73巻13号(2001年12月発行)
73巻12号(2001年11月発行)
トピックス 心身医学と耳鼻咽喉科
73巻11号(2001年10月発行)
73巻10号(2001年9月発行)
トピックス 嚥下障害
73巻9号(2001年8月発行)
73巻8号(2001年7月発行)
73巻7号(2001年6月発行)
73巻6号(2001年5月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科と遺伝子解析
73巻5号(2001年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の新しい器械,器具
73巻4号(2001年4月発行)
トピックス クリニカルパスとその周辺
73巻3号(2001年3月発行)
73巻2号(2001年2月発行)
トピックス 今話題の花粉症
73巻1号(2001年1月発行)
72巻13号(2000年12月発行)
72巻12号(2000年11月発行)
トピックス 補聴器とその適合
72巻11号(2000年10月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域のレーザー治療—その適応と成績
72巻10号(2000年9月発行)
72巻9号(2000年8月発行)
72巻8号(2000年7月発行)
72巻7号(2000年6月発行)
72巻6号(2000年5月発行)
72巻5号(2000年4月発行)
特集 全身疾患と耳鼻咽喉科
72巻4号(2000年4月発行)
72巻3号(2000年3月発行)
トピックス 結核と耳鼻咽喉科
72巻2号(2000年2月発行)
72巻1号(2000年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科と奇形
71巻13号(1999年12月発行)
71巻12号(1999年11月発行)
トピックス ことばの障害と耳鼻咽喉科
71巻11号(1999年10月発行)
71巻10号(1999年9月発行)
トピックス めまい—私の考え方
71巻9号(1999年8月発行)
71巻8号(1999年7月発行)
71巻7号(1999年6月発行)
71巻6号(1999年5月発行)
71巻5号(1999年4月発行)
特集 再建外科
71巻4号(1999年4月発行)
71巻3号(1999年3月発行)
71巻2号(1999年2月発行)
71巻1号(1999年1月発行)
70巻13号(1998年12月発行)
70巻12号(1998年11月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その3)
70巻11号(1998年10月発行)
70巻10号(1998年9月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その2)
70巻9号(1998年8月発行)
70巻8号(1998年7月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その1)
70巻7号(1998年6月発行)
70巻6号(1998年5月発行)
トピックス ベル麻痺の診断と治療—最近の知見
70巻5号(1998年4月発行)
特集 高齢者の耳鼻咽喉科・頭頸部疾患—治療とリハビリのてびき
70巻4号(1998年4月発行)
70巻3号(1998年3月発行)
70巻2号(1998年2月発行)
70巻1号(1998年1月発行)
69巻13号(1997年12月発行)
69巻12号(1997年11月発行)
トピックス 頭頸部領域の乳頭腫—その基礎と臨床
69巻11号(1997年10月発行)
69巻10号(1997年9月発行)
トピックス 鼻アレルギーの診断と治療—最近の知見
69巻9号(1997年8月発行)
69巻8号(1997年7月発行)
69巻7号(1997年6月発行)
69巻6号(1997年5月発行)
特集 外傷と耳鼻咽喉科
69巻5号(1997年5月発行)
69巻4号(1997年4月発行)
69巻3号(1997年3月発行)
69巻2号(1997年2月発行)
トピックス 口腔疾患の診断と治療
69巻1号(1997年1月発行)
68巻13号(1996年12月発行)
68巻12号(1996年11月発行)
68巻11号(1996年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科手術マニュアル—私の方法
68巻10号(1996年10月発行)
68巻9号(1996年9月発行)
68巻8号(1996年8月発行)
トピックス 聴神経腫瘍
68巻7号(1996年7月発行)
68巻6号(1996年6月発行)
68巻5号(1996年5月発行)
68巻4号(1996年4月発行)
68巻3号(1996年3月発行)
68巻2号(1996年2月発行)
68巻1号(1996年1月発行)
67巻13号(1995年12月発行)
67巻11号(1995年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の画像診断
67巻12号(1995年11月発行)
67巻10号(1995年10月発行)
トピックス ウェゲナー肉芽腫症の診断と治療
67巻9号(1995年9月発行)
67巻8号(1995年8月発行)
67巻7号(1995年7月発行)
トピックス 下咽頭・頸部食道癌の治療とその成績
67巻6号(1995年6月発行)
67巻5号(1995年5月発行)
67巻4号(1995年4月発行)
67巻3号(1995年3月発行)
トピックス 日帰り手術
67巻2号(1995年2月発行)
67巻1号(1995年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉・頭頸部領域のスポーツ外傷
66巻13号(1994年12月発行)
66巻12号(1994年11月発行)
トピックス メディカルフォトテクニック
66巻11号(1994年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域 腫脹の診断
66巻10号(1994年10月発行)
66巻9号(1994年9月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の真菌症—診断と治療
66巻8号(1994年8月発行)
66巻7号(1994年7月発行)
66巻6号(1994年6月発行)
トピックス 耳管機能とその評価
66巻5号(1994年5月発行)
66巻4号(1994年4月発行)
66巻3号(1994年3月発行)
トピックス 頭頸部領域の悪性リンパ腫
66巻2号(1994年2月発行)
66巻1号(1994年1月発行)
65巻13号(1993年12月発行)
65巻12号(1993年11月発行)
65巻11号(1993年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科の機能検査マニュアル
65巻10号(1993年10月発行)
65巻9号(1993年9月発行)
65巻8号(1993年8月発行)
65巻7号(1993年7月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科とリハビリテーション
65巻6号(1993年6月発行)
65巻5号(1993年5月発行)
65巻4号(1993年4月発行)
65巻3号(1993年3月発行)
トピックス 耳鼻咽喉頭頸部領域の自己免疫疾患—最近の知見
65巻2号(1993年2月発行)
65巻1号(1993年1月発行)
トピックス 環境と耳鼻咽喉科
64巻13号(1992年12月発行)
トピックス メニエール病の診断と治療
64巻12号(1992年11月発行)
64巻10号(1992年10月発行)
トピックス 内視鏡による診療・最近の進歩
64巻11号(1992年10月発行)
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 症候群事典
64巻9号(1992年9月発行)
64巻8号(1992年8月発行)
トピックス 耳小骨連鎖再建術
64巻7号(1992年7月発行)
64巻6号(1992年6月発行)
64巻5号(1992年5月発行)
トピックス 補聴器の処方
64巻4号(1992年4月発行)
トピックス 頸部腫瘤の穿刺吸引細胞診
64巻3号(1992年3月発行)
64巻2号(1992年2月発行)
64巻1号(1992年1月発行)
トピックス 副鼻腔のエアロゾル療法
63巻13号(1991年12月発行)
63巻12号(1991年11月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の異物とその除去法
63巻11号(1991年11月発行)
特集 外来診療マニュアル—私はこうしている
63巻10号(1991年10月発行)
63巻9号(1991年9月発行)
63巻8号(1991年8月発行)
トピックス 舌癌の治療
63巻7号(1991年7月発行)
63巻6号(1991年6月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科医のための甲状腺疾患
63巻5号(1991年5月発行)
63巻4号(1991年4月発行)
63巻3号(1991年3月発行)
トピックス 高齢者と耳鼻咽喉科・愁訴と対応
63巻2号(1991年2月発行)
63巻1号(1991年1月発行)
62巻13号(1990年12月発行)
トピックス 鼻茸
62巻12号(1990年11月発行)
トピックス 聴力改善手術
62巻11号(1990年10月発行)
トピックス 心因性難聴
62巻10号(1990年10月発行)
症例特集 頭頸部腫瘍
62巻9号(1990年9月発行)
トピックス 嗅覚障害
62巻8号(1990年8月発行)
トピックス 小児副鼻腔炎
62巻7号(1990年7月発行)
トピックス 顔面神経麻痺
62巻6号(1990年6月発行)
トピックス 人工中耳・人工内耳
62巻5号(1990年5月発行)
トピックス 嚥下障害
62巻4号(1990年4月発行)
トピックス ダニとアレルギー
62巻3号(1990年3月発行)
トピックス 頭頸部癌に対する制癌剤の選択
62巻2号(1990年2月発行)
トピックス 音声外科
62巻1号(1990年1月発行)
トピックス 耳音響放射