icon fsr

文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科71巻12号

1999年11月発行

鏡下咡語

補聴器残念録余聞

著者: 大和田健次郎

ページ範囲:P.850 - P.851

文献概要

 高齢者の補聴器必要人口に対して,その使用者は10%にも満たないのは,補聴器に対する正しい認識がないからである。難聴で不自由している多くの高齢者は,不自由を軽減する方法があるのに実現していないのを残念に思っている。この改善には現状を知るとともに何が支障になっているかを考えることが大切である。この件について,1985年に私が補聴器残念録として発表したとがある。その後15年が経過したが基本的に進歩したとは思われないので余聞として記すことにした。老人の愚痴として聞いて頂き,これが今後何かの進歩に繋がれば幸いである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら