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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科71巻2号

1999年02月発行

手術・手技

副咽頭間隙に進展した耳下腺腫瘍の2例—その手術法について

著者: 横山晴樹1 深澤收2

所属機関: 1昭和伊南総合病院耳鼻咽喉科 2伊那中央総合病院耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.151 - P.155

文献概要

 はじめに
 副咽頭間隙を占拠する腫瘍は,これまで比較的稀とされてきたが,CTやMRIによる画像診断が発達した今日では,以前ほど稀ではなくなってきている1,2)。しかし,副咽頭間隙は解剖学的に複雑な部位のため,その部位を占拠する腫瘍の摘出には困難が伴い,これまで様々な工夫がなされてきている。今回われわれは,副咽頭間隙に進展した耳下腺腫瘍の2例を経験し,その手術を単純弧状切開で外耳道を横断する方法で行ったので,その手術法について若干の文献的考察を行った。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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