文献詳細
原著
文献概要
はじめに
悪性腫瘍の診断法,治療法の向上ならびに平均寿命の延長に伴い,重複癌症例が増加する傾向にあり,頭頸部領域においても同様な報告が認められる1)。したがって,頭頸部領域の治療に際し,再発や転移のみならず重複癌を見逃さないよう診断することがますます重要となってくる。
今回,当科において経験した頭頸部管腔癌症例33例を中心に検討し,若干の考察を加え報告する。
悪性腫瘍の診断法,治療法の向上ならびに平均寿命の延長に伴い,重複癌症例が増加する傾向にあり,頭頸部領域においても同様な報告が認められる1)。したがって,頭頸部領域の治療に際し,再発や転移のみならず重複癌を見逃さないよう診断することがますます重要となってくる。
今回,当科において経験した頭頸部管腔癌症例33例を中心に検討し,若干の考察を加え報告する。
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