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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科71巻5号

1999年04月発行

文献概要

特集 再建外科 I.再建材料とその採取法 5.骨弁

腓骨皮弁

著者: 田原真也1 中原実1

所属機関: 1神戸大学医学部形成外科学教室

ページ範囲:P.86 - P.88

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 I.特徴
 頭頸部悪性腫瘍摘出に際して,軟部組織のみならず,硬組織までが合併切除されることは少なくない。このような場合の再建材料は,骨と軟部組織からなる血管柄付き自家複合組織移植が第1選択である。その代表である腓骨皮弁について述べる。その特徴は以下のごとくである。
 1)一対の腓骨動静脈を血管柄として腓骨(fibula)および下腿皮弁(peroneal flap)1)を同時に移植することができる2)(図1)。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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