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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科72巻11号

2000年10月発行

トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域のレーザー治療—その適応と成績

2.口腔・咽頭疾患のレーザー治療の適応と成績

著者: 中山明仁1

所属機関: 1北里大学医学部耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.723 - P.728

文献概要

 はじめに
 Light amplification by stimulated emission of radiationの頭文字から命名されたレーザー(LASER)は,その語源が示すように細い光束に高エネルギーを集約させる技術を医療に応用したものである。現在までに,切開と凝固を同時に行える共通した特性をもつ,波長の違う様々なレーザー線源が開発され実用化されている1)。1980年代と最も早くに使われ始めたCO2レーザーは,その安定した特性から現在でも広く使われている2)
 本稿では,当科で行った最近のCO2レーザー治療症例をふりかえり,口腔・咽頭領域におけるレーザー手術の有用性と注意点について検討した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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