文献詳細
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域のレーザー治療—その適応と成績
文献概要
はじめに
本邦において耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域疾患の治療にレーザーが臨床応用されて20余年が経過する。この間,鼻・副鼻腔,口腔,咽頭,喉頭疾患のレーザー治療は広く普及してきた1)。一方,気管疾患のレーザー治療は,適応となる症例に遭遇すること自体が少ないこと,気管レーザー治療用機器の開発が十分とは言えないこと,レーザー治療の有効性が未だ確立されていないことから,耳鼻咽喉科医にとって一般的とは言えない。
レーザー治療が適応となる気管疾患には,声門下・気管狭窄と気管乳頭腫がある。
本邦において耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域疾患の治療にレーザーが臨床応用されて20余年が経過する。この間,鼻・副鼻腔,口腔,咽頭,喉頭疾患のレーザー治療は広く普及してきた1)。一方,気管疾患のレーザー治療は,適応となる症例に遭遇すること自体が少ないこと,気管レーザー治療用機器の開発が十分とは言えないこと,レーザー治療の有効性が未だ確立されていないことから,耳鼻咽喉科医にとって一般的とは言えない。
レーザー治療が適応となる気管疾患には,声門下・気管狭窄と気管乳頭腫がある。
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