Cellular schwannoma (富細胞型神経鞘腫)は良性神経鞘腫の一亜型であるが,病理学的に悪性神経鞘腫との鑑別が極めて難しい1)。今回われわれは舌神経由来のcellular schwannomaの1例を経験した。
症例は42歳,男性。平成9年8月頃より左顎下部腫脹に気づき近医を受診した。受診時,舌左側の軽度の味覚障害としびれを自覚していた。画像所見から口腔底腫瘍が疑われ,9月30日に当科を紹介され受診した。初診時,口腔底左側の粘膜下に弾性硬,可動性良好な腫瘤を触知した。CTでは顎下腺と接する境界明瞭な腫瘤を認めた。MRIでは内部が房状で,T1でやや高信号を示し,ガドリニウムで増強される腫瘤であった(図1)。吸引細胞診では多形腺腫疑いであった。以上より術前診断として唾液腺由来の上皮性腫瘍,または神経由来の腫瘍を疑い,全身麻酔下に腫瘍摘出術を施行した。術中所見では腫瘍は被膜を有しており,下顎骨の裏面で舌神経と思われる太い索状物と連続していた(図2)。索状物は腫瘍の表面で薄く拡がって腫瘍を取り囲んでいたため神経鞘腫と判断し,これを切断した。口腔底からも舌神経の末梢部と思われる細い索状物が舌尖方向に向かって入り込んでいた(図3)。これも切断したのち,舌下腺の一部と顎下腺をつけて腫瘍を摘出した。摘出標本では5.5×5cm大の被膜を有する腫瘍で,内部は淡黄色で充実性の腫瘍であった(図4)。組織学的には,紡錘形細胞が束状配列あるいはstoriform patternを示しながら充実性に増殖する,細胞密度の高い腫瘍であった(図5)。軽度の核異型や核分裂像も認められたため(図6),悪性軟部組織腫瘍または悪性末梢神経鞘腫との鑑別を要すると考えられた。しかし,明らかな壊死巣は認めず,分裂像も極く少数であった。免疫組織化学的にはS-100蛋白が腫瘍細胞にび漫性に陽性を呈していた。以上の所見より,最終的にcellularschwannomaと診断した。術直後には舌左半分の味覚低下としびれの訴えがあったが,運動麻痺などは認めなかった。術後約14か月を経過した時点では,極くわずかなしびれ感を訴えるのみで,明らかな再発の兆候はない。
雑誌目次
耳鼻咽喉科・頭頸部外科72巻2号
2000年02月発行
雑誌目次
目でみる耳鼻咽喉科
舌神経由来のcellular schwannomaの1例
著者: 上埜理恵 , 古田康 , 目須田康 , 大谷文雄 , 福田諭 , 犬山征夫
ページ範囲:P.84 - P.85
Current Article
鼻閉の病態とその治療
著者: 市村恵一
ページ範囲:P.87 - P.96
Ⅰ.鼻閉と鼻閉感
鼻閉は鼻疾患のほとんどにみられ,日常診療において最も多い訴えの1つである。鼻閉は,鼻から上咽頭にかけて空気の通過を妨げる要素が生じて鼻呼吸がうまくいかない状態であるが1),主観的症状であるため,「鼻閉感」にほかならない。そこで,普通に息をしている状態で鼻を通る空気量が不十分と感じる自覚2),鼻内気流が乱れた場合に生じる不快感3)などとも定義される。客観的な鼻内所見,鼻腔通気度,最小鼻腔断面積といった測定所見と鼻閉感は多くの場合相関するとされるが,各人の鼻閉感には個人差が大きく,また,鼻腔内が広く開いているのに鼻閉を訴える状態(萎縮性鼻炎など)や,明らかに鼻腔内が狭いのに鼻閉を訴えない例(メジャートランキライザー服用中の分裂病患者など)のように客観的鼻閉と自覚的鼻閉(感)の一致しない例もみられる。
原著
上顎骨に発生した間葉性軟骨肉腫の1例
著者: 今中政支 , 大城康司 , 寺田哲也 , 萩森伸一 , 山本祐三 , 竹中洋
ページ範囲:P.99 - P.103
はじめに
軟骨肉腫は骨原性悪性腫瘍の10〜20%を占めるが,頭頸部領域では少ない。また,顎顔面領域での悪性腫瘍中の軟骨肉腫の発生率は0.3%である1〜3)。今回われわれは,上顎骨に発生した1症例を経験したので,若干の考察を加えて報告する。
成人T細胞白血病に合併した喉頭放線菌症の1例
著者: 安田誠 , 丸山晋 , 山道至
ページ範囲:P.105 - P.108
はじめに
放線菌症は,グラム陽性の嫌気性菌であるActinomyces israeliiの感染によって起こる炎症性疾患であり1),耳鼻咽喉科領域でも頬部,頸部を中心に多数報告されている。しかし,喉頭に原発した放線菌症は稀であり,われわれが検索した範囲では本邦における報告は1例である2)。今回われわれは,その発症に成人T細胞白血病(以下,ATLと略)による免疫能低下が関与していると思われる喉頭放線菌症の1例を経験したので報告する。
頭頸部同時重複癌2症例での遊離空腸による口腔再建
著者: 横島一彦 , 中溝宗永 , 中嶋博史 , 青柳美生 , 矢嶋裕徳 , 粉川隆行 , 滝沢竜太
ページ範囲:P.109 - P.112
はじめに
舌癌に対し原発巣と頸部リンパ節の一塊切除を施行した後の口腔再建には,その欠損の大きさや皮弁の厚さに応じて,腹直筋皮弁や前腕皮弁が適宜選択されており1〜4),遊離空腸による再建の報告は少ない5〜8)。再建後の嚥下,咀嚼,構音機能を考えると,残存する舌の可動性を妨げない,薄くてしなやかな再建材料が理想的である。その点で,比較的小範囲の口腔欠損であれば,遊離空腸での再建は有利に思える。しかし一方では,遊離空腸採取によって手術侵襲が大きくなることや術後の腹部合併症が危惧されることから,遊離空腸が選択される機会が少なかったものと思われる。
今回,頭頸部同時重複癌の2症例で遊離空腸による口腔再建を行った。これらの症例は口腔内の切除が比較的小範囲であり,他の要因もあったため口腔再建の材料として遊離空腸を選択した。これらの症例の経験から,その有用性と問題点について検討し,口腔癌単独の場合の遊離空腸による再建の可能性についても考察した。
犬吠えによる急性音響外傷の2症例
著者: 川端五十鈴 , 並木聡子 , 田口清隆
ページ範囲:P.115 - P.118
はじめに
強大音の曝露が聴器に障害を及ぼして難聴を生じることはよく知られた事実である。音響曝露による急激に発症する難聴を詳しく検討すると,急性音響外傷,急性音響難聴と騒音性突発性難聴の3つに分類できる1)。第1の急性音響外傷は「予期しない突発的な強大音によって生じる急性の聴覚障害であり事故あるいは災害に相当するもの」と定義されている1)。そしてこの事故・災害をもたらす原因音についての症例を集計した研究があり2,3),日常の社会生活の中で原因音が身近に存在することが示唆されている。
今回われわれは,ペットの飼犬の吠え声によって生じたと考えられる急性音響外傷の2症例を経験したので,これらの臨床像を記載するとともに,文献を引用しながら2〜3の点について考察を加えて報告する。
当院における聴神経腫瘍の診断と診療科の検討
著者: 坂本徹 , 福田諭 , 澤村豊 , 犬山征夫
ページ範囲:P.121 - P.124
はじめに
聴神経腫瘍は蝸牛・前庭神経症状で初発することが多いことから,ほとんどの症例は耳鼻咽喉科を初診するとされるが,耳鼻咽喉科で診断されることはさほど多くはないといわれてきた1)。近年の耳鼻咽喉科医の聴神経腫瘍に対する関心の高まりとMRIの進歩と普及に伴う耳鼻咽喉科医の聴神経腫瘍診断における役割について,自験例を基に検討を加えたので報告する。
耳鳴の苦痛度と心理検査成績の関連性の検討
著者: 山際幹和 , 服部玲子
ページ範囲:P.131 - P.134
はじめに
耳鳴を訴える患者は,ときに多彩な身体的・精神的自覚症状を有し,その診療に際しては,心身医学的アプローチが要求される場合が稀ではない。
耳鳴の重症度と心理的障害の程度の関連性の有無に関しては,海外では諸家の意見が大きく分かれている。すなわち,耳鳴の重症度と抑うつ状態や不安の強さの間には密接な関連があるとする報告1,2)がある一方で,それらの間には何ら有意の関連性はないとする報告もあり3),中には,ある特殊な例に限ってのみ関連性を認めたとする中間的な見解も存在する4)。他方,わが国では,それを標的とした研究成績の論文報告は数少ない5〜8)。
耳鳴の苦痛度と心理的苦悩の強さの関連性の有無が把握できれば,耳鳴患者の診療を行ううえで有意義であり,筆者らはその有無の解明を目的として臨床的研究を行った。
当院における耳鼻咽喉科救急外来の現況について—東京都多摩地区耳鼻咽喉科救急体制に関する一考察
著者: 小崎寛子
ページ範囲:P.136 - P.140
はじめに
従来から耳鼻咽喉科領域の救急は,受け入れる施設が少なく,問題とされてきていた1)。東京都は救急医療体制の基本方針を「突発不測の傷病者が,いつでも,どこでも,その症状に応じ,必要かつ適切な医療が受けられる救急医療体制の整備」としている2,3)。そのため,夜間,休日の救急を受ける医療施設の確保と情報の伝達が急務である。耳鼻咽喉科の領域の救急は,1次救急,2次救急であるが,休日の2次救急に関しては,都内の8大学病院に委託する形で入院ベッドの確保が行われている。1次救急に関しては,多摩地区では休日昼間の休日診療が医師会に委託される形で行われている。東京都が耳鼻咽喉科領域の救急医療について現在のところ制度化しているのはここまでで,夜間の1次救急については制度化されていないのが実状である。現実にはこれ以外にも救急診療を行っている施設があり,制度化されていない部分はそのような施設によっても担われている。
当院が位置する多摩地区は,東京都の西半分を占める地域である。東半分のいわゆる23区地域と比べるとまだ人口は少ないが,近年の人口増化は著しい地域である。
当院では,医師1人あたり,1か月に平日2日,土曜・日曜・祝祭日1日の日当直を行っており,耳鼻咽喉科医師は耳鼻咽喉科領域の救急外来を行っている。今回は,当院救急外来の耳鼻咽喉科部門の現況を報告するとともに,現行の救急体制の改善点を考察した。
鏡下咡語
「聴覚・難聴・難聴者」シンポジウムが京都で開催
著者: 酒井俊一
ページ範囲:P.128 - P.130
予想を上回る多数の参会者
平成11年11月2〜4日にヒアリングインターナショナル(HI)主催の「聴覚・難聴・難聴者」シンポジウムとHI総会が京都で開催された。
当日の参会者は270名,家族を含めると300名になり,うち国外からの参会者は80名を数え,難聴者や一般市民も約100名集まってくださった。
手術・手技
喉頭横隔膜症手術におけるステント使用の一工夫
著者: 藤井守 , 林直樹
ページ範囲:P.144 - P.147
はじめに
喉頭横隔膜症は日常臨床で遭遇することは比較的少ない疾患1,2)であると思われる。治療では,横隔膜を切離したのち再癒着をいかに防ぐかという点がポイントとなる。このためにステントが使用されるが,その用い方については様々な方法が検討されてきた1〜9)。今回われわれは,ペンローズ・ドレーン・チューブTMを応用したステントを用いたので報告する。
連載 小児の耳鼻咽喉科・頭頸部外科シリーズ
⑥小児難聴の診断
著者: 川城信子
ページ範囲:P.149 - P.152
はじめに
小児難聴の診断は,乳幼児聴力検査と他覚的聴力検査の進歩により,確実にしかも早期に診断が可能になった。診断には両者の検査を併せて行うことが重要である。視診をすると子供は泣くので,視診は後回しにする配慮も必要である。
基本情報

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特集 知っておきたい遺伝学的検査と遺伝外来ABC
90巻7号(2018年6月発行)
特集 知っておきたい麻酔の知識
90巻6号(2018年5月発行)
特集 目からウロコ 内視鏡時代の臨床解剖
90巻5号(2018年4月発行)
増刊号 患者・家族への説明ガイド—正しく伝え,納得を引き出し,判断を促すために
90巻4号(2018年4月発行)
特集 基本診察・処置・手術のABC
90巻3号(2018年3月発行)
特集 頭頸部癌に対する薬物療法—最新情報
90巻2号(2018年2月発行)
特集② 知っておきたい眼科疾患の知識
90巻1号(2018年1月発行)
特集 こんなときどうする? 術中・術後のトラブル対応
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特集 どこが変わった頭頸部がんTNM分類
89巻12号(2017年11月発行)
特集 知っておきたい難治性副鼻腔疾患の診療
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特集② 歯科口腔外科の話題
86巻5号(2014年4月発行)
増刊号 画像診断パーフェクトガイド―読影のポイントとピットフォール
86巻4号(2014年4月発行)
特集 音声外科Update
86巻3号(2014年3月発行)
特集② 知っておきたい血液内科の知識―専門医の診方・治し方
86巻2号(2014年2月発行)
特集 小児難聴Update
86巻1号(2014年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の最新トピックス
85巻13号(2013年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域疾患の最新疫学
85巻12号(2013年11月発行)
特集② 耳鼻咽喉科領域のジェネリック医薬品とサプリメント
85巻11号(2013年10月発行)
特集 帰してはいけない耳鼻咽喉科外来患者
85巻10号(2013年9月発行)
特集② 知っておきたい消化器疾患の知識―専門医の診方・治し方
85巻9号(2013年8月発行)
特集 局所副腎皮質ステロイドの正しい使い方
85巻8号(2013年7月発行)
特集② 知っておきたい呼吸器疾患―専門医の診方・治し方
85巻7号(2013年6月発行)
特集 分子標的薬時代の耳鼻咽喉科診療―処方するとき,服用患者を診るときのポイント
85巻6号(2013年5月発行)
特集② 知っておきたい神経内科の知識―専門医の診方・治し方
85巻5号(2013年4月発行)
特集 急患・急変対応マニュアル―そのとき必要な処置と処方
85巻4号(2013年4月発行)
特集 身につけたいリハビリテーションの最新スキル
85巻3号(2013年3月発行)
特集② コーンビームCT活用法
85巻2号(2013年2月発行)
特集 ここまでできる外来手術
85巻1号(2013年1月発行)
特集 花粉症の治療―新たな展開
84巻13号(2012年12月発行)
特集 メニエール病Update
84巻12号(2012年11月発行)
特集② 知っておきたい小児科の知識―専門医の診方・治し方
84巻11号(2012年10月発行)
特集 扁桃とアデノイドUpdate
84巻10号(2012年9月発行)
特集② 知っておきたい眼科の知識―専門医の診方・治し方
84巻9号(2012年8月発行)
特集 HPV・EBVと頭頸部腫瘍
84巻8号(2012年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域のアンチエイジング
84巻7号(2012年6月発行)
特集 診療ガイドラインのエッセンスとその活用法
84巻6号(2012年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科手術におけるナビゲーションとモニタリング
84巻5号(2012年4月発行)
特集 最新の診療NAVI―日常診療必携
84巻4号(2012年4月発行)
特集 最新の漢方診療
84巻3号(2012年3月発行)
特集 知っておきたい精神神経科の知識―専門医の診方・治し方
84巻2号(2012年2月発行)
特集 ワクチン
84巻1号(2012年1月発行)
特集 日常診療で遭遇するトラブルへの対応
83巻13号(2011年12月発行)
特集 治りにくい症状への対応
83巻12号(2011年11月発行)
特集 知っておきたい皮膚科の知識―専門医の診方・治し方
83巻11号(2011年10月発行)
特集 こんなときどうする?―鼻科手術編
83巻10号(2011年9月発行)
特集 これを読めばPETがわかる
83巻9号(2011年8月発行)
特集 こんなときどうする?―耳科手術編
83巻8号(2011年7月発行)
特集 知っておきたい唾液腺疾患
83巻7号(2011年6月発行)
特集 こんなときどうする?―頭頸部外科編
83巻6号(2011年5月発行)
特集 最新技術―補聴器と人工中耳・人工内耳
83巻5号(2011年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科感染症の完全マスター
83巻4号(2011年4月発行)
特集 特殊疾患への対応
83巻3号(2011年3月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疼痛への対応
83巻2号(2011年2月発行)
特集 診療所における工夫―私はこうしている
83巻1号(2011年1月発行)
特集 めまい―最新のトピックス
82巻13号(2010年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科における心因性疾患とその対応
82巻12号(2010年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―書類作成と留意点
82巻11号(2010年10月発行)
特集 表在癌の新しい対応
82巻10号(2010年9月発行)
特集 好酸球関連の病変
82巻9号(2010年8月発行)
82巻8号(2010年7月発行)
82巻7号(2010年6月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域と感染症
82巻6号(2010年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の術後機能評価
82巻5号(2010年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の検査マニュアル―方法・結果とその解釈
82巻4号(2010年4月発行)
82巻3号(2010年3月発行)
特集 診療ガイドライン・診療の手引き概要
82巻2号(2010年2月発行)
82巻1号(2010年1月発行)
特集 急性感音難聴の取り扱い
81巻13号(2009年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―知っておきたい臨床解剖
81巻12号(2009年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来手技とインシデント・アクシデント
81巻11号(2009年10月発行)
特集 聴覚障害を生じる薬物
81巻10号(2009年9月発行)
特集 放射線治療における有害事象
81巻9号(2009年8月発行)
81巻8号(2009年7月発行)
81巻7号(2009年6月発行)
特集 最近の頭頸部癌治療
81巻6号(2009年5月発行)
特集 リスクマネジメント
81巻5号(2009年4月発行)
特集 頭頸部再建外科―日常臨床から理論まで
81巻4号(2009年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(3)
81巻3号(2009年3月発行)
特集 診療所で必要な救急処置
81巻2号(2009年2月発行)
81巻1号(2009年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(2)糖尿病合併者のステロイド療法
80巻13号(2008年12月発行)
特集 聴神経腫瘍の治療:症例呈示と治療原則
80巻12号(2008年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(1)小児難聴児への対応
80巻11号(2008年10月発行)
80巻10号(2008年9月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疾患とその処方例
80巻9号(2008年8月発行)
80巻8号(2008年7月発行)
特集 嚥下障害手術のコツ
80巻7号(2008年6月発行)
80巻6号(2008年5月発行)
80巻5号(2008年4月発行)
特集 オフィスサージャリー・ショートステイサージャリー
80巻4号(2008年4月発行)
特集 女性と耳鼻咽喉科疾患
80巻3号(2008年3月発行)
80巻2号(2008年2月発行)
80巻1号(2008年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―症例報告発表・論文執筆のコツ,注意点
79巻13号(2007年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来処置,手術のコツ,注意点
79巻12号(2007年11月発行)
79巻11号(2007年10月発行)
特集 地域医療との共生―術後処置の依頼と紹介
79巻10号(2007年9月発行)
79巻9号(2007年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科関連の資格等の取得について
79巻8号(2007年7月発行)
79巻7号(2007年6月発行)
特集 新生児聴覚検診の役割
79巻6号(2007年5月発行)
79巻5号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科のリハビリテーション―症例を中心に
79巻4号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の真菌感染の治療
79巻3号(2007年3月発行)
79巻2号(2007年2月発行)
特集 抗菌薬のファースト・チョイス
79巻1号(2007年1月発行)
特集 頭頸部領域の温度外傷・化学的腐食の取り扱い
78巻13号(2006年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―手術手技とコツ
78巻12号(2006年11月発行)
78巻11号(2006年10月発行)
特集 スポーツと耳鼻咽喉科疾患
78巻10号(2006年9月発行)
78巻9号(2006年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科疾患と高齢者(65歳以上)への対応
78巻8号(2006年7月発行)
78巻7号(2006年6月発行)
特集 知っておきたい耳鼻咽喉科疾患の病理
78巻6号(2006年5月発行)
78巻5号(2006年4月発行)
78巻4号(2006年4月発行)
特集 甲状腺疾患の診断と治療
78巻3号(2006年3月発行)
特集 突発性難聴の今
78巻2号(2006年2月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の疼痛
78巻1号(2006年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とウイルス
77巻13号(2005年12月発行)
77巻12号(2005年11月発行)
特集 耳管機能検査
77巻11号(2005年10月発行)
特集 副鼻腔炎
77巻10号(2005年9月発行)
特集 嗄声の診断と治療
77巻9号(2005年8月発行)
77巻8号(2005年7月発行)
特集 頸部リンパ節腫脹
77巻7号(2005年6月発行)
特集 補聴器に関する最近の変化
77巻6号(2005年5月発行)
特集 囊胞性疾患
77巻5号(2005年4月発行)
特集 聴力改善手術
77巻4号(2005年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の異物とその摘出法
77巻3号(2005年3月発行)
特集 味覚・嗅覚障害
77巻2号(2005年2月発行)
77巻1号(2005年1月発行)
特集 顔面神経麻痺
76巻13号(2004年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の癌化学療法レジメン
76巻12号(2004年11月発行)
76巻11号(2004年10月発行)
76巻10号(2004年9月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻9号(2004年8月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻8号(2004年7月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻7号(2004年6月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻6号(2004年5月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻5号(2004年4月発行)
特集 上気道アレルギーを診る
76巻4号(2004年4月発行)
特集 画像・動画の保存とプレゼンテーション
76巻3号(2004年3月発行)
特集 好酸球性中耳炎
76巻2号(2004年2月発行)
特集 人工聴覚手術の現況
76巻1号(2004年1月発行)
75巻13号(2003年12月発行)
特集 電子カルテの現在と将来
75巻12号(2003年11月発行)
75巻11号(2003年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科におけるナビゲーション手術
75巻10号(2003年9月発行)
75巻9号(2003年8月発行)
特集 いびきの治療
75巻8号(2003年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の皮膚・粘膜疾患
75巻7号(2003年6月発行)
75巻6号(2003年5月発行)
75巻5号(2003年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の機能検査―何がどこまでわかるか―
75巻4号(2003年4月発行)
75巻3号(2003年3月発行)
75巻2号(2003年2月発行)
特集 薬物による聴覚障害
75巻1号(2003年1月発行)
74巻13号(2002年12月発行)
特集 身体障害者福祉法と耳鼻咽喉科
74巻12号(2002年11月発行)
特集 急性感音難聴
74巻11号(2002年10月発行)
特集 小児の人工内耳
74巻10号(2002年9月発行)
74巻9号(2002年8月発行)
特集 難治性副鼻腔炎の治療
74巻8号(2002年7月発行)
74巻7号(2002年6月発行)
74巻6号(2002年5月発行)
特集 私のクリニック
74巻5号(2002年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科における手術の危険度
74巻4号(2002年4月発行)
74巻3号(2002年3月発行)
74巻2号(2002年2月発行)
トピックス めまいの治療
74巻1号(2002年1月発行)
トピックス 院内感染の現況とその取り扱い
73巻13号(2001年12月発行)
73巻12号(2001年11月発行)
トピックス 心身医学と耳鼻咽喉科
73巻11号(2001年10月発行)
73巻10号(2001年9月発行)
トピックス 嚥下障害
73巻9号(2001年8月発行)
73巻8号(2001年7月発行)
73巻7号(2001年6月発行)
73巻6号(2001年5月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科と遺伝子解析
73巻5号(2001年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の新しい器械,器具
73巻4号(2001年4月発行)
トピックス クリニカルパスとその周辺
73巻3号(2001年3月発行)
73巻2号(2001年2月発行)
トピックス 今話題の花粉症
73巻1号(2001年1月発行)
72巻13号(2000年12月発行)
72巻12号(2000年11月発行)
トピックス 補聴器とその適合
72巻11号(2000年10月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域のレーザー治療—その適応と成績
72巻10号(2000年9月発行)
72巻9号(2000年8月発行)
72巻8号(2000年7月発行)
72巻7号(2000年6月発行)
72巻6号(2000年5月発行)
72巻5号(2000年4月発行)
特集 全身疾患と耳鼻咽喉科
72巻4号(2000年4月発行)
72巻3号(2000年3月発行)
トピックス 結核と耳鼻咽喉科
72巻2号(2000年2月発行)
72巻1号(2000年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科と奇形
71巻13号(1999年12月発行)
71巻12号(1999年11月発行)
トピックス ことばの障害と耳鼻咽喉科
71巻11号(1999年10月発行)
71巻10号(1999年9月発行)
トピックス めまい—私の考え方
71巻9号(1999年8月発行)
71巻8号(1999年7月発行)
71巻7号(1999年6月発行)
71巻6号(1999年5月発行)
71巻5号(1999年4月発行)
特集 再建外科
71巻4号(1999年4月発行)
71巻3号(1999年3月発行)
71巻2号(1999年2月発行)
71巻1号(1999年1月発行)
70巻13号(1998年12月発行)
70巻12号(1998年11月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その3)
70巻11号(1998年10月発行)
70巻10号(1998年9月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その2)
70巻9号(1998年8月発行)
70巻8号(1998年7月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その1)
70巻7号(1998年6月発行)
70巻6号(1998年5月発行)
トピックス ベル麻痺の診断と治療—最近の知見
70巻5号(1998年4月発行)
特集 高齢者の耳鼻咽喉科・頭頸部疾患—治療とリハビリのてびき
70巻4号(1998年4月発行)
70巻3号(1998年3月発行)
70巻2号(1998年2月発行)
70巻1号(1998年1月発行)
69巻13号(1997年12月発行)
69巻12号(1997年11月発行)
トピックス 頭頸部領域の乳頭腫—その基礎と臨床
69巻11号(1997年10月発行)
69巻10号(1997年9月発行)
トピックス 鼻アレルギーの診断と治療—最近の知見
69巻9号(1997年8月発行)
69巻8号(1997年7月発行)
69巻7号(1997年6月発行)
69巻6号(1997年5月発行)
特集 外傷と耳鼻咽喉科
69巻5号(1997年5月発行)
69巻4号(1997年4月発行)
69巻3号(1997年3月発行)
69巻2号(1997年2月発行)
トピックス 口腔疾患の診断と治療
69巻1号(1997年1月発行)
68巻13号(1996年12月発行)
68巻12号(1996年11月発行)
68巻11号(1996年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科手術マニュアル—私の方法
68巻10号(1996年10月発行)
68巻9号(1996年9月発行)
68巻8号(1996年8月発行)
トピックス 聴神経腫瘍
68巻7号(1996年7月発行)
68巻6号(1996年6月発行)
68巻5号(1996年5月発行)
68巻4号(1996年4月発行)
68巻3号(1996年3月発行)
68巻2号(1996年2月発行)
68巻1号(1996年1月発行)
67巻13号(1995年12月発行)
67巻11号(1995年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の画像診断
67巻12号(1995年11月発行)
67巻10号(1995年10月発行)
トピックス ウェゲナー肉芽腫症の診断と治療
67巻9号(1995年9月発行)
67巻8号(1995年8月発行)
67巻7号(1995年7月発行)
トピックス 下咽頭・頸部食道癌の治療とその成績
67巻6号(1995年6月発行)
67巻5号(1995年5月発行)
67巻4号(1995年4月発行)
67巻3号(1995年3月発行)
トピックス 日帰り手術
67巻2号(1995年2月発行)
67巻1号(1995年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉・頭頸部領域のスポーツ外傷
66巻13号(1994年12月発行)
66巻12号(1994年11月発行)
トピックス メディカルフォトテクニック
66巻11号(1994年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域 腫脹の診断
66巻10号(1994年10月発行)
66巻9号(1994年9月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の真菌症—診断と治療
66巻8号(1994年8月発行)
66巻7号(1994年7月発行)
66巻6号(1994年6月発行)
トピックス 耳管機能とその評価
66巻5号(1994年5月発行)
66巻4号(1994年4月発行)
66巻3号(1994年3月発行)
トピックス 頭頸部領域の悪性リンパ腫
66巻2号(1994年2月発行)
66巻1号(1994年1月発行)
65巻13号(1993年12月発行)
65巻12号(1993年11月発行)
65巻11号(1993年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科の機能検査マニュアル
65巻10号(1993年10月発行)
65巻9号(1993年9月発行)
65巻8号(1993年8月発行)
65巻7号(1993年7月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科とリハビリテーション
65巻6号(1993年6月発行)
65巻5号(1993年5月発行)
65巻4号(1993年4月発行)
65巻3号(1993年3月発行)
トピックス 耳鼻咽喉頭頸部領域の自己免疫疾患—最近の知見
65巻2号(1993年2月発行)
65巻1号(1993年1月発行)
トピックス 環境と耳鼻咽喉科
64巻13号(1992年12月発行)
トピックス メニエール病の診断と治療
64巻12号(1992年11月発行)
64巻10号(1992年10月発行)
トピックス 内視鏡による診療・最近の進歩
64巻11号(1992年10月発行)
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 症候群事典
64巻9号(1992年9月発行)
64巻8号(1992年8月発行)
トピックス 耳小骨連鎖再建術
64巻7号(1992年7月発行)
64巻6号(1992年6月発行)
64巻5号(1992年5月発行)
トピックス 補聴器の処方
64巻4号(1992年4月発行)
トピックス 頸部腫瘤の穿刺吸引細胞診
64巻3号(1992年3月発行)
64巻2号(1992年2月発行)
64巻1号(1992年1月発行)
トピックス 副鼻腔のエアロゾル療法
63巻13号(1991年12月発行)
63巻12号(1991年11月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の異物とその除去法
63巻11号(1991年11月発行)
特集 外来診療マニュアル—私はこうしている
63巻10号(1991年10月発行)
63巻9号(1991年9月発行)
63巻8号(1991年8月発行)
トピックス 舌癌の治療
63巻7号(1991年7月発行)
63巻6号(1991年6月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科医のための甲状腺疾患
63巻5号(1991年5月発行)
63巻4号(1991年4月発行)
63巻3号(1991年3月発行)
トピックス 高齢者と耳鼻咽喉科・愁訴と対応
63巻2号(1991年2月発行)
63巻1号(1991年1月発行)
62巻13号(1990年12月発行)
トピックス 鼻茸
62巻12号(1990年11月発行)
トピックス 聴力改善手術
62巻11号(1990年10月発行)
トピックス 心因性難聴
62巻10号(1990年10月発行)
症例特集 頭頸部腫瘍
62巻9号(1990年9月発行)
トピックス 嗅覚障害
62巻8号(1990年8月発行)
トピックス 小児副鼻腔炎
62巻7号(1990年7月発行)
トピックス 顔面神経麻痺
62巻6号(1990年6月発行)
トピックス 人工中耳・人工内耳
62巻5号(1990年5月発行)
トピックス 嚥下障害
62巻4号(1990年4月発行)
トピックス ダニとアレルギー
62巻3号(1990年3月発行)
トピックス 頭頸部癌に対する制癌剤の選択
62巻2号(1990年2月発行)
トピックス 音声外科
62巻1号(1990年1月発行)
トピックス 耳音響放射