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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科72巻5号

2000年04月発行

文献概要

特集 全身疾患と耳鼻咽喉科 Ⅲ.内分泌・代謝障害

1.高カルシウム血症・低カルシウム血症と耳鼻咽喉科

著者: 会田薫1 多和田眞人1 女屋敏正1

所属機関: 1山梨医科大学第3内科学教室

ページ範囲:P.85 - P.88

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 はじめに
 血清中のカルシウム(Ca)のうち約45%はアルブミンを初めとする血清蛋白と結合しており,数%は陰イオンと可溶性複合体を作る。残りの約50%がイオン化Ca (Ca2+)として存在し,生体の機能にとって重要なのはこの血中Ca2+濃度である。
 イオン化Caの測定も最近は比較的容易に行われるようになったが,通常の検査では血清総Caを測定している。血清アルブミン(Alb)濃度が低下するとAlb結合Ca分画が減少するので,血清Alb濃度が4g/dl以下のときは次式で補正する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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