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雑誌目次

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科73巻1号

2001年01月発行

雑誌目次

目でみる耳鼻咽喉科

咽頭後リンパ節に転移をきたした甲状腺癌の1例

著者: 渋谷和郎 ,   星田茂 ,   畑中幸子 ,   三輪高喜 ,   古川仭 ,   瀧口哲也

ページ範囲:P.6 - P.7

 甲状腺乳頭癌の転移は内深頸,気管前,気管傍に発生するのが一般的とされており,咽頭後リンパ節に発生することは少ない。今回われわれは外側咽頭後リンパ節,いわゆるRouvierリンパ節に転移をきたした甲状腺乳頭癌症例を経験したので報告する。
 患者:52歳男性。

Current Article

内耳の可塑件について

著者: 山下裕司

ページ範囲:P.9 - P.13

 はじめに
 近年の神経系における可塑性の研究の進歩には目を見張るものがある。内耳における可塑性の研究も,これらの研究の展開と相まって新しい段階を迎えていると言える。遺伝性難聴の原因遺伝子も同定され,遺伝子治療も具体的に語られるようになってきた。しかし,突発性難聴をはじめとする内耳疾患において,どのような機序により内耳機能が回復するのか,どの部位において再生が認められるのかに関しては不明な点が多い。
 本稿では,哺乳動物の内耳における再生研究に関して整理するとともに,われわれの知見を加えて報告する。内耳の機能回復と関連して障害後に再生する可能性のある部位として,1)内耳神経,2)内耳感覚細胞,3)ラセン靱帯の3点に注目して述べていきたい。

原著

診断に苦慮した微小脳髄膜瘤による髄液耳漏の1例

著者: 松田太志 ,   木口淳 ,   妹尾淑郎 ,   相原孝徳 ,   村上信五

ページ範囲:P.15 - P.19

 はじめに
 髄液耳漏は一般的には外傷や中耳手術の際の硬膜損傷,感染(慢性中耳炎など),新生物が原因で二次的に発生する。しかし,原因がはっきりしないこともあり,その場合は特発性髄液耳漏と診断されている。
 今回われわれは,外傷や中耳炎の既往がなく約2年間滲出性中耳炎の緩解と増悪を繰り返し,精査の結果,中耳滲出液のRI,β2トランスフェリン検出により髄液耳漏と診断し,手術により微小脳髄膜瘤が原因であった症例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する。

術後性乳突嚢胞の1症例

著者: 牛尾宗貴 ,   石本晋一 ,   伊藤健 ,   加我君孝

ページ範囲:P.22 - P.25

 はじめに
 乳突嚢胞は乳突洞に形成される嚢腫の総称である。成因としては慢性炎症,外傷,先天奇形などが考えられているが明らかでない。その多くは原発性に発生したもので1〜11),術後に発生した症例の報告は少ない1,12〜14)
 今回,慢性中耳炎手術後に生じた乳突嚢胞の1症例を経験したので,その発生機序,治療について文献的考察を加え報告する。

多発性神経鞘腫の1例

著者: 半田徹 ,   夜陣紘治 ,   平川勝洋 ,   福島典之 ,   工田昌矢 ,   平田思 ,   調輝男 ,   後藤俊彦

ページ範囲:P.27 - P.29

 はじめに
 多発性神経鞘腫は末梢および中枢神経系に神経鞘腫が多発する疾患で,家族性を示す例は少ない1)。現在,常染色体優性遺伝を示す神経線維腫症(neurofibromatosis:以下,NFと略)とは別の疾患群であると考えられている2)
 今回われわれは,家族歴を認めない右顎下部,右肩,右足背部に神経鞘腫を生じた多発性神経鞘腫の1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する。

耳下腺原発上皮筋上皮癌の1例

著者: 立川拓也 ,   山本高士 ,   中川浩伸 ,   井上俊哉 ,   山下敏夫 ,   埴岡啓介

ページ範囲:P.31 - P.34

 はじめに
 耳下腺悪性腫瘍の組織像は多彩であり,1990年のWHO分類では18種類に細分類されている1)。以前は明細胞腫瘍の中に包括され,核の軽度異型,臨床的に再発,浸潤傾向,遠隔転移を示す低悪性腫瘍が上皮筋上皮癌として新たに付け加えられた2)
 今回筆者らは,右耳下腺に発生した上皮筋上皮癌の1症例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する。

舌癌の臨床的検討

著者: 寺山善博 ,   米本正明 ,   長舩宏隆 ,   小田恂

ページ範囲:P.37 - P.41

 はじめに
 舌癌は,症状が早期に出現し病変部位が観察可能であることから、早期発見されやすい疾患である。しかし,実際には進行癌も多く,他の頭頸部癌に比較して予後不良となる症例も少なくない1)。また,舌は構音,咀嚼,嚥下機能において重要な役割を果たしており,舌癌に対する治療は根治性とともに機能保存の点についても十分に考慮する必要がある2,3)。そのため,可能な限り機能を保存しつつ治療成績を上げるために,手術,放射線化学療法を併用した治療が行われている。
 今回,われわれは一次治療を施行した舌癌症例の治療成績について検討したので報告する。

椎骨動脈解離が原因と考えられる突発難聴の1症例

著者: 中島崇博 ,   春田厚 ,   小宗静男

ページ範囲:P.43 - P.46

 はじめに
 突発難聴は原因不明とされるが,治療により聴力回復を示すことから,その原因の1つに血流障害が考えられている1)。それらの多くは血管条を中心とした迷路性の循環障害を想定したものであるが,椎骨脳底動脈循環不全のような後迷路性の脳血管障害に起因する報告例も散見されるようになってきた1〜3)
 今回われわれは,回転性めまいを伴う突発難聴で発症し,画像診断で椎骨動脈解離が原因と考えられた症例を経験したので報告する。

喉頭壊死をきたした放射線療法晩期障害の1症例

著者: 小林麻里 ,   伊藤依子 ,   尾関英徳 ,   内藤玲 ,   滝澤葉子 ,   久米麻里子 ,   深谷卓 ,   中塚貴志

ページ範囲:P.53 - P.56

 はじめに
 早期喉頭癌の治療法としては,制御率の高さや音声機能が保存できる点から,近年では放射線治療が多くの症例で第1選択となっている。しかし放射線治療は,副作用として急性浮腫や皮膚障害,造血器障害などの早期障害のみならず,治療後数か月を経て現れる骨,軟骨壊死や二次性発癌などの晩期障害を引き起こす可能性がある。喉頭壊死は稀な晩期障害であるが1,2),今回われわれは喉頭癌で照射後9年目に喉頭壊死をきたした症例を経験したので報告する。

頭蓋底手術を行った篩骨洞原発高分化型腺癌(腸管型)の1例

著者: 河合晃充 ,   吉崎智一 ,   古川仭 ,   長谷川光広 ,   林裕 ,   山下純宏

ページ範囲:P.59 - P.63

 はじめに
 前頭蓋底に浸潤した鼻・副鼻腔腫瘍に対して頭蓋底手術が行われるようになって10年以上が経ち,その有用性,遠隔成績1)や予後因子2)などが報告され,これらを加味した手術適応の判断が重要となってきている。
 今回,篩骨洞原発で前頭葉に浮腫を伴った高分化型腺癌(腸管型)に対して頭蓋底手術を行ったので報告する。

頸部結核性リンパ節炎4症例の検討

著者: 木下澄仁 ,   定永恭明 ,   小山田幸夫 ,   湯本英二

ページ範囲:P.65 - P.69

 はじめに
 近年,結核は減少傾向にあったがその減少率も鈍化し,1997年には43年ぶりに罹患率が反転上昇した。新規登録患者数も38年ぶりに,42,715人と前年に比べ243人の増加となった1)。今後,耳鼻咽喉科領域でも結核の増加が予想される。当院でも,1998年に4人の頸部結核性リンパ節炎を経験したので,若干の文献的考察を含め報告する。

鏡下咡語

喉頭の形態と生理進化—披裂軟骨はすべてを語る

著者: 豊住頼一

ページ範囲:P.50 - P.51

 昭和35年,解剖学教室から広戸幾一郎先生の久留米大学耳鼻咽喉科学教室に入局させて戴き,喉頭の解剖研究に携わって以来,開業後も続けて40年近くになります。研究初期のことを振り返ってみますと,昭和38年の年の暮れのある寒い数日を,新入局員の先生お二人と病理標本室で,内臓を詰めたビニール袋500体分の中から喉頭を摘出して教室の大ガメ2つに保存し,そのつどMakroやMikroの標本としたこと,寒さとホルマリンの冷たさと臭気に涙したことが今では懐かしく思い出されます。またあるときは,市内の家畜屠殺場でウマ,ウシ,ブタ,ヒツジ,ヤギなどの喉頭を直後に摘出して頂き,同じく大ガメに保存して研究に供しましたが,このときは豚が逃げ出して,遁走という言葉を思い出し,その響きに何とも言えない哀れを覚えたのが昨日のことのようです。当時の研究目的は実体双眼顕微鏡下に哺乳類(サル,イヌ,ネコ,ウサギなど)を観察して,ヒト喉頭の神経支配,血管走行,披裂軟骨や輪状—披裂関節,さらに内喉頭筋などの特性を浮き彫りにすることでした。神経,血管については細部は別として動物差はあまりありませんが,披裂軟骨の形態差は内喉頭筋と同じように著明にみられました。そこで,これらの差はどこからくるのかという疑問解明のために,観察の対象を両生類(ウシガエル),爬虫類(スッポン),鳥類(白色レグホン)の喉頭に切り替えました。スッポンの頭部切断2時間後の実験では,ピンセットで触った途端,口を大きく開いて威嚇するのには,助手の看護婦さんとともにビックリしてその生の強さに驚かされたことを今でも忘れません。実験の結果,哺乳類の観察では見えてこなかったものが,見えてくるようなことを再三経験しました。あるいは,さらに疑問を深めることにもなりました。「すべてのみえるものは,みえないものにさわっている,きこえるものは,きこえないものにさわっている,感じられるものは,感じられないものにさわっている,おそらく,考えられるものは,考えられないものにさわっているだろう」(ノヴァーリス詩集より)。かくして,みえないものにひかれて今も,という日々です。
 両生類,爬虫類,鳥類の3種観察動物の所見は,表1と図1に示しますように,系統的に近縁のために共通点が多くみられます。しかし,観察動物間のただ1つの異なる所見として,喉頭口の開放の方法の違いがあります。両生類,爬虫類ではドーム状開放,鳥類のみは前方水平開放です。これは鳥類が環境変化によって他の動物よりも活発な運動を要求されるため,より多くの酸素摂取が可能な水平開放を選択したと推測されます。さらに哺乳類,特にヒトの披裂軟骨の縮小化に伴う輪状—披裂関節の形成と開放の方法を考え合わせますと,これらの動物間の喉頭口の開放の方法の違いは,観察動物の進化の程度の違いを示唆しているようです。喉頭口の開放の方法にも合理的適応進化が存在するということになります。これは合目進化とさえ思えるほどです。その理由は,地球の偶然の砂漠化で,ヒトが直立歩行を獲得し,図2に示しますように,頭蓋底と脊椎の傾斜角(直角)の出現による,直立歩行に伴う必然的な喉頭の頸部下降のため,固体発生的に喉頭となる3ないし4個の鰓弓軟骨は上下の方向に,頭蓋底に直角な狭い頸部を下降しますので,合理的な分離型を示すことになり,後述の3種観察動物の場合の巨大披裂軟骨は,容易にヒトでは縮小され,その後の関節形成をスムーズにしたと推測されるからです。合目進化と思いたくなるような合理的進化を遂げます。また,3種観察動物では,喉頭は共通して3ないし4個の鰓弓軟骨と舌骨が,口腔底で前後に結合して傾斜角なしの水平位の集合型を示しますので,その披裂軟骨は喉頭腔一杯に巨大化を示しますが,これは偶然の環境変化(水生から陸生への)に伴う,原始喉頭Slitの呼吸口としての確保と拡大のためで,披裂軟骨の必然的合理的な適応と考えられます。つまり種別間の喉頭形態差は,ヒトにしろ,3種観察動物にしろ,それぞれ種特有の偶然の環境変化に応じた必然的合理性の追求の結果といえます。したがって,必然的合理性は,後述する現代進化学における適応進化を演出する自然淘汰を包括した言葉でもあります。しかし,従来はこの必然的合理性を機能面からのみみて,合目進化と考えてしまったようです。分子生物学者の長谷川真理子は,進化に関する環境と形態変化について,次のような明確な指摘をしています。すなわち,「従来から,自然淘汰は適応を生み出すように,“目的をもって働いている”という誤解があります。自然淘汰が働く大前提は,生き物の間に遺伝的な変異があることです。その中のあるものが,他のものよりも環境に適しているとなると,自然淘汰が働きます。変異は環境とは無関係に生じます。変異はランダムに無方向に生じます。つまり遺伝子の中に生じていた変異が,たまたまある環境に住むことで有利となり,自然淘汰によって広まることになったのです。自然淘汰の結果として適応が起こると,あたかもそのような素晴らしい適応を起こすように,目的をもって淘汰が働いたように見えますが,それはあとから見るとそう見えるだけで,自然淘汰の材料となる変異は,目的などとは関係なく生じます」と述べ,遺伝子と環境の密接な関係の中で,自然淘汰は必然的合理的に適応進化を発現し,決して機能合目的な適応進化は非進化学的で存在しないと否定されています。

手術・手技

中咽頭癌術後の咽頭・舌弁による二期的再建術

著者: 田中信三 ,   田辺正博 ,   与那嶺裕 ,   箕山学

ページ範囲:P.71 - P.75

 はじめに
 中咽頭癌の切除手術で中咽頭の上側壁が大きく欠損する場合は,一期的に有茎や遊離の筋皮弁で再建することが多い。しかし,再建に用いた組織量が不足していたり再建皮弁に部分壊死が生じると,顕著な鼻咽腔閉鎖不全が残ることがある。また,再建術に伴う採皮部の瘢痕形成を避け手術侵襲を小さくするために,癌切除後に上側壁欠損を再建しないままで経過をみる症例もある。本稿ではこのような症例を「切りっ放し」例と呼称する。これらの例では,当然,嚥下機能や構音機能が障害されるので,二期的に再建術を行う必要がある。最近,われわれは、上側壁の二期的再建法として,上方有茎の咽頭弁を口蓋に縫合し舌可動部の患側1/3を有茎弁として咽頭弁を裏打ちする手術を行い,良好な結果を得ている。再建組織量の不足例1例,再建皮弁の部分壊死例1例,「切りっ放し」例1例の3症例について報告する。

連載 手術・手技シリーズ

①鼓膜切開・中耳換気チューブ挿入

著者: 水田邦博 ,   新木五月 ,   村上泰

ページ範囲:P.77 - P.81

 はじめに
 鼓膜切開と中耳換気チューブ挿入は,中耳の排膿,排液,そして換気を目的として耳鼻咽喉科医により広く行われている手術である。外科領域における治療で切開排膿は原則の1つであり,抗生物質の進歩した現在においても鼓膜切開は急性中耳炎の治療として有効である。鼓膜切開の主な目的が中耳腔貯留液の排除ならば,中耳換気チューブ挿入術は貯留液防止,つまり大気—中耳腔圧均等化のための手段で,比較的長期の効果を狙ったものである。これらの手術の適応,手技の実際注意点,問題点,そして今後の展望について述べる。

基本情報

耳鼻咽喉科・頭頸部外科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1316

印刷版ISSN 0914-3491

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