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文献詳細

雑誌文献

耳鼻咽喉科・頭頸部外科73巻10号

2001年09月発行

原著

上顎洞癌の臨床的検討

著者: 寺山善博1 米本正明1 長舩宏隆1 小田恂1

所属機関: 1東邦大学医学部第一耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.683 - P.687

文献概要

 はじめに
 上顎洞癌は早期の自覚症状の発現に乏しく,頭頸部癌の中でも決して予後良好なものとはいえない。また,顔面形態の変化と機能障害が治療上問題となり,根治性を高めるとともにQOLの低下を最小限にとどめる必要がある。佐藤1)により提唱された三者併用療法の報告以来,多施設で具体的方法に相違はあるものの三者併用療法の導入により上顎洞癌の治療成績は徐々に改善されてきた。
 今回われわれは,一次治療を施行した上顎洞癌症例の治療成績について検討したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1316

印刷版ISSN:0914-3491

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