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文献概要
連載 手術・手技シリーズ
⑩鼻中隔矯正術
著者: 春名眞一1
所属機関: 1東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科学教室
ページ範囲:P.794 - P.798
文献購入ページに移動 I.適応
以下のことが挙げられる。
1)鼻閉,嗅覚障害,いびき,鼻出血,頭痛などが鼻中隔彎曲によって起こると考えられるとき(素質性,外傷性ともに含まれる)。
2)慢性副鼻腔炎の治療目的で,鼻腔形態の正常化をはかる1)。
3)高度な鼻中隔彎曲のため副鼻腔手術時に中鼻道開放が困難な場合に,手術ルートの確保のため。
鼻・副鼻腔の発育は約15歳まであるといわれ2),発育が完成されるまで手術はできるだけ避けるべきである。
以下のことが挙げられる。
1)鼻閉,嗅覚障害,いびき,鼻出血,頭痛などが鼻中隔彎曲によって起こると考えられるとき(素質性,外傷性ともに含まれる)。
2)慢性副鼻腔炎の治療目的で,鼻腔形態の正常化をはかる1)。
3)高度な鼻中隔彎曲のため副鼻腔手術時に中鼻道開放が困難な場合に,手術ルートの確保のため。
鼻・副鼻腔の発育は約15歳まであるといわれ2),発育が完成されるまで手術はできるだけ避けるべきである。
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