はじめに
現代社会はあらゆる世代でストレスを感じやすい環境になってしまっている。中年男性は長期化する不景気によるリストラで職業を失い,若い母親は核家族のために1人で子育てをしなければならない。また,子どもたちはゆとりのない学校生活でいじめや不登校を経験している。当然,そのストレス解消がうまくできなければ,体調が悪くなり様々な症状を呈するようになる。特に耳鼻咽喉科は感覚器を扱うため,他科領域の症状よりも過敏になりやすく遷延化する傾向が強い。その中でもめまい,耳鳴,咽喉頭異常感および後鼻漏は難治な症状である。このような症状を訴えて受診する患者に対して,まず最初に諸検査で器質的疾患の有無を調べる。しかし,何の異常も見出せないことが少なくない。そして,外来治療,内服療法,注射療法などを試みる。それでも症状が不変のときには,「検査では異常が見つからないので,あまり気しないようにしなさい」と話して治療を終結してしまう場合が多い。しかし,その患者は納得できないために他の医療施設を再び受診し,同様な検査,治療を受けるドクターショッピングを繰り返してしまう。
このような症例の中には,心理社会的なストレスを感じているが,それを解決できずに,症状に対して過敏になっている患者も少なからず含まれている。短い診療時間のうちにそのような症例を見出し,可能であれば簡単な心理テストを施行し,心理社会的な問題を受容・共感するカウンセリングの時間をつくり,心身医学的なアプローチをすることにより症状が軽減したり消失することがある。
雑誌目次
耳鼻咽喉科・頭頸部外科73巻12号
2001年11月発行
雑誌目次
トピックス 心身医学と耳鼻咽喉科
1.心身医学と耳鼻咽喉科
著者: 市川恭介 , 筒井末春
ページ範囲:P.812 - P.818
2.めまい
著者: 武田憲昭 , 荻野仁
ページ範囲:P.819 - P.821
はじめに
難治性めまいの治療には心身医学的治療が必要な症例がある。めまいを主訴として来院する患者の中には,各種の検査で異常を認めないにもかかわらずめまいを繰り返し訴える症例や,メニエール病のように明らかな内耳障害がある場合でも,薬物治療や手術治療でめまいが抑制できない症例を経験する。このような症例には,身体症状に対する治療だけでなく,患者の環境因子や心理的因子を考慮して治療する心身医学的アプローチが必要であることが多い1)。
3.耳鳴
著者: 小川郁 , 新田清一
ページ範囲:P.823 - P.827
はじめに
近年,様々な疾患がストレスなど心身医学との関連で論じられている。耳鼻咽喉科領域でもメニエール病を初めとするめまい疾患や咽喉頭異常感症などが心身医学的アプローチを要する疾患と考えられている1)。一方,耳鳴は単一の疾患ではなく,様々な耳疾患により生じる症状であるが,やはり心身医学と密接な関係がある2,3)。近年,耳鳴を主訴に医療機関を受診する症例が増加しているが,その理由の1つはいわゆる高齢化による難聴の増加であり,もう1つが生活環境の変化に起因するストレスと考えられる4)。
また耳鳴は,いまだ他覚的検査法や根治的治療法が確立されていないことから,とかく多忙な臨床現場では敬遠されがちな症状であるが,このような治療者側の対応は耳鳴患者の不信感を増大させてきた要因でもある。しかし,根治的治療法がない現状でも,心身医学的アプローチにより耳鳴の苦痛度を軽減することは可能であり,耳鳴に関与する心身医学的要因を理解することはその診療を行ううえで極めて重要である。
本稿では心身医学からみた耳鳴について,特に今回はストレスと耳鳴との関係を中心に述べる。
4.心身医学と嗅覚障害
著者: 古川仭
ページ範囲:P.829 - P.832
はじめに
耳鼻咽喉科の一般外来において,嗅覚障害を主訴に受診する患者は特殊な場合を除き非常に少なく,嗅覚異常は問診して初めて明らかになる症状である。その特殊なケースとしては,交通事故や労働災害などの外傷後の嗅覚障害と,中年の女性に多い感冒罹患後の嗅覚障害が一般的である1)。それ以外にも,ニオイに関する訴えで受診する特異なケースとして,心身症や神経精神病における嗅覚関連症候や,ニオイの質的な異常としての異常嗅感がある。
本稿ではそれらの嗅覚に関連する特徴ある症候を取り挙げ,そこから診断を確定するためのポイントや検査の選び方・進め方などを中心に解説する。
5.咽喉頭異常感症
著者: 山際幹和
ページ範囲:P.835 - P.840
はじめに
咽喉頭異常感を主訴として耳鼻咽喉科を受診する患者は,概して多彩な身体的ならびに心的自覚症状をも有している。したがって,そのような患者の診療に際しては,心身医学的診療が不可欠である。
本稿では,筆者が実践してきた咽喉頭異常感症の診断と治療が,多少とも今後の耳鼻咽喉科心身医学の発展に資することを期待して私見を記述する。
6.心因性発声障害
著者: 田山二朗
ページ範囲:P.841 - P.844
はじめに
1.概念と分類
音声は情緒的情報も伝えうる音響信号であるため,発声過程において精神状態が様々な程度で反映される。精神が緊張した状況におかれると,声が震えたり,嗄れたり,出しづらくなることは誰しもが経験する。心因的要因で発声障害が生ずることは理解しやすい病態であり,その極端なものはヒステリー性失声症として古くから知られている。
一般に器質的異常に基づかない発声障害を機能性発声障害と呼ぶが,これには精神的外傷や心理的葛藤などの関与が考えられるものも含まれている。これを心因性発声障害としている。つまり,声の乱用や不適切な発声の結果引き起こされる狭義の機能性発声障害と,心因性の発声障害とに区分されるわけである。しかし,実際には発声障害が心因に基づいたものであるか否かを鑑別することが困難な場合もある。例えば,心因によって引き起こされた発声障害が,心因が解消された時期にも存続し,機能障害として固定してしまうこともありうる。一方で,基本的には発声習慣や発声の仕方に問題があり生じたものではあるが,同時に心因的要素が重なっていることもある。
7.頭頸部再建外科と心身医学
著者: 西川邦男
ページ範囲:P.847 - P.850
はじめに
頭頸部は,身体の中でも咀嚼・嚥下という生存のための基本的な機能や構音・発声という社会生活を営むうえでの不可欠な機能を司る部位である。また,顔貌は人間として自己を一個人として表現あるいは認識するために重要である。頭頸部癌切除に伴うこれらの機能と形態の損傷は,患者の社会復帰に大きな障害となる。それゆえ,生命予後を決定する頭頸部癌切除と術後患者の生活の質(quality of life:QOL)に深くかかわる頭頸部再建は表裏一体となり,頭頸部外科手術の進歩を支えてきた。
確かに頭頸部再建手術によって顔面の形態維持が可能になったが,現在の医療水準でも修正し得ない顔面変形はなお存在する。顔面変形が完治しがたく,また改善されたとしても,何らかの変形異常が残る場合には患者の精神的負担は一生涯続くことになる。それゆえ,局所を外科的に治療するにとどまらず,患者の心理をも理解することが形成再建外科医に求められるようになり,近年では精神科医と連携をとり,術前後での患者の精神的支援の必要性が論じられるようになった。
目でみる耳鼻咽喉科
巨大な耳下腺多形腺腫の1例
著者: 平山裕 , 谷垣内由之 , 馬場廣太郎
ページ範囲:P.808 - P.809
多形腺腫は,耳下腺に発生する良性腫瘍の中で最も頻度の高い腫瘍である。耳下部腫瘤などで比較的早期に発見され摘出されるため,悪性化した場合以外では巨大化することは稀である1,2)。
今回われわれは,巨大な耳下腺多形腺腫の1例を経験したので報告する。
鏡下咡語
触覚について思うこと
著者: 野村恭也
ページ範囲:P.852 - P.853
触覚は五感の中で最も早くより,他の感覚に先駆けて発達する感覚である。胎児のとき既に皮膚は触覚を介して母体からの,あるいは母体外からの様々な情報を感じ取っているものと思われる。触覚は他の感覚とも密接な関係にあり,そのことはことばの上からも伺うことができる。例えば味覚に関したtasteという語はThe Oxford English Dictionaryの記載をみると真っ先に“the sense of touch”とある。またtasteの語源は独語のtastenと共通しており,味覚というのは本来,単なる味を意味するだけの感覚ではないのであろう。日本語でも目にふれる,耳にふれる,鼻にふれる,舌にふれる,などというように全ての感覚に触の字が関わっているという(立川昭二)。いかなる感覚も刺激が触れなければ感覚器は機能しないから,これらは科学的な表現ともいえる。
耳鼻咽喉科は五感のうち視覚以外の感覚と関係がある。聴覚,嗅覚,味覚は学問的にも研究が進み,その成果は臨床に応用されている。一方,触覚はというと年老いて目が見えなくなり,耳が聞こえなくなり,匂いも味も分からなくなっても最後まで機能しており,極めて大事な感覚であるにもかかわらず,われわれはそれをどのように臨床と結び付けてよいのか見当がつかないのである。
原著
花粉症患者に対する電話調査
著者: 大久保公裕 , 後藤穣 , 八木聰明 , 奥田稔
ページ範囲:P.856 - P.862
はじめに
スギ花粉症は現代を象徴するI型アレルギーの代表的な疾患であるが,症状発現期間が限られており,罹病期間が比較的短いので薬物療法主体の治療で患者のquality of life (QOL)は保たれることが多い1)。
鼻アレルギー診療ガイドラインにおける薬物療法では重症度と病型を組み合わせた治療薬の選択が必要となる2)。スギ花粉症に対する最も有効な薬物の投与法として,抗アレルギー薬の季節前投与(初期治療,予防投与)がある3)。これは,スギ花粉の飛散が比較的正確に予想できるため,薬剤の投与開始時期を決定することが可能であり,これに基づいた治療法である。この治療法において,第2世代抗ヒスタミン薬(抗ヒスタミン作用を有する抗アレルギー薬)が主に用いられている。しかし,花粉飛散前においては花粉症症状がないか,もしくは軽微な場合は,症状の緩和よりむしろ薬剤による中枢抑制作用で眠気や倦怠感などの副作用が患者の日常生活に影響を及ぼすことも少なくない。そこで,スギ花粉によるもの以外の花粉症患者も含め,花粉症症状,医療機関受診状況,内服薬使用状況などの患者の実態調査を電話で調査した。
睡眠時無呼吸症を伴った巨大後鼻孔ポリープの1例
著者: 石橋康子 , 竹内直信 , 前田陽一郎 , 近藤健二 , 永尾裕美子
ページ範囲:P.863 - P.865
はじめに
後鼻孔ポリープは,日常診療でときにみられる疾患1)であるが,慢性副鼻腔炎の6%を占めるといわれている1)。1980年代には睡眠時無呼吸症候群と鼻疾患の関連が注目を浴びるようになり2),後鼻孔ポリープがその原因とされる症例の報告も散見される3,4)。
今回われわれは,巨大な後鼻孔ポリープがその原因と考えられ,ポリープ摘出後に著明な改善をみた睡眠時無呼吸症候群症例を経験したので報告する。
舌全摘・再建術後の嚥下・構音機能が良好であった中咽頭再発癌の1症例
著者: 末田尚之 , 柴田憲助 , 加藤寿彦 , 菅村真由美 , 樋口仁美 , 山野貴史 , 小倉朋子 , 原田博文 , 大慈弥裕之
ページ範囲:P.867 - P.871
はじめに
頭頸部癌では,根治術に伴う嚥下・構音などの生理的機能の障害や喪失ならびに顔面の醜形が問題となることが多い。その際,患者にとってのこのような問題点を少しでも軽減させることが,癌の根治とともにわれわれ臨床医に与えられた命題である。そこで当科では,舌半側以上の切除術を行った症例に対しては,遊離腹直筋皮弁や大胸筋皮弁を用いての再建術を施行している。しかし,一般に舌全摘出術を行った揚合,術後の誤嚥の問題から喉頭を温存できない症例が多い。
今回われわれは,中咽頭癌再発症例(rT4NOMO)において,喉頭を温存し舌全摘出術および遊離腹直筋皮弁による再建術を施行し,術後の嚥下・構音機能を比較的良好に保つことができた症例を経験したので報告する。
連載 手術・手技シリーズ
⑪ファイバースコープ下の声帯ポリープ切除
著者: 児嶋久剛
ページ範囲:P.873 - P.877
はじめに
声帯ポリープに代表される良性の隆起性病変に対する手術では,声帯粘膜が本来もつ物性を損わないようにできるだけ控えめに,かつ極めて正確に切除しなければならない。この目的のために,現在広く全身麻酔下の喉頭微細手術(ラリンゴマイクロサージャリー)が行われている。この方法の利点は顕微鏡下に観察することで病変の範囲を正確に知ることができることと,全身麻酔によって安定した手術野が得られることであるが,一方,挿管チューブのために術創,特に後部声門部が見えにくくなること,手術中に患者の声や声帯振動の状態を観察できないこと,全身麻酔に伴う術前・術後の入院管理が必要なことなどの欠点があった。これらの利点,欠点を考慮し,われわれは局所麻酔下にもかかわらず正確に声帯ポリープを切除する方法を考案した1〜3)。
本稿では,この局麻下喉頭手術に焦点を当てて,その適応,微細手術の工夫やその限界を解説する。
基本情報

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特集 痛みの鑑別診断
87巻2号(2015年2月発行)
特集 膿瘍—マネジメントとピットフォール
87巻1号(2015年1月発行)
特集 新しい治療機器
86巻13号(2014年12月発行)
特集 口腔粘膜の難治疾患への対応法
86巻12号(2014年11月発行)
特集② 創管理の最前線—知っておきたい形成外科の知識
86巻11号(2014年10月発行)
特集 インフルエンザ
86巻10号(2014年9月発行)
特集 咽頭癌・頸部食道癌の治療戦略Update
86巻9号(2014年8月発行)
特集 前庭機能検査の新展開
86巻8号(2014年7月発行)
特集② 緩和医療・支持療法を知る
86巻7号(2014年6月発行)
特集 鼻副鼻腔内視鏡手術Update
86巻6号(2014年5月発行)
特集② 歯科口腔外科の話題
86巻5号(2014年4月発行)
増刊号 画像診断パーフェクトガイド―読影のポイントとピットフォール
86巻4号(2014年4月発行)
特集 音声外科Update
86巻3号(2014年3月発行)
特集② 知っておきたい血液内科の知識―専門医の診方・治し方
86巻2号(2014年2月発行)
特集 小児難聴Update
86巻1号(2014年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の最新トピックス
85巻13号(2013年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域疾患の最新疫学
85巻12号(2013年11月発行)
特集② 耳鼻咽喉科領域のジェネリック医薬品とサプリメント
85巻11号(2013年10月発行)
特集 帰してはいけない耳鼻咽喉科外来患者
85巻10号(2013年9月発行)
特集② 知っておきたい消化器疾患の知識―専門医の診方・治し方
85巻9号(2013年8月発行)
特集 局所副腎皮質ステロイドの正しい使い方
85巻8号(2013年7月発行)
特集② 知っておきたい呼吸器疾患―専門医の診方・治し方
85巻7号(2013年6月発行)
特集 分子標的薬時代の耳鼻咽喉科診療―処方するとき,服用患者を診るときのポイント
85巻6号(2013年5月発行)
特集② 知っておきたい神経内科の知識―専門医の診方・治し方
85巻5号(2013年4月発行)
特集 急患・急変対応マニュアル―そのとき必要な処置と処方
85巻4号(2013年4月発行)
特集 身につけたいリハビリテーションの最新スキル
85巻3号(2013年3月発行)
特集② コーンビームCT活用法
85巻2号(2013年2月発行)
特集 ここまでできる外来手術
85巻1号(2013年1月発行)
特集 花粉症の治療―新たな展開
84巻13号(2012年12月発行)
特集 メニエール病Update
84巻12号(2012年11月発行)
特集② 知っておきたい小児科の知識―専門医の診方・治し方
84巻11号(2012年10月発行)
特集 扁桃とアデノイドUpdate
84巻10号(2012年9月発行)
特集② 知っておきたい眼科の知識―専門医の診方・治し方
84巻9号(2012年8月発行)
特集 HPV・EBVと頭頸部腫瘍
84巻8号(2012年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域のアンチエイジング
84巻7号(2012年6月発行)
特集 診療ガイドラインのエッセンスとその活用法
84巻6号(2012年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科手術におけるナビゲーションとモニタリング
84巻5号(2012年4月発行)
特集 最新の診療NAVI―日常診療必携
84巻4号(2012年4月発行)
特集 最新の漢方診療
84巻3号(2012年3月発行)
特集 知っておきたい精神神経科の知識―専門医の診方・治し方
84巻2号(2012年2月発行)
特集 ワクチン
84巻1号(2012年1月発行)
特集 日常診療で遭遇するトラブルへの対応
83巻13号(2011年12月発行)
特集 治りにくい症状への対応
83巻12号(2011年11月発行)
特集 知っておきたい皮膚科の知識―専門医の診方・治し方
83巻11号(2011年10月発行)
特集 こんなときどうする?―鼻科手術編
83巻10号(2011年9月発行)
特集 これを読めばPETがわかる
83巻9号(2011年8月発行)
特集 こんなときどうする?―耳科手術編
83巻8号(2011年7月発行)
特集 知っておきたい唾液腺疾患
83巻7号(2011年6月発行)
特集 こんなときどうする?―頭頸部外科編
83巻6号(2011年5月発行)
特集 最新技術―補聴器と人工中耳・人工内耳
83巻5号(2011年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科感染症の完全マスター
83巻4号(2011年4月発行)
特集 特殊疾患への対応
83巻3号(2011年3月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疼痛への対応
83巻2号(2011年2月発行)
特集 診療所における工夫―私はこうしている
83巻1号(2011年1月発行)
特集 めまい―最新のトピックス
82巻13号(2010年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科における心因性疾患とその対応
82巻12号(2010年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―書類作成と留意点
82巻11号(2010年10月発行)
特集 表在癌の新しい対応
82巻10号(2010年9月発行)
特集 好酸球関連の病変
82巻9号(2010年8月発行)
82巻8号(2010年7月発行)
82巻7号(2010年6月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域と感染症
82巻6号(2010年5月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の術後機能評価
82巻5号(2010年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の検査マニュアル―方法・結果とその解釈
82巻4号(2010年4月発行)
82巻3号(2010年3月発行)
特集 診療ガイドライン・診療の手引き概要
82巻2号(2010年2月発行)
82巻1号(2010年1月発行)
特集 急性感音難聴の取り扱い
81巻13号(2009年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―知っておきたい臨床解剖
81巻12号(2009年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来手技とインシデント・アクシデント
81巻11号(2009年10月発行)
特集 聴覚障害を生じる薬物
81巻10号(2009年9月発行)
特集 放射線治療における有害事象
81巻9号(2009年8月発行)
81巻8号(2009年7月発行)
81巻7号(2009年6月発行)
特集 最近の頭頸部癌治療
81巻6号(2009年5月発行)
特集 リスクマネジメント
81巻5号(2009年4月発行)
特集 頭頸部再建外科―日常臨床から理論まで
81巻4号(2009年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(3)
81巻3号(2009年3月発行)
特集 診療所で必要な救急処置
81巻2号(2009年2月発行)
81巻1号(2009年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(2)糖尿病合併者のステロイド療法
80巻13号(2008年12月発行)
特集 聴神経腫瘍の治療:症例呈示と治療原則
80巻12号(2008年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科とチーム医療の実践(1)小児難聴児への対応
80巻11号(2008年10月発行)
80巻10号(2008年9月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―疾患とその処方例
80巻9号(2008年8月発行)
80巻8号(2008年7月発行)
特集 嚥下障害手術のコツ
80巻7号(2008年6月発行)
80巻6号(2008年5月発行)
80巻5号(2008年4月発行)
特集 オフィスサージャリー・ショートステイサージャリー
80巻4号(2008年4月発行)
特集 女性と耳鼻咽喉科疾患
80巻3号(2008年3月発行)
80巻2号(2008年2月発行)
80巻1号(2008年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―症例報告発表・論文執筆のコツ,注意点
79巻13号(2007年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―外来処置,手術のコツ,注意点
79巻12号(2007年11月発行)
79巻11号(2007年10月発行)
特集 地域医療との共生―術後処置の依頼と紹介
79巻10号(2007年9月発行)
79巻9号(2007年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科関連の資格等の取得について
79巻8号(2007年7月発行)
79巻7号(2007年6月発行)
特集 新生児聴覚検診の役割
79巻6号(2007年5月発行)
79巻5号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科のリハビリテーション―症例を中心に
79巻4号(2007年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の真菌感染の治療
79巻3号(2007年3月発行)
79巻2号(2007年2月発行)
特集 抗菌薬のファースト・チョイス
79巻1号(2007年1月発行)
特集 頭頸部領域の温度外傷・化学的腐食の取り扱い
78巻13号(2006年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科専門研修をはじめる医師へ―手術手技とコツ
78巻12号(2006年11月発行)
78巻11号(2006年10月発行)
特集 スポーツと耳鼻咽喉科疾患
78巻10号(2006年9月発行)
78巻9号(2006年8月発行)
特集 耳鼻咽喉科疾患と高齢者(65歳以上)への対応
78巻8号(2006年7月発行)
78巻7号(2006年6月発行)
特集 知っておきたい耳鼻咽喉科疾患の病理
78巻6号(2006年5月発行)
78巻5号(2006年4月発行)
78巻4号(2006年4月発行)
特集 甲状腺疾患の診断と治療
78巻3号(2006年3月発行)
特集 突発性難聴の今
78巻2号(2006年2月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の疼痛
78巻1号(2006年1月発行)
特集 耳鼻咽喉科とウイルス
77巻13号(2005年12月発行)
77巻12号(2005年11月発行)
特集 耳管機能検査
77巻11号(2005年10月発行)
特集 副鼻腔炎
77巻10号(2005年9月発行)
特集 嗄声の診断と治療
77巻9号(2005年8月発行)
77巻8号(2005年7月発行)
特集 頸部リンパ節腫脹
77巻7号(2005年6月発行)
特集 補聴器に関する最近の変化
77巻6号(2005年5月発行)
特集 囊胞性疾患
77巻5号(2005年4月発行)
特集 聴力改善手術
77巻4号(2005年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の異物とその摘出法
77巻3号(2005年3月発行)
特集 味覚・嗅覚障害
77巻2号(2005年2月発行)
77巻1号(2005年1月発行)
特集 顔面神経麻痺
76巻13号(2004年12月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の癌化学療法レジメン
76巻12号(2004年11月発行)
76巻11号(2004年10月発行)
76巻10号(2004年9月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻9号(2004年8月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻8号(2004年7月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻7号(2004年6月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻6号(2004年5月発行)
特集 頭頸部癌の治療指針―私たちはこうしている―
76巻5号(2004年4月発行)
特集 上気道アレルギーを診る
76巻4号(2004年4月発行)
特集 画像・動画の保存とプレゼンテーション
76巻3号(2004年3月発行)
特集 好酸球性中耳炎
76巻2号(2004年2月発行)
特集 人工聴覚手術の現況
76巻1号(2004年1月発行)
75巻13号(2003年12月発行)
特集 電子カルテの現在と将来
75巻12号(2003年11月発行)
75巻11号(2003年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科におけるナビゲーション手術
75巻10号(2003年9月発行)
75巻9号(2003年8月発行)
特集 いびきの治療
75巻8号(2003年7月発行)
特集 耳鼻咽喉科領域の皮膚・粘膜疾患
75巻7号(2003年6月発行)
75巻6号(2003年5月発行)
75巻5号(2003年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の機能検査―何がどこまでわかるか―
75巻4号(2003年4月発行)
75巻3号(2003年3月発行)
75巻2号(2003年2月発行)
特集 薬物による聴覚障害
75巻1号(2003年1月発行)
74巻13号(2002年12月発行)
特集 身体障害者福祉法と耳鼻咽喉科
74巻12号(2002年11月発行)
特集 急性感音難聴
74巻11号(2002年10月発行)
特集 小児の人工内耳
74巻10号(2002年9月発行)
74巻9号(2002年8月発行)
特集 難治性副鼻腔炎の治療
74巻8号(2002年7月発行)
74巻7号(2002年6月発行)
74巻6号(2002年5月発行)
特集 私のクリニック
74巻5号(2002年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科における手術の危険度
74巻4号(2002年4月発行)
74巻3号(2002年3月発行)
74巻2号(2002年2月発行)
トピックス めまいの治療
74巻1号(2002年1月発行)
トピックス 院内感染の現況とその取り扱い
73巻13号(2001年12月発行)
73巻12号(2001年11月発行)
トピックス 心身医学と耳鼻咽喉科
73巻11号(2001年10月発行)
73巻10号(2001年9月発行)
トピックス 嚥下障害
73巻9号(2001年8月発行)
73巻8号(2001年7月発行)
73巻7号(2001年6月発行)
73巻6号(2001年5月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科と遺伝子解析
73巻5号(2001年4月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の新しい器械,器具
73巻4号(2001年4月発行)
トピックス クリニカルパスとその周辺
73巻3号(2001年3月発行)
73巻2号(2001年2月発行)
トピックス 今話題の花粉症
73巻1号(2001年1月発行)
72巻13号(2000年12月発行)
72巻12号(2000年11月発行)
トピックス 補聴器とその適合
72巻11号(2000年10月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域のレーザー治療—その適応と成績
72巻10号(2000年9月発行)
72巻9号(2000年8月発行)
72巻8号(2000年7月発行)
72巻7号(2000年6月発行)
72巻6号(2000年5月発行)
72巻5号(2000年4月発行)
特集 全身疾患と耳鼻咽喉科
72巻4号(2000年4月発行)
72巻3号(2000年3月発行)
トピックス 結核と耳鼻咽喉科
72巻2号(2000年2月発行)
72巻1号(2000年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科と奇形
71巻13号(1999年12月発行)
71巻12号(1999年11月発行)
トピックス ことばの障害と耳鼻咽喉科
71巻11号(1999年10月発行)
71巻10号(1999年9月発行)
トピックス めまい—私の考え方
71巻9号(1999年8月発行)
71巻8号(1999年7月発行)
71巻7号(1999年6月発行)
71巻6号(1999年5月発行)
71巻5号(1999年4月発行)
特集 再建外科
71巻4号(1999年4月発行)
71巻3号(1999年3月発行)
71巻2号(1999年2月発行)
71巻1号(1999年1月発行)
70巻13号(1998年12月発行)
70巻12号(1998年11月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その3)
70巻11号(1998年10月発行)
70巻10号(1998年9月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その2)
70巻9号(1998年8月発行)
70巻8号(1998年7月発行)
トピックス 頭頸部癌—私の治療方針と成績(その1)
70巻7号(1998年6月発行)
70巻6号(1998年5月発行)
トピックス ベル麻痺の診断と治療—最近の知見
70巻5号(1998年4月発行)
特集 高齢者の耳鼻咽喉科・頭頸部疾患—治療とリハビリのてびき
70巻4号(1998年4月発行)
70巻3号(1998年3月発行)
70巻2号(1998年2月発行)
70巻1号(1998年1月発行)
69巻13号(1997年12月発行)
69巻12号(1997年11月発行)
トピックス 頭頸部領域の乳頭腫—その基礎と臨床
69巻11号(1997年10月発行)
69巻10号(1997年9月発行)
トピックス 鼻アレルギーの診断と治療—最近の知見
69巻9号(1997年8月発行)
69巻8号(1997年7月発行)
69巻7号(1997年6月発行)
69巻6号(1997年5月発行)
特集 外傷と耳鼻咽喉科
69巻5号(1997年5月発行)
69巻4号(1997年4月発行)
69巻3号(1997年3月発行)
69巻2号(1997年2月発行)
トピックス 口腔疾患の診断と治療
69巻1号(1997年1月発行)
68巻13号(1996年12月発行)
68巻12号(1996年11月発行)
68巻11号(1996年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科手術マニュアル—私の方法
68巻10号(1996年10月発行)
68巻9号(1996年9月発行)
68巻8号(1996年8月発行)
トピックス 聴神経腫瘍
68巻7号(1996年7月発行)
68巻6号(1996年6月発行)
68巻5号(1996年5月発行)
68巻4号(1996年4月発行)
68巻3号(1996年3月発行)
68巻2号(1996年2月発行)
68巻1号(1996年1月発行)
67巻13号(1995年12月発行)
67巻11号(1995年11月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の画像診断
67巻12号(1995年11月発行)
67巻10号(1995年10月発行)
トピックス ウェゲナー肉芽腫症の診断と治療
67巻9号(1995年9月発行)
67巻8号(1995年8月発行)
67巻7号(1995年7月発行)
トピックス 下咽頭・頸部食道癌の治療とその成績
67巻6号(1995年6月発行)
67巻5号(1995年5月発行)
67巻4号(1995年4月発行)
67巻3号(1995年3月発行)
トピックス 日帰り手術
67巻2号(1995年2月発行)
67巻1号(1995年1月発行)
トピックス 耳鼻咽喉・頭頸部領域のスポーツ外傷
66巻13号(1994年12月発行)
66巻12号(1994年11月発行)
トピックス メディカルフォトテクニック
66巻11号(1994年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域 腫脹の診断
66巻10号(1994年10月発行)
66巻9号(1994年9月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の真菌症—診断と治療
66巻8号(1994年8月発行)
66巻7号(1994年7月発行)
66巻6号(1994年6月発行)
トピックス 耳管機能とその評価
66巻5号(1994年5月発行)
66巻4号(1994年4月発行)
66巻3号(1994年3月発行)
トピックス 頭頸部領域の悪性リンパ腫
66巻2号(1994年2月発行)
66巻1号(1994年1月発行)
65巻13号(1993年12月発行)
65巻12号(1993年11月発行)
65巻11号(1993年10月発行)
特集 耳鼻咽喉科の機能検査マニュアル
65巻10号(1993年10月発行)
65巻9号(1993年9月発行)
65巻8号(1993年8月発行)
65巻7号(1993年7月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科とリハビリテーション
65巻6号(1993年6月発行)
65巻5号(1993年5月発行)
65巻4号(1993年4月発行)
65巻3号(1993年3月発行)
トピックス 耳鼻咽喉頭頸部領域の自己免疫疾患—最近の知見
65巻2号(1993年2月発行)
65巻1号(1993年1月発行)
トピックス 環境と耳鼻咽喉科
64巻13号(1992年12月発行)
トピックス メニエール病の診断と治療
64巻12号(1992年11月発行)
64巻10号(1992年10月発行)
トピックス 内視鏡による診療・最近の進歩
64巻11号(1992年10月発行)
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 症候群事典
64巻9号(1992年9月発行)
64巻8号(1992年8月発行)
トピックス 耳小骨連鎖再建術
64巻7号(1992年7月発行)
64巻6号(1992年6月発行)
64巻5号(1992年5月発行)
トピックス 補聴器の処方
64巻4号(1992年4月発行)
トピックス 頸部腫瘤の穿刺吸引細胞診
64巻3号(1992年3月発行)
64巻2号(1992年2月発行)
64巻1号(1992年1月発行)
トピックス 副鼻腔のエアロゾル療法
63巻13号(1991年12月発行)
63巻12号(1991年11月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科領域の異物とその除去法
63巻11号(1991年11月発行)
特集 外来診療マニュアル—私はこうしている
63巻10号(1991年10月発行)
63巻9号(1991年9月発行)
63巻8号(1991年8月発行)
トピックス 舌癌の治療
63巻7号(1991年7月発行)
63巻6号(1991年6月発行)
トピックス 耳鼻咽喉科医のための甲状腺疾患
63巻5号(1991年5月発行)
63巻4号(1991年4月発行)
63巻3号(1991年3月発行)
トピックス 高齢者と耳鼻咽喉科・愁訴と対応
63巻2号(1991年2月発行)
63巻1号(1991年1月発行)
62巻13号(1990年12月発行)
トピックス 鼻茸
62巻12号(1990年11月発行)
トピックス 聴力改善手術
62巻11号(1990年10月発行)
トピックス 心因性難聴
62巻10号(1990年10月発行)
症例特集 頭頸部腫瘍
62巻9号(1990年9月発行)
トピックス 嗅覚障害
62巻8号(1990年8月発行)
トピックス 小児副鼻腔炎
62巻7号(1990年7月発行)
トピックス 顔面神経麻痺
62巻6号(1990年6月発行)
トピックス 人工中耳・人工内耳
62巻5号(1990年5月発行)
トピックス 嚥下障害
62巻4号(1990年4月発行)
トピックス ダニとアレルギー
62巻3号(1990年3月発行)
トピックス 頭頸部癌に対する制癌剤の選択
62巻2号(1990年2月発行)
トピックス 音声外科
62巻1号(1990年1月発行)
トピックス 耳音響放射